こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ついに、Galaxy Z Fold7・Galaxy Z Flip7が発表されました! 国内では7/17予約開始、8/1発売となります!
Galaxy Z Fold7の進化は、なんといっても「薄い!」!
Galaxy S25 Ultraをぶった切ったかのような薄さは、閉じた状態で8.9mm、開いた状態で4.2mmと驚くほどの薄さを実現しています。
画面も大きく、より使いやすくなっていますが、215gとフォルダブルにしてはめちゃくちゃ軽く、驚きを隠せません。
カメラは広角や超広角も進化、メイン画面のインカメラも映りがものすごく良くなっています。
Galaxy Z Flip7は、カバー画面が大型化しました!
すっぽりとメインカメラを埋め込んだカメラは、カメラアプリでは使うレンズにエフェクトがかかり、自撮りの際もどっちのカメラを見ればいいかすぐわかるようになりました。
One UI 8によってAIも強化。
Geminiとの連携も強化され、複数のSamsung製アプリと連携できるようになるなど、非常に使いやすくなります。
Flipでもカバー画面でGeminiが使えるようになりました。
今回は、発表に先駆けて先行で、国内発表された機種の内覧会に行ってきましたので、Galaxy Unpackedで国内登場するスマホ・ウォッチたちを一挙紹介していきます!
Galaxy Z Fold7・Galaxy Z Flip7の国内発売情報まとめ
Galaxy Z Fold7・Galaxy Z Flip7は、日本国内ではSIMフリーモデル(直販・オープンマーケットモデル)が7月17日予約開始、8月1日発売となります。
また、今回のGalaxy Z Fold7・Galaxy Z Flip7より、SIMフリーモデルはSamsungオンラインショップだけでなく、Amazon・ビックカメラ・ヨドバシカメラでも同時の取り扱いとなります。
Amazon等でも、7月17日予約開始、8月1日発売です。
モデル | 容量 | SIMフリーモデル | NTTドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|---|---|
Galaxy Z Fold7 | 12GB-256GB | 265,750円 | 未発表 | 未発表 | 未発表 |
12GB-512GB | 283,750円 | ||||
16GB-1TB | 329,320円 | ||||
Galaxy Z Flip7 | 12GB-256GB | 164,800円 | |||
12GB-512GB | 182,900円 | ||||
購入サイト | Amazon ビックカメラ Samsung | ドコモ | au | ソフトバンク |
※キャリアモデルは現状発表がないため、直近のGalaxy S25シリーズでも採用されたキャリアを表に入れています。
予約購入キャンペーンとしては、Galaxy Z Fold7を購入する方はGalaxy Buds3を、Galaxy Z Flip7の方はモバイルバッテリーがプレゼントされます。

Samsungオンラインショップでは、同時購入割引キャンペーンとしてアクセサリーやGalaxy Watchの同時購入で、割引を受けられます。

Galaxy Z Fold7、驚異の薄さと軽さに驚き!
Galaxy Z Fold7から早速見ていきましょう。
▼動画でもまとめています。
開いて4.2mm!Galaxy Z Fold7の驚異の薄さ
まずは、なんといってもこの薄さ!

Galaxy Z Fold7を持ってみると……「薄すぎる…!」
開いた状態では、厚さ4.2mm!

閉じても8.9mmと、先代Galaxy Z Fold6の12.1mmより3.2mm、26%も薄くなっています。

Galaxy S25 Ultraも厚さ8.2mmですが、見た目で言うと閉じた状態のGalaxy Z Fold7はほぼ同等に見えます。
Galaxy Z Fold7は、Galaxy S25 Ultraを薄くぶった切ったような驚異的な薄さをしています。

ヒンジの構造も変化していてArmor FlexHingeを採用し、少し柔らかくなっています。薄すぎて少し開けにくく感じるかもしれません。(ケースつけるとちょうどいいような感じもします)

USB-Cの部分を見ると、本当に薄さの極限な感じがすごいです。
軽さは215g。
Galaxy S25 Ultraの218gとほぼ同等で、薄さも相まってあまり重さを感じません。
Fold6はどうしても厚さがあるおかげで重く感じたのもあり、Galaxy Z Fold7でより普段使いしやすくなっている印象です。
Galaxy Z Fold7のカラー

Galaxy Z Fold7のカラーは、Blue Shadow・Silver Shadow・Jet Blackと、Samsungオンラインショップ限定のMintの合計4色です。
Blue Shadowは、Galaxy Note9の時のブルーを思わせる、鮮やかさと重厚さの間にいるようなカラーです。

