こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
2024年もたくさんの製品が登場してくれました。
なかには衝撃を受けるもの、触ってみたら意外とよかったな!というものも。
当サイトMATTU SQUAREではガジェット製品のレビューをメインに行っています。
2024年に買ってよかった!と感じたベストバイ10製品をランキング形式でご紹介します。
ベストバイガジェット2024、ベスト10!!
【第10位】Google Pixel 8a
第10位は、Google Pixel 8aです。
Pixel aシリーズは廉価版のスマホながら、特にPixel 6aからは上位版Pixelと同じGoogle Tensorチップを搭載し、コストパフォーマンスの高さで注目を浴びています。
私MATTUも毎年Pixel aシリーズを使ってきていますが、今年のPixel 8aは特に大きさとフォルムのバランスが非常によく、持ちやすいのが非常に好きです!
カメラや動作のスペック等も、非常に快適なのはいい感じ。
一方で、Pixel 8aはPixel 7aより価格も上昇し、上位機種のPixel 8やPixel 9でも2年返却では実質24円からと非常にお得に購入できることから、aシリーズのメリットが薄れてきていたのも事実。
2024/12/26からの法令改正でPixel 8aの魅力も、相対的に上がってきたのかもしれません……。
【第9位】Xperia 1 VI
Xperia 1 VIは、いままでの21:9を貫いてきたXperia 1シリーズから一変し、画面のアスペクト比が19.5:9になりました。
カメラアプリもPhoto Pro・Video Proが統合され、非常にバランスがいいのも特徴です。
バッテリー持ちがものすごくよく、画面仕様とトレードオフではありますが非常に使い勝手の良い製品に仕上がりました。
スピーカー音質もよく、音響にもこだわりのあるソニーならではの商品です。
Pro Videoモードはアップデートで提供予定となっていますが、2024年内には提供なく……。
提供開始が楽しみです!!
【第8位】AQUOS sense9
4~6万円台スマホの中では、非常に磨きがかかったのがAQUOS sense9でした。
AQUOS senseシリーズは毎年秋のリリースで、年を追うごとに完成度が上がってきているのが非常に特徴的。
AQUOS sense9は、コンパクトなボディと「こだま」デザインが非常に素敵です。持ちやすさと使いやすさのバランスが最高。
また、カメラはさらに進化し夜間でも撮影しやすく、快適な動作感とPayトリガーなどの独自機能も両立。
AQUOS sense9だけでなく、2024年のAQUOSスマートフォンではAQUOS R9 pro・AQUOS R9・AQUOS wish4のすべてに「迷惑電話対策機能」が搭載されています。
シニアの方がAQUOSスマートフォンを買いやすくなり、予算とほしいカメラ等のスペックに合わせて選べます。
個人的には、以前お借りしてレビューしたAQUOS R9もかなり完成度高い印象です。
(AQUOS sense9のレビューは間に合っていないため、近日公開します)
【第7位】Google Pixel 9 Pro
フラッグシップスマホは6.7インチ以上のサイズであることが多く、それより小さいスマホには同じグレードのカメラが搭載されないことが多いです。
Google Pixel 9 Proは、大画面のPixel 9 Pro XLとまったく同じカメラを搭載しています。
スペック上もほぼ同じで、画面サイズが異なるぐらいです。
大きいスマホと小さいスマホでスペック等も差別化したほうがいいという意見もあるとは思いますが、個人的にはフラッグシップと同じスペックをコンパクトに持ち運べるのは非常にうれしいです。
(今までは、iPhone 14 Pro⇔iPhone 14 Pro Maxのような一部のiPhoneしかありませんでした)
オンデバイスAI時代の王者としてのPixelですから、AI機能も充実。
カメラもかなり手振れ性能もよく、撮れ味も良好です。
コンパクトPixel Proが登場してくれたのは、非常にうれしいです!
【第6位】ELECOM IST トラックボールマウス ベアリングモデル
2023年秋に発表されたものの発売が延期され、2024年3月発売。
私も発売日に購入し、レビューしています。
トラックボールはLogicool MX ERGOなどを合計13年以上使い続けていて、特に親指トラックボールをメイン利用しています。
今回のELECOM IST トラックボール ベアリングモデルは、ボールをベアリングで受けており、非常に滑りがいいのが特徴的。
PCのモニターはウルトラワイドモニターを使っているので、画面の端から端までを瞬時にワープできます。
また、親指トラックボールなので、精密な動作でも使いやすいのです。
個人的には、中指のホイールを横スライド出来たら…と思うので、できればベアリングモデルの上位版機種が欲しいところ。
オフィス・自宅の両方にベアリングモデルを配備し、2台体制で使っております。
【第5位】Surface Pro (第11世代)
2024年はいよいよ「オンデバイスAI」(クラウド等のネット接続を必要とせずデバイス内で完結するAI)がスマホ・PCと続々発売されています。
PCも、昨年まではマンネリっぽい雰囲気もありましたが、AIをトリガーに性能競争が加速したのが2024年の特徴です。
Snapdragon X Eliteは、2023年10月のSnapdragon Summitで発表されたオンデバイスAIの先駆けとなるチップです。
Microsoftでも、Surface Pro(第11世代)とSurface Laptop(第7世代)がリリースされ、Snapdragon Xシリーズのチップで独占されました。
私もSurface Pro (第11世代)を購入して、半年程度使っています。
軽くて薄く、持ち運びも快適ですし、動作も立ち上がりから快適でもっさりを感じたことはありません。
他社デバイスは案外スリープからの復帰などでもっさりすることも多いですが、それがないのは特徴的です。
