こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Google Pixel 8aは2024年5月から発売を開始している、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンです!
価格高めの高性能モデルPixel 8 Pro・Pixel 8と同じ、AIが強化された第3世代のGoogle Tensor G3を搭載!
6~7万円台の価格帯とは思えないパフォーマンスの良さと、通常では10万以上の高価格帯スマホでしか使えないAI機能を存分に使えます。
持ち心地もよく、機能・動作なども非常に快適!
OSアップデートやセキュリティアップデートも2031年まで、7年間保証してくれるので、長期間使うことができます。
昨年モデルのGoogle Pixel 7aも併売されていますが、Pixel 8aとPixel 7aはどんな違いがあるでしょうか?
実際にGoogle Pixel 8aを使って感じたメリットとデメリットを、Pixel 7aと比べて比較してみます。
Google Pixel 7a のコンパクトさ、高性能ぶりがめちゃくちゃいい
Google Pixel 8aを実際に使ってみて感じたポイントをご紹介しましょう。
円安だけど、抑えられた価格は非常に高ポイント!それでいて高性能
Pixel aシリーズは歴代、価格を抑えた5~6万円台の価格で発売されています。
Pixel 8aは、Google Storeの価格では72,600円と円安の影響もあり若干上がっていますが、海外の価格と比べると戦略的に価格を抑えている印象を受けます。
また、auではMNP・新規・機種変更とも5~6万円台で、ドコモやソフトバンクではMNPで5万円台と非常にお手頃に購入できます。
項目 【5/29現在】 | NTTドコモ | au | ソフトバンク | Googleストア |
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MNP | 52,030円 (▲32,450) (2年後返却時 実質7,414円) | 58,000円 (▲22,000) (2年後返却時 実質47円) | 55,776円 (▲21,984) (2年後返却時 実質24円) | 72,600円 |
新規 | 84,480円 (2年後返却時 実質39,864円) | 69,000円 (▲11,000) (2年後返却時 実質11,047円) | 77,760円 (2年後返却時 実質22,008円) 22歳以下: ▲21,984円割引 | |
機種変更 | 84,480円 (2年後返却時 実質39,864円) | 63,500円 (▲16,500※) (2年後返却時 実質5,547円) | 77,560円 (2年後返却時 実質22,008円) | |
キャンペーン | 7,000円分 ポイント還元 (6/24購入まで限定) | ※機種変更の割引 16,500円に増額 (6/30まで限定) | 事前抽選で 5,000円~15,000円 PayPayポイント 必ずもらえる ※5/10価格改訂 | |
購入先 | ドコモオンラインショップ ahamo公式サイト | au Online Shop | ソフトバンク公式 スマホ乗り換え.com | Googleストア |
ワイモバイルでは、執筆日現在でMNP一括2万円台でPixel 7aが発売されています。
より「安く」を追い求めるのであれば、Pixel 7aを検討するのもありです。
また、2年後返却を前提とするなら、au・ソフトバンクではPixel 8とPixel 8aの実質負担額が同額です。
カメラなどグレードも高いPixel 8のほうがいいかもしれません。
買って長く使いたい、機種変更が面倒、といった方が一括で購入し長く使う、という前提で考えるなら、Pixel 8aが非常におススメです。
個人的にはPixel 7aよりPixel 8aをおすすめしたい、そのポイントをこれからご紹介します。
Pixel 8aの持ちやすさ、倍増!コンパクトモデル、非常に便利
Pixel 8aは6.1インチの画面を持つコンパクトなスマートフォンです。
Pixel 7aとくらべ、Pixel 8aは角の丸みが大きくなっています。
手のひらへのなじみが大きくなり、非常に持ち心地はいいです。
また、Pixel 8aの重さは188g。Pixel 7aの193gに比べ、5g程度軽いです。
微々たる差にも感じますが、持ち心地と合わせると快適ですね!
