こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ASUSの最強ゲーミングブランドROG(Republic of Gamers)から、最強の2-in-1ゲーミングラップトップPCが登場しました!
2025年1月にCES2025でも海外発表された、2025年モデルの「ROG Flow Z13 GZ302EA」が全面リニュアルして発売されます!
ROG Flow Z13 GZ302EAは、キーボード着脱式の2-in-1モデルで、今回AMD Ryzen AI Max+ 395・Ryzen AI Max 390が搭載!
別途GPUは搭載していないもののグラフィック性能・冷却性能はかなり強く、RTX4060 Laptop GPUと戦えるレベルの性能を誇っています。
AI性能(NPU)も50TOPSを誇るだけでなく、グラフィック性能がプロセッサーに内包されることで、より電力も効率的に、使うときは使うが日常用途では省電力、というメリハリ運用ができます。
ROG Flow Z13のデザインも非常に素敵で、筐体は削り出しデザインのCNC加工で、漆黒。
背面の小窓からのぞかせる新しい大きなシースルーウインドウのRGBイルミネーションが非常に素敵。
キーボードも打ち心地がよく、非常に便利に使えます。
今回は、2025年のROG Flow Z13をレビューします。
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商品貸出:ASUS JAPAN株式会社

漆黒の美しさ…ROG Flow Z13がフルリニュアル!
ゲーミングノートPCとしてコンパクトと性能を追求した、2-in-1ゲーミングノートPCのROG Flow Z13がフルリニュアルしました。
漆黒が美しすぎる…ROG Flow Z13の端末デザイン
ROG Flow Z13は、キーボード着脱式の2-in-1ゲーミングノートPCです。

キーボードを外すとタブレットとなり、背面にはスタンドが搭載されています。

筐体は非常に美しく、前作ではワンポイントの赤が印象的でしたが、今回は黒で統一されています。
この黒のデザインが非常にシックでめちゃくちゃおしゃれです。

側面は左側面は全体的に、右側面はボタン部分を中心に削り出しデザインを採用。
また、画面側は細かいスリットも盛り込まれています。端末上部は「REPUBLIC OF GAMERS」の刻印とともに、大きなファンの排気口が両脇に搭載されています。

背面もおなじみのROGらしいデザインとともに、デュアルファンの吸気口が搭載されています。
背面から吸気し、上部へ効率よく排熱されます。
背面の新しいシースルーウインドウは大型化!色・グラデーションの変更も可能
2022年に初登場したROG Flow Z13は、背面にもシースルーウィンドウが搭載され、自在にグラデーションを楽しめるのが特徴でした。

今回、2025年モデルのROG Flow Z13 GZ302EAでは、シースルーウインドウが上に移動・大型化し、より背面の基盤やグラデーションを目でも楽しめるようになりました。
まあ、使用中は背面なので見えないのですが……。
▼動画内で、シースルーウィンドウのライト・グラデーションパターンを紹介しています。
Armory Crateアプリから、ライトやグラデーションのパターンを変更することも可能です。
スタティック・プレス・ストロボ・カラーサイクル・レインボーから選べますし、速度や輝度も変更可能です。
起動時・稼働時・スリープ時のライトゾーンも変更可能です。


キーボードは取り外し可能!使いやすいキーボードとタッチパッド
キーボードは着脱可能で画面カバーを兼ねています。
お借りしているROG Flow Z13は日本語モデルで、日本語レイアウトのJISキーボードとなります。

13.4インチサイズのキーボードですが、記号部分にASUSとしてはいつものくっついている部分はありますが、それぞれのキーが極端に小さいわけでもなく、使いやすいです。
同等の薄さと思われるZenbook DUO UX8406MAと比べるとストロークが少し深い気がしますが、そこまで硬くはなく、指先はそんなに疲れない印象です。

キーキャップ自体も先代のROG Flow Z13 GZ301より12.24%大型化、タッチパッドも28%大型化しています。
タッチパッドも大きく使いやすいです。
押し込むとクリック感のある「カチッ」とした音もあり、Surface Pro Flexキーボードよりはクリック感があります。
押し込まなくても、タップのみでクリックもちゃんと感知してくれます。
Zenbook DUOやSurface Pro Flexキーボードのように、キーボードをワイヤレスで取り外して使うことはできないので、ご注意ください。
代わりに、イルミネーション対応で、Armory Crateアプリから光らせることも可能です。
ディスプレイは、明るくて鮮やかな「ROG Nebula Display」搭載

