こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
iPhoneなどのMagSafeでスマホに装着し通話録音も可能なボイスレコーダー「PLAUD NOTE」が非常に好評です。
PLAUD.AIの第2弾製品として、身に着けられるボイスレコーダー「PLAUD NotePin」が日本でも発売されることになりました!
PLAUD NotePinは、コンパクトなカプセル型のボイスレコーダーです。
アタッチメントを使うことで、胸元にネックレスやクリップとして、または腕時計のように腕に装着して録音することも可能です。
PLAUD NOTE同様に、録音データをもとにAIによる音声文字起こし、要約・議事録作成やマインドマップの自動作成も可能です。
ChatGPT-4oやClaude 3.5を使用でき、かなり精度高く生成できるので重宝しています。
ふとした時に気軽にメモする感覚で録音できる、新時代のアクセサリーとなりうる予感がします。
今回は、PLAUD NotePinをいち早く商品提供いただきましたので、レビューします。
商品提供:Nicebuild LLC
身に着けられるAIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」
PLAUD NotePinは、AIボイスレコーダーを手掛けるPLAUD.AIの第2弾製品です。
PLAUD NOTEも非常に好評!
AIボイスレコーダーを手掛けるPLAUD.AIは、2023年6月にPLAUD NOTEをリリースしました。
MagSafeに対応し、iPhoneや、AndroidでもPixel・GalaxyなどMagSafe対応ケースと組み合わせ簡単にスマホにくっつけることができます。
通話録音や、会議などの録音・ChatGPT(GPT-4o)などを使った文字起こし・要約・マインドマップの生成が可能です。
通話録音に関しては、標準の通話アプリだけでなく、LINEやRakuten Linkなど、アプリを問わず録音が可能です。
PLAUD NOTEは、2024年9月時点では世界全体で25万人以上のユーザーに使用され、日本では世界の20%程度である5万人の方に使われているとのこと。
非常に好評を博しています。
私もPLAUD NOTEをレビューし、この2か月ほど使っているのですが、的確に精度高く文字起こし・要約ができるため、非常に重宝しています。
PLAUD NotePinは、身に着けられる「AIメモリーカプセル」
PLAUD NotePinは、小指大の小さなボイスレコーダーで、より気軽に身に着けてメモ代わりに録音することをコンセプトにしています。
カラーは、グレー・シルバー・パープルの3色。
PLAUD NotePinを開けると、本体とUSB-C⇔Cケーブル、充電台が付属されています。
本体にはUSBポートはなく、充電台に載せて充電する形となります。
先行予約特典では、アクセサリーキットが付属されています。
以下のアクセサリーがバンドルされているため、好きな形で持ち運ぶことができます。
ネックレスとして
ストラップホールがついており、首からかけることでネックレスとして使用可能です。
ひも側の金具も取り外しがしやすい形状。
ひもは長さの調節もできます。留め具が2つついており、首の後ろに垂れることなくスマートに着用できます。
腕時計のように、腕に巻いて
腕時計のように、腕に巻いて使うことも可能です。
腕時計のユニットがあり、そこに物理的にはめ込んで装着します。
ベルト部分はマグネットがついているので、ベルト先端は磁力で簡単に固定できます。
クリップでも、マグネットで挟んでも
他には、クリップもついていますので、胸元にクリップをつけることも可能です。
スーツの胸元もいいかも。本体とクリップの間はマグネットでの装着となります。
スーツを着ている方には、ラペルピン周りに裏からマグネットで服を挟み込み固定することもできます。
非常におしゃれな使い方ですよね!
PLAUD NotePinで録音・停止するには?
