こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Nottaが本気を出しています。
ソフトウェアを中心に展開している録音・AI文字起こしサービスの「Notta」ですが、新しいハードウェアデバイス「Notta Memo」「Zenchord 1」を発表しました。
イヤホン型の「Zenchord 1」はMakuakeにて現在クラウドファンディングを受け付けています。
さらに、MagSafe対応のボイスレコーダー「Notta Memo」も今回発表され、会議の録音や通話録音などを含めて利用できるようになります。

文字起こし・要約の秀逸なNotta、ハードウェア「Notta memo」「Zenchord 1」提供へ!
「Notta」は、音声の録音、AI文字起こし・要約・翻訳ができるアプリです。
音声録音から議事録まで!Nottaはユーザーにも非常に好評

Nottaは、以前でも弊ブログでもレビューしていますが、Android・iOSやPCアプリなどで使える、録音・文字起こし・要約・翻訳の可能なアプリです。

基本的にはアプリ+サブスクリプションで提供されており、無料で試せるフリープランの他にプレミアム・ビジネス・エンタープライズといった各プランが提供されています。
B2Cで始まったサービスですが、B2Bでも数多くの会社で運用されており、全世界で1000万ユーザー、国内でも230万ユーザーを突破。

日本市場は重要なマーケットとのことで、特に法人の伸びが顕著で、日経225銘柄のうち73%で利用されています。

筆者自身も使っていますが、便利なポイントとしては
- マルチデバイスで利用できる(Android・iOS・WindowsなどのPC(Chrome拡張)など)
- 録音中はリアルタイムで文字起こし・翻訳が可能。精度高い
- 録音終了後に、要約としてまとめられる。議事録作成が容易。
- ほかのデバイスで録音したデータも、取り込んで文字起こし・要約・翻訳可能
という点です。
実際に便利なポイントは、動画や記事でもまとめています。

Notta Memo:議事録の「できない」をなくすカード端末

Notta Memoは、カード型のボイスレコーダー端末となっています。

見た目としては、非常に…PLAUD NOTEに似ているなとは思います。
ただし、ディスプレイが搭載されていることで、非常に録音状態などを把握しやすいです。

超軽量でわずか28gのカードサイズで、MagSafeを使ってケースに取り付けることができます。
4つのMEMSマイクと1つの骨伝導マイクを搭載し、薄くてもクリアな録音が可能。半径3mの範囲の集音ができます。

端末上のスイッチを切り替えることで、骨伝導マイクが作動し、通話録音も可能となります。
BluetoothやWi-Fiで録音データをNottaアプリに転送できますし、ワークフローを設定するとOneDriveなどへの同期・連携ができるとのことです。
現時点では、録音中にリアルタイムで文字起こしはできませんが、アプリを介して音声データはリアルタイムでクラウドにアップロードされているとのことです。
このあたりはNottaアプリを使って録音しているのと同じで、録音終了後にスマホへのアップロードを待つ必要はなく、すぐ録音データを確認できます。文字起こしもすぐ走り始めます。
将来的にリアルタイムでの文字起こしにも対応したい、とのこと。非常に期待したいですね。

月5時間(300分)まで録音できる、スタータープランの提供も行われる予定とのこと。
1回3分までとフリープランは利用しにくいので、スタータープランは非常にありがたいです。

充電端子は、PLAUD NOTEと同様の独自充電端子で、MagSafe対応のケースにも充電端子用の穴があるので、基本的には取り出すことなく使えます。
競合他社のPLAUD NOTEとの一番の違いは、「録音中のリアルタイム文字起こし」への下地が整っていることでしょうか。
PLAUDと異なるのは、Nottaのアプリ自体でリアルタイム文字起こしも、リアルタイムで翻訳もできるのは非常に便利だと思います。
価格は23,500円(税込)で、6/15よりAmazonにて予約販売が開始されます。
Zenchord 1:ケースもイヤホンもAIで文字起こし

Zenchord 1は、イヤホン型の端末となっています。
Zenchord 1には、6つの高性能マイクとAIノイズキャンセリングが搭載され、イヤホンとケースは、独立したハードウェアとして録音が可能です。

片耳8g、本体のみでも10時間駆動と、オープンイヤー型イヤホンをつけ続けても勤務中外すことなくつけ続けられます。

また、通話録音にも対応。
イヤホンでBluetooth接続によって録音できます。
基本的には、ライブ録音はケースにて、通話録音はイヤホンにて行う、というイメージです。通話録音はイヤホン接続時に行います。
スマホでの通話の場合は、Notta Memoを使って通話録音したほうがいいかもしれません。
Zenchord 1は5/15よりMakuakeにて先行販売を開始しています。
さらにつかいやすくなった「Notta」、新製品が見逃せない!

Nottaは、これまでソフトウェアを中心にサービスを展開してきました。
Zenchord 1やNotta Memoは、ハードウェアデバイスとして録音が可能で、将来的なリアルタイム文字起こしも見据えた設計がなされております。
Notta自体も非常に文字起こしの精度が高いこともあり、翻訳までできるのは非常に便利です。
今後のNottaの展開にも期待したいところですね!

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