ROG Flow Z13 GZ302EAは、明るくて鮮やかなROG Nebula Displayが搭載されています。
13.4インチ 2560×1600のIPS液晶ではありますが、明るく、直射日光下でも見やすいです。
▼ディスプレイの画質を確認できます
鮮やかな画面で、リフレッシュレートは180Hzに対応しています。

また、ディスプレイはタッチパネルに対応するほか、ASUS PenやSurface Penでのペン入力にも引き続き対応しています。

最新モデルのROG Zephyrus・Strixシリーズはいずれもタッチ非対応ですので、タッチ操作・ペン入力とパワフルな動作を両立したい方には、ROG Flow Z13がおススメです。

待望のクアッドスピーカー搭載!迫力のある音でゲームも楽しめる!
ROG Flow Z13 GZ302EAは、クアッドスピーカーが搭載されています。

以前のROG Flow Z13 GZ301シリーズはいずれもステレオスピーカー搭載でしたので、クアッドになり迫力も増しています。
サイドスピーカーが2つ、ステレオスピーカーが2つの4基構成となります。
▼ベンチマークを回している動画です。スピーカーやディスプレイの画質を確認してみてください!
また、3Dマイクアレイも内蔵、AIノイズキャンセリングも搭載され、ゲーム実況などでもパワフルに録音できます。
イヤホン端子も搭載されていますので、ヘッドホン・イヤホンを使った有線接続でも便利です。
クリエイティブ用途でも活かしやすい豊富なポート構成
ROG Flow Z13は、ゲーム以外にも動画編集などのクリエイティブ構成で使いたい方もいると思います。
そういう方々にも最適な、多ポート構成となります。

画面左側には、PD最大100Wに対応したUSB Type-Cポート(40Gbps、USB4)が2つついています。
ポートにも40Gbpsマークと稲妻マークがついています。

HDMIポート・専用のACポートと、microSDポートが画面左側に、USB Type-Aポートが画面右側についています。

コマンドセンターキーが有能!使いたい機能にすぐにアクセス!
ROG Flow Z13 GZ302EAのキーは、電源キー・音量調整キーのほかに、コマンドセンターキーがついています。

コマンド調整キーは、他のASUS PCでもおなじみのScreenXpertを簡単に呼び出して機能を設定できるほか、画面内に複数を割り当てるタスクグループ、接続しているBluetoothデバイスのバッテリー残量を確認できるBluetooth Device Batteryを利用できます。

「オペレーティングモード」では、Armory Crateアプリを呼び出さずに直接バッテリー状態を確認することもできます。
オペレーティングモードは電池持ちにも結構左右されるので、手軽に切り替えられるのはかなりありがたいです。

他のASUS PCでは画面の端に浮遊していますが、物理ボタンとして設置されることでより分かりやすくなったように感じます。
一番の進化は、Strix Halo搭載か!ROG Flow Z13 GZ302EAのパフォーマンスは?
それでは、最も注目すべきパフォーマンス性能を確認していきましょう。
【Strix Halo】AMD Ryzen AI Max+ 395・Ryzen AI Max 390搭載!
ROG Flow Z13 GZ302EAは、AMD Ryzen AI Max+ 395・Ryzen AI Max 390が搭載されています。

ROGはゲーミングPCなので、いままでほとんどのPCでCPUのほかに専用GPUが搭載されていました。
しかし、今回のROG Flow Z13 GZ302EAには、別のGPUは搭載されず、1つのプロセッサーでグラフィックス・AIともに動作します。