PLAUD NotePinの使い方は非常に簡単。
本体には録音/停止のスイッチがあります。ロゴマークの下あたりを長押しすると、録音/停止を切り替えられます。
録音開始時には「ブー」、停止時に「ブブ」とバイブレーションがされ、録音中はロゴマークに埋め込まれた赤色LEDが点灯します。
(音は発しません)
バッテリー持ちとしては、40日間スタンバイ、20時間の連続録音が可能です。
ストレージは64GBが搭載され、480時間分の録音ができますが、基本的にはスマホと接続してクラウドに自動アップされます(アップ完了後に本体内のデータは削除されます)ので、ストレージに関しては意識しなくて大丈夫です。
PLAUD NotePin・PLAUD NOTEでの文字起こし・要約の仕方
PLAUD NotePinとPLAUD NOTEは、同じPLAUDクラウドを利用して文字起こし・要約を行います。
録音終了後、スマホの「PLAUD」アプリを立ち上げると、PLAUD NotePin内のデータがアプリを介して自動的にクラウドにアップされます(アップ後はPLAUD NotePin内のデータは自動削除されます)。
速度が遅い場合は、PLAUD NotePinのWi-Fiにダイレクト接続し高速転送することも可能です。
クラウドにアップされたら、あとはAIで文字起こし・要約の処理が可能です。
「生成」ボタンを押し、テンプレートを選択、話者ラベル(スピーカーラベル)、録音言語、AIモデルを確認し「今すぐ生成」します。
数分で処理が完了します。
実際に操作している様子は、YouTube動画でも解説しています。
クラウドアップ後は、スマホアプリの「PLAUD」アプリだけでなく、ブラウザを使ってPCでも閲覧・編集が可能です。
文字起こし
文字起こしの処理は非常に正確で、固有名詞もかなりきちんと拾っている印象があります。
それでも拾い切れていないところについては、手で修正することも可能です。
また、話者識別もされますので、スピーカーラベルで人名を入力すれば、それを反映させることも可能です。
要約
要約は、テンプレートに応じて生成されます。
文字起こしが正確なこともあり、要約も精度高く、しっかりまとめてくれている印象です。
次に行うこととして、会議の最後にはタスクリストも生成してくれます。
マインドマップ
マインドマップも自動生成されています。
うまくまとまっています。
データは、リンクで共有することも、ダウンロードすることも可能
音声・文字起こしや要約のデータについては、リンクで共有することも可能ですし、ダウンロードもできます。
リンクで共有する場合には、有効期間は7日間となります。
それより長期間で見てほしい場合には、ダウンロードして共有するといいかもしれません。
データの取り扱いについて
PLAUD.AIでは、Googleクラウド・AmazonAWS・Microsoft Azureでデータ管理しています。
データ保護対策もGDPRにのっとった手続きを申請しているとのこと。
また、日本のサーバーでの使用も一部の法人から相談されることもあり、特殊なケースとして個別に対応を検討しているとのことです。
PLAUD.AIでは、ChatGPTを使ったAI文字起こしを行っていますが、法人向けAPIを使った利用を行っているため、PLAUD.AIのサービスを利用した場合にはChatGPTへの学習は一切行われないとのことです。
もちろん、PLAUD.AI内でのサービスでの学習にも使われず、データの保護は担保されます。
気軽に身に着けて録音!記憶をメモできるPLAUD NotePinが役に立ちそう
PLAUD NotePinは、気軽に身に着けて録音ができる非常に便利なデバイスです。
スマホにくっつけられるPLAUD NOTEは、通常録音に加え通話録音もできますので、ビジネスシーンでもよく使っています。
ただし、例えばデスクがない環境での発表会・会議などでは、どうしても膝の上はふさがってしまい、ぶら下げておきたいと思うこともよくありました。
PLAUD NotePinでは、ネックレスやクリップなど、簡単に服にも装着できるので、非常に便利。
手軽に持ち歩けるので、簡単に録音できます。
例えばお客さまとの商談中のやり取りや、外の現場でPC・スマホを持ち歩けない場合などでも、気軽にPLAUD NotePin一つでメモをできるのは非常にうれしいです。
また、PLAUD NOTEやPLAUD NotePinはスマホと独立してスタンドアローンで使えます。
会議中突然電話がかかってきたら、スマホのレコーダーアプリでは録音が一時停止してしまいますが、PLAUD NOTEやPLAUD NotePinを使っていればそのまま録音が続行します。
さらに、PLAUDのクラウド上では音声をアップロードすることもできるので、「PLAUD NotePin忘れちゃった!」という状況でもスマホで録音してアップロードすれば同様に文字起こし・要約の機能を利用できます。
PLAUDシリーズ、かなり便利なので、ぜひ使ってみてくださいね!
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