こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ゲーミングスマホの代名詞ともいえる、ROG Phoneの最新版「ROG Phone 9」シリーズがついに国内発売されます!
最新SoCのSnapdragon 8 Eliteを搭載し、最強パワーと数多くのゲーム拡張機能で、ゲームを確実に勝ちに行けます!
さらにスマホ内で完結する「オンデバイスAI」を使った数多くの機能にも対応しています。
ROG Phone 9では、先代からサポートが始まったおサイフケータイ(FeliCa)に加え、新たにeSIMにもサポートします。
物理SIMのDual SIM構成とeSIM利用を選択することができ、好みの使い方で運用できます。
また、カメラもASUSならではの「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー」を搭載。
ROG Phone9 Pro・ROG Phone 9 Pro Editionでは望遠カメラも搭載され、手振れに強いカメラで撮影することもできます。
Pro系統だけでなく、ROG Phone 9でもAniMe Vision搭載!背面がLEDで装飾され、わかりやすい
ゲーミング重視の高性能だけでなく、非常に機能が詰め込まれ、勝ちに行けるROG Phone 9をレビューしていきます。
商品貸出:ASUS JAPAN株式会社

ゲーミング最強!ROG Phone 9シリーズが、さらに進化して登場!
ゲーミングスマホといえばROG Phone!ROG Phone 9がついに進化して登場します。
ROG Phone 9 の外観

ROG Phone 9シリーズは、先代と同様にROG Phone 9・ROG Phone 9 Pro・ROG Phone 9 Pro Editionの3パターンで発売されます。
今回は、そのうちROG Phone 9をお借りしています。
AniMe Vision・メモリ・ストレージの構成・カラー・望遠カメラ以外は、どのエディションも同等です。

全体的なデザインはROG Phone 8を踏襲しています。
6.78インチの有機ELディスプレイが搭載されており、大きめフォルムですが丸みもあって持ちやすいです。

側面は、右側面に音量上下ボタンと電源ボタン、下側にUSB Type-CボタンとSIMトレイ・3.5mmジャックが搭載されています。
右側面にはAirTriggerも搭載。横持ち時にL/Rトリガーのように使える、タッチセンサーとして利用可能です。

ROG Phone 9も、下面のUSB Type-Cが左側に寄っているのが特徴的。さらに、左側面にももう一つUSB Type-Cポートが搭載されています。

ROG Phone 9の背面にも、AniMe Vision搭載!
背面は、今回はROG Phone 9のホワイトをお借りしています。

今回は、Pro・Pro Editionだけでなく、ノーマルのROG Phone 9にもAniMe Visionが搭載されています。

背面の下側に、細長い85個のLEDが搭載され、プリセットアニメーションが数多くされており、画面ON・OFFや通知・電話着信・ゲーム時など、いろいろな状況でアニメーションを楽しめます。
ケータイのサブディスプレイとは異なり、常時エフェクト表示もできますので、常時光らせられるのは非常に面白いところです。
▼実際に光っているアニメーションは、動画でご紹介しています
なお、ROG Phone 9 Proには648個のLEDが搭載されており、高解像度化を実現。
日本語・中国語などの複雑な文字も表示できます。

さらに、側面タッチセンサーのAirTriggerを併用すると、カンタンなゲームも楽しむことも可能です。
非常に面白い発想ですね!

最新の Snapdragon 8 Elite 搭載!冷却機構も充実!

ROG Phone 9シリーズには、「Snapdragon 8 Elite」が搭載されています。
ROG Phoneは毎回、中央にSoCを配置し、そのわきにバッテリーを2つ搭載する「デュアルセルシステム」を採用しており、今回も同様です。横持ちでゲームする際には、SoCの熱が手に感じにくく、ゲームプレイに最適です。

スマホ内部の冷却も、窒化ホウ素・急速冷却用コンダクタの改良により20%の冷却性能アップ、グラファイトシートの容量アップで57%の改善も行っています。

AnTuTuベンチマークは?動作は快適?
AnTuTuベンチマークでの測定結果は、2848902でした。

Snapdragon 8 Elite搭載スマホはそこそこ出てきていますが、意外とばらつきがあります。
ROG Phone 9のスコアは最高レベルの値で、毎度のことではありますが動作の快適さに非常に驚かされます。
また、ゲームもプレイしていますが、非常に快適でした。
よりヘビーなゲームを行いたい場合にも、ROG Phone 9の強力な性能で助けてくれそうです。

外付け冷却も、「AeroActive Cooler X Pro」に進化して登場!

