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【TP-Link Deco XE200 実機レビュー】10ギガ光回線に必須の最強ハイパワーメッシュWi-Fiルーター!その実力は?

YouTube動画でも詳しくレビューしています
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こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

ドコモ光 10ギガやフレッツ光クロス、NURO光やauひかりなどでも10ギガ回線のエリアが広がっています。
より高速に、快適に使いたいという方も増えていますよね!

回線も高速化していますが、ルーターもこだわっていますか?
中には10ギガ光回線契約の際にルーターのレンタルもできるところもありますが、案外パワーが足りなくて速度が出ない……、なんてことも。

思ったほど速度が出ない!とお悩みの方にぜひ試していただきたいのが、TP-LinkのメッシュWi-Fiルーター「Deco XE200」です!

TP-Linkのルーターの中でもトップスペックの実力を誇ります。
16個のハイゲインアンテナ、16ストリーム、8×8 MU-MIMOなど、非常に高性能です。

メッシュWi-Fiだからこそ、ちょっと入り組んだ間取りでもしっかり死角をなくし、家中どこでも快適な通信を楽しめます。

今回は、TP-Link Deco XE200をTP-Link様よりご提供いただきましたので、レビューしていきます。

商品提供:TP-Link

目次

TP-Linkの最強メッシュWi-Fiルーター「Deco XE200」

TP-Linkの最強メッシュWi-Fiルーター Deco XE200を見ていきましょう。

大きめだけど、Wi-Fiルーターらしくないスタイリッシュなデザイン

TP-Link Deco XE200 2-pack(ルーター2台・ACアダプタ2つ・LANケーブルが付属されています)

Deco XE200は、スペック最強ということもあり、本体は大きめです。

しかし、見た目は白い筒状で、上から下にかけて細くなっていくデザインです。

また、上部から見ると、このように真円ではなく装飾が施されています。

通気口もあり、下部にはLEDランプも備え付けられています。

電源は、本体下部に接続口があります。
接続口が隠れるため、電源周りにもホコリがたまりにくくなります。

デザインとしては非常にスタイリッシュで、Wi-Fiルーターを感じさせない見た目なのが素敵です。

左から、Deco XE200・Deco X90・Deco XE75

Deco XE200と、Deco X90・Deco XE75を並べてみました。
Deco X90もかなりハイパワーなルーターなのですが、それを上回る大きさで性能の高さを物語ります。
3つ並べると、横浜のクイーンズスクエアのようです……。

有線は10ギガビットポートを含む3ポート搭載!

有線ポートは、10Gbps対応のポートを含む3ポートが搭載されています。

ドコモ光 10ギガやフレッツ光クロス、auひかりなどの10ギガ回線を選びたくても、少し前までは10Gbps対応のルーターがほぼない、という状況が続いていました。
TP-Link Deco XE200は、10Gbps対応ですので、回線速度を存分に生かすことができます。

また、残り2つは1Gbpsポートも搭載されています。

ゲーム機やデスクトップPC、nasneなど、有線LAN経由で接続したいデバイスも、簡単に接続することが可能です。

Wi-Fi 6E対応で干渉の心配なし!

TP-Link Deco XE200は、Wi-Fi 6Eに対応しています。

Wi-Fi 6Eは、2.4GHz帯と5GHz帯で利用できるWi-Fi 6を、6GHz帯でも利用できる規格です。
5GHz帯と同等の速度を6GHz帯で利用できるのは非常に便利。

また、5GHz帯はWi-Fi以外にも様々な機器、気象レーダー等でも利用されています。
5GHz帯を利用していると、時に気象レーダーの干渉を防ぐため、バンド幅が制限される場合もあります。
6GHz帯では干渉の心配なく、いつでもフルスピードで楽しむことができます。