また、長期レビューのほうでもInsider Previewでの新機能をご紹介していますが、リコール機能やClick To Doなど、使いやすい機能をたくさん搭載されているのがいいですね。
AI機能の動作も非常に長けていて、2025年以降ではAI機能も続々とリリースされるでしょうから、かなり楽しみに感じています。
【第4位】Galaxy S24 Ultra
第4位は、Galaxy S24 Ultraです。
今年2024年は「オンデバイスAI」元年だと思いますが、その皮切りになったのがGalaxy S24 Ultraです。
私も、Galaxy S24シリーズの発表会は非常にワクワクしながら視聴していました。
さらにGalaxy Z Fold6・Flip6でグレードアップしましたが、Galaxy AIや囲って検索などの対応は、各社のオンデバイスAI対応の先陣を切っていたように感じます。
個人的にGalaxy S24 Ultraを手放せないのは、望遠ズームでの動画の手振れ補正が最強です。
Galaxy S23 Ultraの10倍から5倍に変更になりましたが、5倍~9倍の領域もよく撮影するため個人的には改善に感じます。
そして、高倍率でもものすごく手振れ補正が快適で、まったくぶれを感じないのはやはり使い勝手が良すぎます。
望遠手振れも考慮して動画を撮りたいなら、Galaxy S24 Ultraが最強でしょう。
【第3位】Galaxy Z Fold6
第3位は、Galaxy Z Fold6です。
Galaxy Z Fold6は、Sペンを使うかどうかで評価が大きく変わるスマホだと思います。
Sペンを使わない人であれば、あまりFold5から進化も感じにくかったのかもしれません。
私はSペンを多用する「ペンガジェッター」なので、Galaxy S24 Ultra発売時よりもさらにSamsung Notes(メモアプリ)などでノートアシストAI機能が向上し、ボイスレコーダーでのAI機能をSamsung Notesでも使えるようになったのがすごくよかったです。
Sペンケースも、Galaxy Z Fold6ではペン収納部周りに出っ張りができ(それ以外の部分は薄くなったので)、抜群に持ちやすいです。
Galaxy Z Fold6のフォルダブルの特性である、メインカメラで自撮りできる、大画面で3分割・ポップアップ表示でも操作しやすいというのも非常に便利な点です。
Samsung Notesでメモを取りながら、通知のきた内容を2分割やポップアップでアプリ起動し確認する、ということもしやすいです。
韓国・中国で発売されたGalaxy Z Fold Special Editionはさらに薄くなったのがいいのですが、Sペン非対応なのがもったいないんですよね。
来年のGalaxy Z Fold7では、ぜひ薄型でSペン対応・カメラもS25 Ultraと同等ぐらいのを搭載してくれればうれしいなぁと思います。
【第2位】Xiaomi 14 Ultra
今年日本国内で最もインパクトを残したのは、やはりXiaomi 14 Ultraでしょう。
Leicaと共同開発した、「スマホカメラを再発明した」といえるスマホです。
「スマホで撮る」を変えたスマホだと思います。
Xiaomi 14 Ultraをいつも首からぶら下げて使っていますが、「カメラじゃないの?スマホなの?」といわれることも多いです。
個人的にも、購入後半年間ぐらいずっと使っていますが、撮っていて非常に楽しいです。
3.2倍の望遠レンズが非常に美しく、人物撮影でも非常に素敵なポートレートを撮れます。
使っていて気になるのは、電池持ちと望遠撮影での手振れ補正です。
この二つが改善すると、無敵になりそうな気さえします。
Xiaomi 15 Ultraがさらに楽しみですね!
【第1位】ASUS Zenbook DUO UX8406MA
2024年のベストバイ第1位は、「ASUS Zenbook DUO UX8406MA」です!
ASUS Zenbook DUO UX8406MAの最大の特徴は、2画面を実用的に使えること。
2画面を折りたたんで持ち運べますし、キーボードはワイヤレスでも使えます。
2画面搭載といっても、2画面は主従なく対等・同じ画面なため、使いやすいのが特徴的。
そして、2画面としては軽くて持ち運びも便利。
コンパクトに持ち運べる2画面PC、という意味で、非常に使い勝手がよく実用的で、非常にいいPCに仕上がっています。
1年間、ずっと外出用メインに使ってきていましたが、便利に使ってこれました。
このまま2画面が隆盛するか?といわれると脳裏をかすめるのが「XREAL One」の存在です。
ARグラスでウルトラワイドモニターを目の前に出現できるため、必ずしも2画面が必要にならなくなるのかもな…とも思ったりもします。
その意味でも、絶妙なタイミングで2画面PCを出してくれたASUSの力強さはすごいなと思います。
2024年、「AI」だけでない面白さにたくさん出会えました
2024年は、年初から特に「オンデバイスAI」が使えるスマホ・PCが多く出ると楽しみにしてきました。
もちろん、Galaxy AIを搭載したGalaxy S24 Ultraを皮切りに、Surface Pro (第11世代)やXiaomi 14 Ultra、Galaxy Z Fold6、Google Pixel 9 Proなど様々なスマホ・PCと出会えたのは非常にうれしいです。
今までも画像処理など限られたタイミングでAIの恩恵を受けることはありましたが、今年はやはり格段にユーザーが使えるAIの幅が広がったのは非常によかったです。
また、商品提供いただいたのでランキングには載せられませんでしたがPLAUD NOTEのボイスレコーダーでは、Chat GPTを使った文字起こし・要約もできるのも非常に便利。
AI時代を強く感じました。
一方、2画面PCのASUS Zenbook DUO UX8406MAや、2025年1月発売予定のXREAL One(2024年12月発表)など、AI以外での新製品も非常に印象深いものが多いです。
2025年は、AIは不可欠であるものの、AIを超えた新たなガジェットに出会えるのではないかと非常に期待しています。
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