シルバーやブラックは、いつものGalaxyの王道という感じ。
ヒンジの部分とか見ても、めちゃくちゃ薄いですよね。やはりすごい。

MintはSamsungオンラインショップ限定で、展示はありませんでした。
Galaxy Z Fold7は画面も大きく、使いやすく進化!
続いては、Galaxy Z Fold7の画面の大きさも確認してみましょう。
カバー画面

Galaxy Z Fold7のカバー画面は6.5インチと、結構大型化されています。
横幅72.8mmとちょうどいい横幅で、持ちやすく普通のスマホのように操作しやすいです。

横に広すぎないので、個人的にはS25 Ultraよりも使いやすそうな気がしました。
メイン画面

開くと8インチ、薄いボディなのにさらに大きくなったので、非常にびっくりします。
折り目の目立ち具合は、同等な印象です。
ベゼルに関しては、メイン画面・カバー画面とも、Galaxy Z Fold6と同等の幅に感じます。
なお、画面埋込のカメラはパンチホールに変わっています。
カメラも大きく進化!光学2億画素搭載、メイン画面側もパンチホールで画質大幅向上!

カメラも大きく進化しています。
Galaxy S25 Ultraと閉じた状態の厚さはほぼ同等を維持していますが、カメラのでっぱりだけはGalaxy S25 Edgeのように結構出っ張っています。

メインカメラは広角に2億画素。超広角もマクロ撮影に対応しています。
パッと使った感じの一番の進化は、メイン画面のフロントカメラ、パンチホールディスプレイです。
映りが大幅改善し、非常に便利に使えます。

個人的にはメイン画面のUDCの画質の低さがかなり気になっていて、それならパンチホールにしてくれた方がいいと思っていたので、非常にありがたいです。

また、ナイトグラフィーは次世代のProVisual Engineを搭載し、より明るくきれいに撮れます。
Galaxy Z Fold7では、Sペン非対応…Samsung Notesはさらに進化!
一つ残念なのが、Galaxy Z Fold7では、Sペンは非対応となりました。

薄さ・軽さ・耐久性を優先した結果、と国内発表会では説明されています。
Fold用のSペンを画面に当ててみても使えませんでした。
ただし、Samsung NotesのUIはそのままで、ペンに最適化したレイアウトとなっています。

基本的には指だったり、一般的なタッチペンで操作する形になります。
Samsung Notes自体は前作までの機能に加え、録音した音声をワンタップでノイズカットできるようになります。

Galaxy S25 Ultra発売時に「オーディオ消しゴム」としてAI編集ができていましたが、編集画面に行かなくてもワンタップでノイズを消せるようになりました。
この機能は、ボイスレコーダーと、通話録音の機能でも利用できます。
また、AI系機能を使う際に、生成内容を表示する窓は、ポップアップ表示や、上下分割・左右分割などレイアウト変更が自由になりました。
One UI 8の搭載により、よりフォルダブルに最適化され使いやすくなっています。

Galaxy Z Fold7で使えるGalaxy AIもさらに進化!
Galaxy Z Fold7では、Gemini Liveでの会話しながらの活用もさらに進みます。

例えば、英語リリースのページを開いていて、「翻訳してSamsung Notesに保存して」などもできます。
2つのアプリを分割表示して「運動データを見比べて、最適な靴を選んで?」みたいなこともできると言います。
(Geminiは分割画面のコンテンツを読み込めます)