Zen 5 16コアCPUと40個のRDNA3.5グラフィックコンピューティングユニットを1つのプロセッサーに統合し、専用GPUなしでも匹敵するパフォーマンスを誇ります。グラフィック性能が高いのが特徴です。
また、1つのプロセッサーで動作するため、電力を効率的に制御することも可能です。
とくにROG Flow Z13は、形状からポータブルに持ち歩くことが多いと思いますが、出先では省電力に電池持ちよく、自宅ではパワフルに、といったメリハリのある使い分けができるのが非常に優れています。
AI性能ではNPU 50TOPSに対応しています。
Windows 11 Copilot+ PCの要件も満たしており、リコール機能やライブキャプションなどの様々な機能も利用可能(一部の機能はまもなくリリースされます)です。
ユニファイドメモリで、高速処理を実現!
ROG Flow Z13は、ユニファイドメモリーが搭載されています。

通常はCPU・GPUが分離していると、それぞれシステムで定められたRAMの容量内で利用することになります。
ROG Flow Z13では、両方を統合して合計64GB、または32GBで利用できるため、ゲームプレイではVRAMを増やす、通常作業ではDRAMを増やすといったように、システムで自動的に振り分けることが可能です。

Armory Crateアプリでは、VRAMの容量を「自動」、または指定した容量に固定するということもできます。
冷却システムも万全!

ROG Flow Z13 GZ302EAは、冷却機構も万全です。
背面には吸気口があり、細かい穴がたくさん開いておりここから吸気されます。

上部の排気口から排気されます。ファンが回ると、排気口からは暖かい空気を感じます。
使用中にキーボードが暖かくなったり、手のほうに直接風が当たることはありません。

冷却システムは非常に万全で、ベイパーチャンバーも新設計、CPUでは液体金属が塗布されています。
ファンは0.1mmのブレードファンを採用した、デュアルファンシステムのArc Flow Fans 2.0が搭載され、先代モデルより11%もエアフローが向上しています。
120枚のフィンも搭載されたヒートシンクも搭載されており、非常に冷却性能が優れ安定した動作を実現しています。
国内発売されるROG Flow Z13 GZ302EAのスペックまとめ
2025年モデルのROG Flow Z13 GZ302EAのスペックをまとめると以下の通りです。
項目 | ASUS ROG Flow Z13 (2025) GZ302 | ||
型番 | GZ302EA-AI916C64G | GZ302EA-AI916C | GZ302EA-AI912C |
大きさ | 300x204x12.9~14.9mm, 約1.20kg | ||
画面 | 13.4インチ ROG Nebula Display(TFT グレア),2.5K(2560×1600, 16:10) 180Hzリフレッシュレート、Dolby Vision HDR対応 | ||
タッチパネル | 搭載・ASUS Pen対応 | ||
CPU | AMD Ryzen AI MAX+ 395 | AMD Ryzen AI MAX 390 | |
メモリ | 64GB LPDDR5X-8000 | 32GB LPDDR5X-8000 | |
ストレージ | 1TB PCIe® 4.0 NVMe™ M.2 SSD (2230) | ||
グラフィック | Radeonグラフィックス | ||
NPU | CPU内蔵(AMD XDNA NPU:最大50TOPS) | ||
バッテリー容量 | 70Wh(付属AC;200W、Type-Cポート;100W) | ||
カメラ | インカメラ 503万画素 赤外線(IR)カメラ内蔵 Windows Hello 顔認証対応/背面 1,312万画素 | ||
オーディオ | クワッドスピーカー内蔵(0.8Wx4)・ヘッドフォンハイレゾ対応・3Dアレイマイク内蔵 | ||
通信 | Wi-Fi 7対応(Triple band)2×2 Bluetooth 5.4 | ||
ポート | USB Type-C (USB4・PD(最大40Gbps)・DisplayPort) x2、microSD(UHS-II)x1 USB Type-A(Gen2、最大10Gbps)x1、HDMI 2.1×1, 3.5mmオーディオ端子x1 | ||
価格 | 469,800円(税込) (Amazon 1%還元) | 449,800円(税込) Amazon: 405,192円(+1%還元) 楽天市場: 404,820円(最安+10%還元) ビックカメラ: 408,910円(+10%還元) | 379,800円(税込) (Amazon 1%還元) |
CPUとメモリの組み合わせで差があり、最高スペックはRyzen AI Max+ 395 – 64GBモデル(GZ302EA-AI916C64G)です。
真ん中のGZ302EA-AI916Cは家電量販店でも取り扱いがあるためか、価格も定価より少し安く推移しており、楽天ビックなどでは、404,820円+10%ポイントバックで、実質368,019円で購入可能です。
最小構成のGZ302EA-AI912C(379,800円)より安く購入できるので、結構お得かもしれませんね!
ROG Flow Z13 GZ302 (2025)のベンチマーク結果をチェック!
それでは、ROG Flow Z13(2025)のベンチマーク結果をチェックしていきましょう。
今回、メーカー様よりお借りしたのは、最も安いAMD Ryzen AI MAX 390搭載モデル(GZ302EA-AI912C)です。
CineBench 2024 / CineBench R23
CPU性能を測るCineBench 2024では、以下の通りとなりました。