TP-Link Deco XE200では、6GHz帯 最大4,804Mbps、5GHz帯 最大4,804Mbpsと、非常に充実しております。

最近では6GHz帯にも対応したスマートフォン・PCなどの機器も増えております。
6GHzの恩恵は受けやすくなっています。

バックホールのみの利用にするか、スマホ・PCなどの接続にも使用するかを選択できる

もちろん、6GHz帯に対応するスマホ・PCをお持ちでない場合も、「バックホール専用」としての運用も可能です。
バックホールとは、複数台のDeco メッシュWi-Fiルーター間の通信に特化する、ということです。
6GHz帯をバックホール専用にすることで、近くのメインのDecoルーターから各部屋のサテライトDecoルーターまで高速通信を保つことができ、機器でも高速で通信可能です。

※6GHz帯の方が高周波帯なため、障害物には弱くなりがちです。
間取りや家具の配置などによって、5GHz帯の方が速度が出るケースもありますので、臨機応変に使い分けるといいと思います。

Deco XE200は、ルータースペックも最強!

Deco XE200は、スペックも最強です!

ハイゲインアンテナは合計16本搭載。
16ストリーム、8×8 MU-MIMOにも対応し、複数のデバイスでの同時通信にも非常に強くなっています。

Deco XE200Deco XE75Deco X90Deco X95
バンド6GHz 4804Mbps
5GHz 4804Mbps
2.4GHz 1148Mbps
6GHz 2402Mbps
5GHz 2402Mbps
2.4GHz 574Mbps
5GHz-1 4804Mbps
5GHz-2 1201Mbps 2.4GHz 574Mbps
5GHz-1 4804Mbps
5GHz-2 2402Mbps 2.4GHz 574Mbps
アンテナハイゲインアンテナx16ハイゲインアンテナx4ハイゲインアンテナx4
スマートアンテナx2
ハイゲインアンテナx4
スマートアンテナx2
ストリーム16ストリーム6ストリーム8ストリーム8ストリーム
MU-MIMO8×8 MU-MIMO2×2 MU-MIMO4×4 MU-MIMO4×4 MU-MIMO
ポート10Gbps x 1
1Gbps x 2
1Gbps x 32.5Gbps x 1
1Gbps x 1
2.5Gbps x 1
1Gbps x 2
大きさ130×123.5x241mm105x105x169mm130x123x210mm130x123x210.5mm
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Deco XE200が発売されるまでのもっとも高性能なDeco Wi-FiルーターはDeco X95でした。
Deco XE200は、これをしのぐ最強ルーターに仕上がっていることがわかると思います。

価格も少しボリューミーではありますが、実際に使ってみるとドコモ光 10ギガなどの10ギガ回線で使うなら最低この程度のスペックはないと回線速度を生かしきれなさそうです。
高速を楽しみたいなら、10ギガ光回線にDeco XE200は必須、と言えるでしょう。

TP-Link Deco XE200とドコモ光 10ギガで、実際に速度測定してみた!

それでは、TP-Link Deco XE200を使って速度測定をしてみた結果をご紹介します。

速度測定環境

結果を示す前に、まずは速度測定環境をご紹介します。

我が家は、「ドコモ光 10ギガ」を契約しています。プロバイダーはGMOとくとくBBです。
光回線の引き込み箇所は家の都合上キッチンの冷蔵庫の上となっています。

ここから、LDK、和室、A・B・C室の合計7ポイントで測定しております。
測定時はすべてのドアを閉めており、平日朝9時~10時台に測定しています。

速度測定はWi-Fi 6Eに対応したXperia 1 Vを用いており、基本6GHz帯で測定しています。
(比較でDeco X90・Deco XE75も計測していますが、Deco X90のみ6GHzに非対応のため5GHz帯で計測しています)
計測結果は測定点につき5回ずつ計測し、平均を出しております。

Deco XE200を1台のみ設置し計測した場合

まず、光回線の引き込み箇所に1台のみ設置した場合の計測結果を以下に示します。
Deco XE200・Deco XE75・Deco X90の3台それぞれ測定しています。

まず、光回線の引き込み箇所に1台のみ設置した場合の計測結果を以下に示します。
Deco XE200・Deco XE75・Deco X90の3台それぞれ測定しています。