Galaxy AIでは、生成AI編集では、大画面を活かしてリアルタイムで並列表示ができるようになりました。他社スマホより、影だったり、大きな対象物でも消せるため、自然な仕上がりになり意外と重宝します。
ゲームプレイ中のかこって検索にも対応します。
Galaxy AIは、2025年12月以降も引き続き無料で使うことが可能です(Geminiを除く)。
Galaxy Z Fold7のスペックまとめ
項目 | Galaxy Z Fold7 | Galaxy Z Fold6 | Galaxy Z Fold5 |
大きさ | 開 143.2×158.4×4.2mm 閉 72.8×158.4×8.9mm 215g | 開 132.6×153.5×5.6mm 閉 68.1×153.5×12.1mm 239g | 開 129.9×154.9×6.1mm 閉 67.1×154.9×13.4mm 254g |
メインディスプレイ | 8インチ 2600ニト 1~120Hz | 7.6インチ 7:6 2600ニト 1~120Hz | 7.6インチ 6:5 |
サブディスプレイ (カバーディスプレイ) | 6.5インチ 2600ニト 1~120Hz | 6.2インチ 22:9 2600ニト 1~120Hz | 6.2インチ 23:9 |
CPU | Snapdragon 8 Elite for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy |
メインカメラ | 200MP(広角) +12MP(超広角) +10MP(3倍望遠) | 50MP(広角) +12MP(超広角) +10MP(3倍望遠) | 50MP(広角) +12MP(超広角) +10MP(3倍望遠) |
フロントカメラ | 10MP(メイン画面) ⇒パンチホール 10MP(カバー画面) ⇒パンチホール | 4MP(メイン画面) ⇒画面埋込 10MP(カバー画面) ⇒パンチホール | 4MP(メイン画面) ⇒画面埋込 10MP(カバー画面) ⇒パンチホール |
バッテリー | 4,400mAh 超急速充電25W対応 15W急速ワイヤレス充電(Qi2) | 4,400mAh 超急速充電25W対応 ワイヤレス充電 | 4,400mAh 超急速充電25W対応 ワイヤレス充電 |
メモリ(RAM) | 12GB/16GB | 12GB | 12GB |
ストレージ(ROM) | 256GB/512GB/1TB | 256GB/512GB/1TB | 256GB/512GB/1TB |
防水防塵 | IP48 | IP48 | IPX8 |
おサイフケータイ | 国内版のみ対応 | 国内版のみ対応 | 国内版のみ対応 |
Sペン | × | 対応(別売り) | 対応(別売) |
SoCにはSnapdragon 8 Elite for Galaxyが採用されています。
また、メモリ・ストレージ構成としては、1TBのモデルではメモリ16GBが搭載されています。
もちろん、おサイフケータイ(FeliCa)には対応します。
薄いフォルダブルスマホは中華メーカーでも発売がありますが、ちゃんと国内向けのローカライズもあり、さらに世界に遅れることなく同時にリリースできるのは、Galaxy Z Fold7の強みでもありますね。
Galaxy Z Flip7もカバー画面が大型化!自撮りでも使いやすい!
GalaxyZ Flip7も、今回リニュアルでカバー画面が大型化しました!
Galaxy Z Flip7のカバー画面が4.1インチに大型化!
Galaxy Z Flip7のカバー画面は、Flip5・Flip6と「フォルダー形状」だったのが一変し、カメラも飲み込む大型ディスプレイに変わりました。

意外と使いやすそうで、カメラ使用時にはカメラの周りをどちらのレンズで使っているか囲ってくれるエフェクトも施されます。

今のところ切り替えタイミングだけエフェクトが表示されていて、ずっと光っていてくれてもいいんじゃないかとも思ったりするのですが、特に自撮りの時には「どこを見ればいいの?」といわれることも多いのでかなりいい進化だと思います。

ホーム画面では、Flipsuit Caseはピンボールもできて背面カードも光る仕様で、なかなか面白いです。
Now Bar・Now Briefもカバー画面に表示してくれます。なかなか便利。
メイン画面も、6.9インチに大型化!

メイン画面も、今までの6.7インチから6.9インチに大型化しました。
Flipはメイン画面も細長いですが、6.9インチあればかなり満足できそうです。
端末サイズ自体も75.2×166.7×6.5mmに大きくなり、Flip7も6.5mmと0.4mm薄くなりました。
大型化していますが、重さは188gと1gしか重くなっていません。
Galaxy Z Flip 7のカラーラインナップ

Galaxy Z Flip7のカラーは、ブルーシャドウ・ジェットブラック・コーラルレッドと、サムスンオンラインショップ限定のミントです。
コーラルレッドはかなりビビットでマゼンタのようなカラーでもあり、なかなか印象のいい明るいカラーに仕上がっています。

ミントはGalaxy Z Fold7でもラインナップされていますが、このようなカラーです。Flipではたびたびラインナップに入っている、薄い青緑なカラーとなっています。

Galaxy Z Flip7のスペック
項目 | Galaxy Z Flip7 | Galaxy Z Flip6 | Galaxy Z Flip5 |
大きさ | 166.7×75.2×6.5mm (折りたたみ時13.7mm) 188g | 165×71.9×6.9mm (折りたたみ時14.9mm) 187g | 165×71.9×6.9mm (折りたたみ時15.1mm) 187g |
メイン画面 | 6.9インチ 120Hz 2600ニト | 6.7インチ FHD+(2640×1080) Dynamic AMOLED 2X 120Hz | 6.7インチ FHD+(2640×1080) Dynamic AMOLED 120Hz |
カバー画面 | 4.1インチ(ベゼル1.25mm) 120Hz、2600ニト | 3.4インチ Super AMOLED 720×748 | 3.4インチ Super AMOLED 720×748 |
CPU | Exynos 2500 | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy |
メモリ(RAM) | 12GB | 12GB | 8GB |
ストレージ(ROM) | 256GB/512GB | 256GB/512GB | 256GB/512GB |
メインカメラ | 50MP+12MP | 50MP+12MP | 12MP+12MP |
フロントカメラ | 10MP | 10MP | 10MP |
防水防塵 | IP48 | IP48 | IPX8 |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 | 〇 |
バッテリー | 4,300mAh 超急速充電対応 ワイヤレス充電 | 4,000mAh 超急速充電25W対応 ワイヤレス充電 | 3,700mAh 超急速充電25W対応 ワイヤレス充電 |
Galaxy Z Flip7では、SoCにExynos 2500を搭載します。
前年まではSnapdragonを採用していましたが、Flipとしては初めてのExynos搭載となります。
Galaxy Watch 8 Classicで回転ベゼル登場!Galaxy Watch Ultraは新色ブルーもラインナップ!
Galaxy Watch 8シリーズは、Galaxy Watch8とGalaxy Watch8 Classicがラインナップされています。