ROG Phone 9シリーズでは、外部冷却として新たに「AeroActive Cooler X Pro」が発売されます。
ペルチェ素子で接触冷却できるAeroActive Cooler X Proは、昨年発売のAeroActive Cooler Xとくらべて29%の向上、ファンブレードも12.5%大型化され、長時間のゲームでも効率的に冷却されます。
また、サブウーファーも内蔵され、ゲームに欠かせないスピーカーも低音ブーストされ迫力ある音を楽しめます。

端末自体もL/Rのトリガーやスタンドも搭載され、横持ちのゲームでは非常に効果的だと思います。
短時間ではスマホ内部の冷却で、1時間を超えるゲームではAeroActive Cooler X Proを併用すると効果的です。

なお、昨年発売されたAeroActive Cooler Xでも利用可能ですし、AeroActive Cooler X Proを昨年発売のROG Phone 8シリーズに使用することも可能です。
高性能の有機ELディスプレイ搭載、最大165Hzのリフレッシュレートに対応
ROG Phone 9シリーズは、6.78インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しています。

1~120Hzのリフレッシュレート設定を自由に変更できるほか、最大で165Hzを設定することが可能です。
写真のスクロール・動画視聴・ゲームプレイで可変駆動できるため、省電力で利用することもできます。
実際使ってみると、下記の動画の通りで非常にきれいです。

ROG Phone 9の純正ケースで、デュアルフロントスピーカーのような音響を再現!
ROG Phone 9シリーズはステレオスピーカーですが、添付の純正ケースやChill Caseでは底面のスピーカー側にコの字の細工が施されています。

ケースが横方向に出る音を画面側に修正してくれるのと同時に、設定側で「オーディオリダクション」の機能を有効にすると、デュアルフロントスピーカーのような音響を実現できます。
聴いてみるとかなり効果的に音楽を楽しむことができます。
ケースとして似たようなことはトリニティのiPhone向けケースなどで実現していますが、純正としてサポートしているのは非常に面白いですね!
ゲームに音楽も欠かせない要素ですので、音も楽しめるのは非常にうれしいです。
アプリごとに音量調整も可能に!
ROG Phone 9シリーズでは、アプリごとに音量調整ができるようになりました。
例えば、ゲーム起動中に攻略動画を見たい場合などにも、ゲームの音量とポップアップでの動画の音量を個別に調整することができます。

攻略動画を見ている間には、ゲームの音量を抑える、などの調整もできるので、非常に便利に使えます。
また、ゲーム中にはバイパス充電もできるので、バッテリーの発熱を抑えるとともに、バッテリーの劣化も抑えられます。

動画をラジオのように聞きながら、ほかのことをしたい…を実現できる「バックグラウンドモード」
ROG Phone 9シリーズは、前作から引き続き「バックグラウンドモード」を搭載。

画面右端にあるタブをフリックし、Video Genieから「バックグラウンドモード」を有効にすると、YouTubeなどの動画を最小化してもそのまま動画を再生し続けながら、ブラウザやXなどほかのコンテンツを使えます。
YouTube Premiumに入っていなくても、バックグラウンド再生が可能なので、非常に便利です。
ROG Phone 9では、AI性能も充実!LINEも含めた通話録音もでき、録音内容の文字起こしも!
Snapdragon 8 Eliteを搭載しているROG Phone 9では、スマホ単体でAIを利用できる「オンデバイスAI」の機能を数多く搭載しています。

カメラ・写真系の機能に加え、ゲームでも画面内のテキストをキャプチャーして検索・翻訳も可能で、攻略にも役立ちます。
ROG Phoneとして初めてかこって検索にも対応しています。かこってすぐ画像検索できるので、非常に便利。

AI文字起こしでは、ボイスレコーダー録音中にリアルタイムで文字起こし出来ますし、通話中では翻訳も可能です。

ROG Phone 9シリーズは、通話アプリでの通常の通話を自動録音できるだけでなく、LINE・WhatsApp・WeChatといったサードパーティのSNS通話も録音可能です。
自動録音した録音データは、ボイスレコーダーから文字起こし・要約もできるので非常に便利!