CineBench 2024では、マルチ1337、シングル115となりました。

CineBench R23では、マルチ23580、シングル1995となりました。
Core i9-14900HX搭載のROG Strix G16にもう少しで届くくらいの値となっています。
Ryzen AI 9 HX370よりは15%~20%程度向上しています。
GeekBench 6

GeekBench 6でも傾向としては同等ですが、よりCPUマルチコアの値は高くなっています。
GPUのスコアとしては、82477となりました。
RTX4060搭載のROG Strix G16 G614JVRにもう少しで届く数値となっています。
なお、Ryzen AI MAX+ 395搭載のROG Flow Z13は、海外のレビュワーによればGPU 90511とのこと。
こちらもかなりパワーは大きい印象です。
3DMark Time Spy

Timespyでは、AC200WのTurboモードでは9312でした。
上位モデルのRyzen AI MAX+395では10000点程度のスコアが出ているとのことです。
PCMark 10
PCMark 10では、各動作要素ごとにスコア化してくれます。

スコアとしてはかなり高得点で、PCMark 10のトータルスコアは9161、ゲーミングを含めたPCMark 10 Extendedは10727となりました。
総じて高得点をマークしています。電池持ちというファクターのみは別枠で考える必要がありますが、動作性能面では多くのシーンで快適に使えるでしょう。
200W AC電源と、100W・65WのPDでは、パワーに差は出る?
ROG Flow Z13では、200WのAC入力ができる一方、USB Type-CポートでもPD(Power Delivery)での入力が可能です。
どれだけパワーに差が出るでしょうか?
PD入力の場合は、手元に100Wと65Wの充電器があったため、テストしてみました。
PDでは、画面上に「こちらの電源アダプターでは、お使いのデバイスの性能をフルにサポートできません。付属のASUSアダプターを使用してください」と通知が出るのですが、Turboモードでの動作は可能です。
FINAL FANTASY XV Benchmark

FFXVのベンチマークで比較をしてみると、TurboモードとPerformanceモードの間でスコアの差はあるものの、Turboモード内では入力する電力による差はそこまで大きくはありませんでした。
PassMark Rating PerformanceTest 10.1

PassMarkでも測定してみると、以上の通り。
PassMarkでは、CPU・2Dグラフィック・3Dグラフィックは全体的に高いスコアを出していますが、メモリ・Diskが少し低めに出ているようです。
CPUやグラフィックスの動作周りという観点では、接続する電源によって大きく変わらなさそうです。
3DMark Night Raid
3DMarkのNight Raidでテストをしてみると、以下の通りです。




ゲームによっては、上記のようにモードによってそこまで差がなく、ACのほうがパフォーマンスが高い可能性があります。
何回か試したのですが、PDTurboモードよりバッテリー駆動のPerformanceモードのほうがパフォーマンスが高いのは少し不思議です。
なお、Windowsモードで測定してみると、以下の通り。

Windowsモードでも46522と、結構なパワーが出ています。
電池持ちの効率的にはWindowsモードが最もよさそうで、「メリハリ」という言葉が最も似合いそうなモードになっています。
モンハンワイルズのベンチマークスコア
モンハンワイルズのベンチマークスコアを測定しました。
こちらも、Ryzen AI Max 390での測定結果です。