まずは、LDKとリビング隣の和室です。

ルーター直下では、1.6Gbps程度と高速で通信可能でした。
ルーター直下でもDeco XE75やDeco X90と速度差が生じているのが興味深いところです。

LDでの測定でも、多少の障害物はあるものの1Gbps超の通信ができています。

ただし、和室とLDの戸の間に棚があることもあり、和室窓際での測定では700Mbps程度の速度となりました。

ルーター直下以外の測定ポイントでは、直下からの減速比はほかのDecoルーターとあまり差はなさそうです。

残りの3部屋ですが、A室・B室はほぼ速度が変わらず下り900Mbpsを超えています。
A室・B室の間の壁は可動式のため(常時締めているのですが)壁が薄めで、B室でも速度が出やすいです。

一方、B室とC室の壁の間は双方に棚が設置されており、障害物が多数あります。

C室はかなり速度が出にくく、100Mbps近傍になってしまっております。
C室の窓際などはさらに速度が下がり、完全に死角になってしまっているポイントです。

Deco XE200を2台設置し、メッシュWi-Fiとして運用した場合

続いて、Deco XE200を2台設置してみました。
今回は死角になっているC室の速度を改善するために、B室の窓際にDeco XE200をもう一台設置しています。

これで測定をした結果は以下の通りです。
(Deco XE75・Deco X90も、それぞれ同一箇所にメインDecoと同じ機種を置いて計測しています)

B室に置いておりますので、A室・B室でも測定しています。
B室ではほぼ同等の速度が出ているのがわかります。A室は速度下がっていますが、さすがに仕方がないです。

さて、1台では速度が大幅に低下していたC室ですが、2台運用だと500Mbps近傍まで速度が上がっているのがわかります!
死角をなくし、家中どこでも快適に通信することができるようになりました。

たくさんのDeco メッシュWi-Fiルーターを家中に配置して速度測定してみた

たくさんのDecoメッシュWi-Fiルーターを持っているので、せっかくなので家じゅうに配置してみました。

スマホアプリのDecoアプリで見てみると、どのようにDecoルーターが接続されているか見ることができます。
自動接続した場合、今回は以下のように接続されました。

先ほどの間取りに重ねると、以下の通りです。

和室の速度が弱かったので、和室の入り口付近にDeco X90を設置しました。
A室は書斎(筆者の作業部屋)のため、Deco XE200を設置してみています。
B室・C室にはともにDeco XE75を配置しています。

測定結果を示します。今回は平日夜9時台で測定しています。
まずはLDKと和室です。

LDKはキッチンのDeco XE200を直接拾っていますので、変わらず1Gbps超で利用できています。

和室はDeco X90に接続して測定すると、下り672Mbps、上り494Mbpsとなりました。
ちなみに、同じ測定点でキッチンのDeco XE200に接続してみると、下り718Mbps、上り610Mbpsとなり、直接接続した方が強いという結果になりました……。

残りの3部屋は、それぞれの部屋のDecoに接続して測定しています。

それぞれ非常に速度が出ておりますが、結果としてはB室のみにDeco XE200を置いた時とあまり速度の結果は変わりませんでした。

あまりたくさんの台数を置くのは、速度としてはあまり効果がなく、効果的な場所にサテライトを置いた方がコストパフォーマンスは良さそうです。

ただ、たとえば有線LANで接続したい機器がいる場合など「無線の有線化」をする際には、非常に役立つかもしれません。

最強なメッシュWi-Fiルーター「Deco XE200」で、家じゅう死角なく快適に使おう!

今回は、メッシュWi-Fiルーター TP-Link Deco XE200をレビューしました。

特に、ドコモ光 10ギガなどの光回線を使うのであれば、ある程度パワーのあるルーターでないと、せっかくの回線を活かしきれないです。
高速通信の恩恵を受けるためにも、Deco XE200を使って高速通信を楽しむのがおススメです。

1台でもかなりパワフルに使えますし、2台でメッシュWi-Fiを利用すると1台では弱かったエリアも含めて死角がなくなり、より非常に快適に利用できることがわかります。

私も数週間使っていますが、10ギガ光回線を非常に快適に使えています。
多少高めではありますが、使ったほうがいいと思います!

ぜひ、参考にしてみてくださいね!!

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