Pixel 8aはコストダウンが図られている分、見た目ではディスプレイのベゼルが若干太く感じますが、そこまで気になる感じもしません。
特にダークモードに設定して使っていれば、多くのシーンではあまり気にすることなく快適に使えます。
一方、画像や動画の場合はベゼルの太さを感じますが、これぐらいの太さであれば気にすることはない程度な気がします。
気になる場合は、よりベゼルの狭いPixel 8がおススメです。
側面は、フロストっぽい加工がされているのが特徴的。
Pixel 7a・Pixel 6aは背面がつるつるで、初めてマットな加工が施されています。
Pixel 8aを持ってみても、非常にいい大きさ。
やっぱり6インチ程度の大きさが、最も持ちやすいんですよね。
Pixel 8aはGoogle Tensor G3搭載!AI機能が光る!
Pixel 8aといえばAI機能ではないでしょうか。
Google Pixel 8aには、Google Tensor G3が搭載され、AI機能が光ります。
Pixel 6aより搭載されている、ボイスレコーダーの文字起こし機能、動画・音声を認識して自動字幕おこし・翻訳機能は非常に便利。
特に、自動字幕起こし自体は他社スマホでも乗り始めていますが、自動字幕起こしを日本語に翻訳してくれる機能は、執筆時点ではPixelシリーズのみの対応となっています。
Pixel 8aも、ボイスレコーダーアプリではオフラインでもリアルタイムで文字起こしができます。
他社でも音声文字変換できるスマホは出てきていますが、Pixelシリーズは圧倒的に精度がよいです。しかもリアルタイムで録音しながら文字起こしができるのは、非常にすごい。
▼Galaxy S24シリーズとは、「仕事で活かせる?Galaxy S24 Ultraの音声文字起こし・翻訳・要約「レコーディングアシスト」!Pixelと比べると?機能・精度を比較!」で比較しています。
Pixel 8aでは、ベストテイク・音声消しゴムマジックといった画像・動画編集系のAIがさらに強化されています。
また、かこって検索では、簡単にまるで囲って画像検索も可能。めちゃくちゃ重宝します。
他社の6~7万円台のスマートフォンでは、ここまでのAI機能は搭載されていません。
特に文字起こし・音声認識の精度が非常に高く、めちゃくちゃ使えます!
このAIの高機能をPixel 8aの価格でできるのは、すごいことです。
▼Pixel 8aのGoogle AI機能を、動画で詳しく解説しています
ベンチマークスコアは確実に上がっているものの…動作の体感はPixel 7aに結構近いかも
Google Pixel 8aのSoCとしてはGoogle Tensor G3が搭載されており、Pixel 7aより1世代新しくなっています。
ベンチマークスコアの結果としては、AnTuTu v10.2.5にて総合スコアが933328。
CPU・GPUを中心に、Pixel 7aよりスコアが上がっていることがわかります。
実際にゲームなどをしてみたのですが、快適にゲームできる一方、若干もたつく場面がみられるのはPixel 8aも変わらずでした。
ゲームの場合は、アプリによっても変わりますが相性があるようですので、ご注意ください。
▼ゲームをしている様子を、動画にて詳しく解説しています
SNSやブラウザでのインターネットなど、普段使いでは非常に快適に使えます。
動作の面でストレスに感じることは、何もありませんでした。
Pixel 8aとPixel 7aで比較すると、動作の体感としてはそこまで変わらない印象を受けます。
ディスプレイは明るく見やすい!スピーカーも重低音アップ!
Google Pixel 8aのディスプレイは、6.1インチのActuaディスプレイを搭載しています。
ピーク輝度2000ニト、最大輝度はHDR時1400ニトと、Pixel 8と同等の輝度を誇っています。
実際に外で比較してみても、Pixel 7aよりはちょっと明るい印象を受けます。
過度に違いがあるというわけでもないですが、いろいろ撮影してみても見にくい印象はあまりありませんでした。
スピーカーは、ステレオスピーカーが搭載されています。
6~7万円台のスマホとしては最も音質が良い印象です。
Pixel 7aも音質はよかったですが、さらに重低音のパワーが上がり、迫力のある音を楽しむことができます。
▼動画にて、スピーカー比較をしています
Pixel 8aは、ベースのバッテリー持ちも、少し向上?