起動時初期状態の、グラフィックプリセット「ウルトラ」+レイトレーシングOFF、2560×1600では、11394。問題なくプレイできます。
グラフィックプリセットを「高」に落としても、13858で、「快適にプレイできます」となります。
▼モンハンワイルズのベンチマーク動作中の様子
1920×1200(1080p相当)・グラフィックプリセット「高」では、17030・99.65FPSとかなりパワフルに動作出来ます。

他の電源モードでは、以下の通りです。




動画編集は快適?動画書き出し時間の比較
動画編集に関しても、Davinci Resolve Studioを使ってみました。
快適に使えて非常に便利です。

レンダリングについては、チップセットが強いのもあり、Nativeでもかなり速く、ハードウェアアクセラレータでもGPU搭載機と肩を並べられる速さでエンコードできました。
動画の編集内容にもよりますが、モバイルノートPCの中ではかなり強いデバイスに仕上がっています。
なお、Windowsモードで書き出すと、11分8秒でした。
専用GPU非搭載機の中では、抜群の速さを誇っています。
バッテリー持ちは?Windowsモードなら、メリハリの良い効率的な動作が可能
ROG Flow Z13の電池持ちはどうでしょうか?
実際に触ってみると、パフォーマンスモードは高負荷動作だけでなく、Office・ブラウザアプリ・動画視聴などの比較的ライトな用途でも結構電池の減りが速い印象を受けました。
今回は、電池持ちとパフォーマンスのバランスのいい「Windowsモード」で、1日使ってみました。

他の省電力系プロセッサーと並べるのは酷な気がするのですが、実際に測定したところは上記の通りです。
実は、Windowsモードであれば意外と張り合えています。
PC作業のところはPPTやブログの編集・メールなどライトな使用にとどまっていますが、意外と電池持ちはよいです。一晩閉じて休止状態にした場合の電池の減りは6%程度と、バッテリー消費量は緩やかです。
ちなみに、CineBench測定中の電池の減りは、マルチコアが15分で21%の減り、シングルコアは20分で9%と、負荷によってだいぶ左右されます。
グラフィック計測の3DMark Night Raidは、10分程度の測定で9%の減りでした。
なお、パフォーマンスモードではライトな使用で24%/時程度と、結構激しいです。
用途によりますが、外出時はWindowsモード、自宅ではTurboモード、のような運用がベターでしょう。
なお、特定のアプリを使っているときだけモード変更することができる機能も、Armory Crateアプリで提供されていますし、コマンドセンターキーでも簡単にモードの変更が可能です。
パワフルを持ち運び、メリハリをつけて使える便利なゲーミングPC!

ゲーミングなROGブランドですが、「ROG Flow Z13 GZ302EA」はゲームだけでなく、動画編集などクリエイター用途でも非常に快適に使えるPCです。
2in1のタブレットタイプで、コンパクトでどこでも簡単に持っていける快適さ、高パフォーマンスな用途も外出先で行える手軽さ(長時間高負荷作業をするならACまたはモバイルバッテリーがあると安心です)、外でサクッと動作させる場合も、Windowsモードであればバッテリー消費を抑えて使うことができます。
使いたいときにはパワフルに、抑えたいときは抑えられるメリハリの非常に効いたPCに仕上がっている印象で、非常に出来がいいです。
懸念点になるのは、形状と価格でしょう。
形状は、2in1のタブレットタイプですので、デスクがない環境で机の上で作業するには少ししんどいかもしれません。
ROG Flow X13のようなタイプが出てくれれば、なおうれしいなぁという気がします。
価格は、どうしても円安環境ということもあり、価格が上がってしまいます。
ROG Flow Z13の最高スペックは469,800円(税込)と、専用GPU搭載のROG Strix GシリーズやROG Zephyrusシリーズでも(ポータブルかどうかという差はありますが)同等の価格で発売されるため、やはり迷うところです。
ROG Flow Z13は、タッチディスプレイ・ペン入力可能という点では、よりクリエイティブな利用が可能です。
ゲーミング・クリエイティブな用途では、ROG Flow Z13は唯一無二の製品に仕上がっていると思います。
1週間使用して感じたのは、めちゃくちゃバランスがよく便利です!買いたい。
ぜひ、ROG Flow Z13が気になる方は、使ってみてくださいね!

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