おサイフケータイ(FeliCa)にも対応!さらに、eSIMにも初対応!
ROG Phone 9シリーズは、おサイフケータイ(FeliCa)に対応しています。
Suica・PASMO・iD・nanaco・WAONなどの電子マネーや、NFCを使ったクレジットカード系のタッチ決済も含めて使えます。

また、マイナンバーカード機能にも対応予定となっておりますので、マイナ免許証機能なども含めて利用できるようになる予定です。

さらに、ROG Phone 9シリーズでは、今回eSIMに初対応します。
SIMトレイには物理SIMスロットが2つついており、Dual SIMとして使えるようになっています。
さらに、eSIMに切り替えることで、物理SIM+eSIMでのDual SIMとして利用できます。

ROG Phone 9のカメラは?ジンバル搭載で手振れに強い!
ROG Phone 9のカメラはどうでしょうか?

ROG Phone 9 のカメラのスペックと、ジンバルスタビライザーの効果

ROG Phone 9シリーズの広角カメラには、6軸のジンバルスタビライザーが搭載されています。
EISも含めてよりブレの少ない状態で利用することが可能です。
実際にジンバルスタビライザーで手振れ補正の効果を検証しています。
動画再生で該当箇所から再生されます。
望遠カメラは、ROG Phone 9 Pro・Pro Editionのみ3倍の光学ズームレンズが搭載されています。
今回はROG Phone 9をお借りしているので、そちらには500万画素のマクロカメラが搭載されています。


ROG Phone 9の写真作例
ROG Phone 9で撮影した作例を紹介します。
昼間





ROG Phone 9には望遠カメラがないため、望遠撮影は少し荒めです。
2倍での撮影でも、他社に比べて荒くなる傾向が見えます。望遠撮影をしたい方は、ROG Phone 9 Proや望遠を搭載したスマホがいいかもしれません。


被写体をアップするような用途ではきれいに撮れますね。


晴天下で撮る写真は、結構きれいに撮れています。
屋内


屋内でも、明るいところは明るく撮れており、きれいに撮影できます。
人物撮影もいい感じです。
マクロ


花に寄せて撮るようなシーンでも、ある程度寄って撮影が可能です。
夜景


少しだけ光に敏感な印象も受けますが、きれいに撮れています。


1倍で撮れる範囲ではきれいですが、少しズームするとやはり荒めに映ります。
食事


ROG Phone 9の食事シーンは、特にパスタの写真では赤が控えめで少し物足りなさがあります。
色が薄い・暗いシーンが多いのが少し気になるところです。
ライトトレイルや、AI流し撮りなどの機能も!
ROG Phone 9のカメラでは個性的な撮影機能もあります。
AI流し撮りの機能では、このように流し撮りのように迫力ある写真を撮影できます。

ライトトレイルでは、夜景での車の走行や星空など、流れるものを軌跡にして表示できます。
人ごみをこのように動きのある感じで表示することも可能です。


ROG Phone 9の動画作例
ROG Phone 9の動画作例もご紹介します。
再生で、該当の動画作例シーンから再生出来ます。
ゲームに勝つなら、ROG Phone 9!機能が非常に充実して、普段使いにも最適!

今回は、ROG Phone 9をレビューしました。
なんといってもROG Phoneですから、ゲームに勝つために様々な機能が凝縮されています。
最新SoCのSnapdragon 8 Eliteが搭載され、AI画像認識も駆使した快適なGame Genie機能で非常に便利です。
また、外付け冷却機構のAeroActive Cooler X Proで、さらに長時間のプレイも快適につかえます。
音質もいいので、ゲームも心地よい印象です。
そのほかにも、電話アプリだけでなくLINEでも自動通話録音が可能ですし、オンデバイスAIでの文字起こし・要約・翻訳などのAI機能も利用できます。
おサイフケータイ(FeliCa)・eSIMも利用でき、普段使いにも最適なスマホに仕上がっています。
ゲームにこだわって使いたい方には、ぜひおすすめです!




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