Galaxy Watch Ultraで初採用された「クッションデザイン」をWatch8シリーズにも展開し、四角い形状に円形ディスプレイが埋め込まれています。
Galaxy Watch8は8.6mmと薄くなりました。

Galaxy Watch8 Classicでは、2年ぶりの回転ベゼルが採用され、さらにGalaxy Watch Ultraで採用されたクイックボタンがGalaxy Watch8 Classicでも採用されています。
両機種とも、ディスプレイの明るさも50%明るい3000ニトとなりました。
バッテリーも44mmモデルは435mAh、40mmモデルは325mAhと8%大型化しています。
新機能としては、
・3日間の睡眠から分析し、就寝時刻をガイダンスする機能
・眠っている間の心血管をモニタリングする、血管負荷
・運動ではランニングコーチ機能
・抗酸化指数を測定する機能
・Galaxy WatchでGeminiを使えるように

また、結構便利だと思ったのが、Galaxy WatchでGeminiを使える機能も標準搭載しています。
右上ボタンを長押しすると、Geminiが起動するので、例えばキッチンで「3分のタイマーを設定して」など、アプリを指定しなくても簡単に使えます。

Galaxy Watch Ultraも2025年モデルとして、ストレージが倍の64GBを搭載したモデルが登場。
新しいカラーとしてチタニウムも登場します。
SoCなどのスペックは基本的にすべて昨年と同じ。昨年すでにGalaxy Watch Ultraを購入した方も、アップデートで同等の機能を使えるようになるとのことです。
また、Galaxy WatchではSuica・iD・QUICPayだけでなく、PASMOも使えます。
PASMOではさらにPASMO定期券も使えますので、非常に便利です。



Galaxy Z Fold7の薄型化には、感激!

2025年のGalaxy Z Fold7は、めちゃくちゃ薄くなったのには驚かされました。
閉じた状態で使うと、本当に普通のバータイプのスマホと同じだと思わせるほど、非常に薄いです。
初めて触れたときの薄さの衝撃は忘れられません。

ここまでスリムで持ち歩けるとなると、むしろ「生活が変わりそう」、とも思うぐらいです。
カメラも強化され、Geminiとの融合でよりAIがプッシュされていますが、Galaxy独自のGalaxy AIの進化は今回は小幅な進化にとどまっている印象も受けました。

いっぽう、Galaxy Z Fold7がSペンが非対応になったのはやはり残念。
私MATTUは、Galaxy Z Fold6でもSペンを多用しているペンガジェッターだっただけに、薄いGalaxy Z Fold7でも使いたかった…とも思います。
一方で、結構電車の中でも、広げた大画面を分割して取材先のメモを見ながらブログ記事を書く、というような用途を普段かなり使っています。
Galaxy Z Fold7では、薄くて軽い、より大きな画面で見やすく使えそうで、非常に楽しみです。
Galaxy Z Flip7も、本体も少し大きく、カバー画面も最大化され、より使いやすくなっている印象です。
Galaxy Watch 8でもOne UI 8でついにGeminiをウォッチでも使えるようになります。
Galaxy Watch Ultraを今使っていますが、アップデートでGeminiを使えそうで、「Galaxy WatchでGeminiが使える」というのは日常生活の最も大きい進化になるかもしれません。
Galaxyの新製品で、より便利に、AIをより身近に使いこなせられるようになるかもしれないですね!
当サイト・YouTubeチャンネルでは、Galaxy Z Fold7など新製品も積極的にレビューしていく予定です。



Galaxy Z Foldシリーズのレビュー記事まとめ
Galaxy Z Fold5やGalaxy Z Fold4など歴代フォルダブルデバイスをMATTUが実際に購入し、レビュー記事を書いています。
Galaxy Z Fold6 まとめ







Galaxy Z Fold5のレビューまとめ