Pixel 8aのバッテリーは、標準で4,492mAhを搭載しています。
また、18Wの急速充電にも対応しています。低速ながら、ワイヤレス充電にも対応しているのは地味に便利です。
Pixel 8aとPixel 7aを同じように、少し放置多めでたまにカメラやSNS・ブラウザを使うような運用で、100%から使ってみました。
Pixel 8aは100%から5日程度かけて40%まで減りました。
Pixel 7aの場合は、100%から3日間で25%まで減っています。
電池持ちを見比べると、カメラやGoogleフォト、XなどのSNSの利用によるバッテリーの減少量はそんなに変わらないように見えます。
システムなどベース・アイドル状態の電池持ちが改善されているような感じがします。
なお、今回はSIMを挿さず、両方Wi-Fiでの運用で、ディスプレイは60Hz駆動にてテストしています。
Pixel 8aは最大120Hz駆動が可能ですが、120Hz駆動やゲーム利用時など、利用シーンによってバッテリー持ちは変化することをご了承ください。
生体認証がパワーアップ!決済アプリでも顔認証が使えるように
Pixel 8aでは、生体認証に画面内指紋認証・顔認証がどちらも搭載されています。
これ自体は、Pixel 7aと同様です。
今回のPixel 8aでは、アプリ内での本人確認に「顔認証」も使うことができます。
設定アプリの「アプリ内での本人確認に使う」の項目には、Pixel 7aでは「指紋認証を使用する」のみが記載されています。
Pixel 8aでは「顔認証または指紋認証を使用する」と、顔認証も使えることがわかります。
実際に、クレジットカードのアプリで試してみると、Pixel 8aでは起動すると顔認証が自動的に走り、顔認証できなかった場合のみ指紋認証を求められます。
Pixel 7aでは指紋認証のみで、指紋認証は手の状況やフィルムとの相性で通らないこともあるので、顔認証も使えるのは非常に便利です。
Pixel 8aは、2031年まで7年間アップデート保証!長く使える!
Google Pixel 8aは、OSアップデート・セキュリティアップデートともに、2031年まで7年間保証されています。
Pixel 7aでは、OSアップデートは2026年までの3年間、セキュリティアップデートは2028年までの5年間保証されています。
Pixel 8aは、より長期間安心して使えます。
機種変更って、LINEやモバイルSuicaなど使っていると意外と手がかかるので、長期間使える仕組みがあるのは非常にうれしいことです。
懸念点があるとすれば、日本国内ではストレージが128GBの一択となっている点でしょう。
microSDカードが挿せないので、写真や動画をそこそこ撮る人は、2~3年程度でいっぱいになる可能性があります。
妻はPixel 6aを2年間使っていますが、128GBのストレージは残り10GB程度と、気づけばたくさん使っていました。
Googleフォトなどのクラウドストレージや、USBメモリを使って1~2年ごとに定期的にバックアップすれば問題はないとは思います。
データがいっぱいになる前に、バックアップを取るようにしておきましょう。
Google Pixel 8aのカメラ、Pixel 7aから進化している?
Google Pixel 8aのカメラは、Pixel 7aから進化しているでしょうか。
実際に作例を比較してみます。
Google Pixel 8aのカメラ構成
Google Pixel 8aのカメラ構成は、広角64MP、超広角13MPの2眼構成、フロントカメラは13MPです。
これ自体は、昨年のPixel 7aと全く同じです。
また、望遠レンズは搭載されていませんが、最大8倍の超解像ズームに対応しています。
作例【昼間の風景】
Google Pixel 8aのカメラ作例を、Pixel 7aと比較してみます。
画角の細かい違いによる色味の差はあり得ますが、ほとんど同じ写りです。
超解像ズームの違いは?
別シーンですが、超解像ズーム8倍を試しています。
8倍の超解像ズームではAIを駆使していますが、粗さはあるもののPixel 8aのほうがくっきりした印象があります。
SEIKOロゴのバックにある模様など見くらべると、Pixel 8aのほうがより細かく映っているように感じます。
望遠をたくさん撮る場合には、望遠レンズが搭載されているスマートフォンを選んだほうが満足度は高くなるとは思います。
たまに撮る程度で、スマホへのコストを抑えつつきれいに撮りたい場合には、Google Pixel 8aがぴったりかもしれません。
花の作例
シーンによって若干色味に差が出る場合はありますが、全体的な映りは代替同等です。
夜景の作例
夜景でも、赤レンガ倉庫のシーンでは若干赤色に差があったりはします。
ちなみに、日が沈む夕景のシーンでのPixel 8aは、以下のような感じです。
人物の作例
一応、人物の作例もご紹介します。
食事の作例は、青みが抑えられて改善!?
歴代のPixelは、食事のシーンで青っぽさが載っている傾向がありました。
Pixel 8aは少し抑えられていそうな感じもします。
上の作例、微妙な画角の違いで明るさの差もあるかもしれませんが、ニュアンスが少し違いますね。
ブロッコリーの色味も、Pixel 8aのほうが気持ち赤めの方向になっている気がします。Pixel 8aのほうがそそられます。
食事シーンは、Pixel 8aのほうが改善している印象がありますね。
また、望遠を使うシーンではPixel 8aのほうが超解像ズームはより精度が上がっている印象。
それ以外のシーンでは、多少の色味の差はあっても、あまり差がないと言っていいかもしれません。
6~7万円台のスマートフォンとして、非常にコストパフォーマンスが高い印象があります。
Google Pixel 8aを使って感じた、Pixel 7aとの違い・メリット・デメリット
Google Pixel 8aを2週間程度使って感じた、Pixel 7aとの違いをまとめると以下の通りです。
Pixel 8aは、順当に進化している印象を受けます。
持ちやすさも向上し、電池持ち・ディスプレイの明るさ・生体認証やAI機能の進化など、様々な点で進化を感じます。
カメラはハードとしてはPixel 7aと同等ですが、撮ってみると食事シーンや超解像ズームで若干の改善も見られます。
価格としては、当然Pixel 7aのほうが買いやすい価格となっていますが……。
Pixel 8aはそこそこ進化していること、またOS・機能追加アップデート保証も7年間の保証があることから、長く使いたい方はPixel 8aのほうが総合的には満足できそう。
長く使うことと、コストパフォーマンスを両立するなら、Pixel 8aがおススメ。
上位機種のPixel 8と比べると、定価や割引後の価格ですとPixel 8aのほうが2~4万円程度安いです。
ただし、2年後に返却して買い替えたい、という方にとってみれば、2年後返却時の実質価格はPixel 8aとPixel 8で同等です。
2年後の返却前提であれば、とくにau・ソフトバンクのユーザーの方は、Pixel 8のほうがいいかもしれません。
買い切って長く使うならPixel 8a、2年後返却ならPixel 8。
ぜひ、賢く選んでみてくださいね!!
項目 【5/29現在】 | NTTドコモ | au | ソフトバンク | Googleストア |
---|---|---|---|---|
MNP | 52,030円 (▲32,450) (2年後返却時 実質7,414円) | 58,000円 (▲22,000) (2年後返却時 実質47円) | 55,776円 (▲21,984) (2年後返却時 実質24円) | 72,600円 |
新規 | 84,480円 (2年後返却時 実質39,864円) | 69,000円 (▲11,000) (2年後返却時 実質11,047円) | 77,760円 (2年後返却時 実質22,008円) 22歳以下: ▲21,984円割引 | |
機種変更 | 84,480円 (2年後返却時 実質39,864円) | 63,500円 (▲16,500※) (2年後返却時 実質5,547円) | 77,560円 (2年後返却時 実質22,008円) | |
キャンペーン | 7,000円分 ポイント還元 (6/24購入まで限定) | ※機種変更の割引 16,500円に増額 (6/30まで限定) | 事前抽選で 5,000円~15,000円 PayPayポイント 必ずもらえる ※5/10価格改訂 | |
購入先 | ドコモオンラインショップ ahamo公式サイト | au Online Shop | ソフトバンク公式 スマホ乗り換え.com | Googleストア |
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