こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
前年(2022年)発売されたスマートグラスの「HUAWEI Eyewear」は、衝撃の出会いを受けました。
メガネをかけっぱなしでも、イヤホンをつけずに音楽や通話が楽しめます。
HUAWEI Eyewearを購入して、世界が変わりました。
このHUAWEI Eyewearの後継機種「HUAWEI Eyewear 2」が2023年11月に発売されました。
先代の弱点だった、電池持ちや付け心地が大幅に改善!よりストレスから解放され、使いやすくなった印象を受けます。
今回は、HUAWEI Eyewear 2のオンデーズモデル「OWNDAYS x HUAWEI Eyewear 2」を購入しました。
先代のHUAWEI Eyewearや先日レビューしたRay-Ban Metaスマートグラスとも比較しながら、使い心地を徹底レビューしていきます。
[2024/11/29更新] オンデーズ限定モデルのOWNDAYS x HUAWEI Eyewear 2が、11/28~12/25の限定でスペシャルプライス!
通常37,800円のところ、基本レンズ代も含めて29,800円で購入可能です!
HUAWEI Eyewear 2が、より「進化」したと感じられるポイント
HUAWEI Eyewear 2を使って感じた、より「進化」したと感じられるポイントを、長所・短所含めご紹介していきます。
HUAWEI Eyewear 2は、さらに「普通のメガネ」っぽくなった!
HUAWEI Eyewear 2は、ファーウェイ公式で発売されているモデルと、先代から引き続きオンデーズ(OWNDAYS)で発売されているモデルがあります。
私は、今回オンデーズモデルのBROW SQUARE(グレー)を購入してみました。
ラインナップが先代よりさらに充実し、黒縁以外のデザインも登場しました。
後述しますがつるの部分もスリムになり、非常にスタイリッシュ。
普段黒縁メガネをかけない人にとっても、日常使いしやすくなった印象です。
とてもじゃないですけど、スピーカーやマイクが搭載されているとはわからないですよね。違和感全くないです。
先代のHUAWEI Eyewearに比べ、HUAWEI Eyewear 2はより20~30%ほどスリムに、さらに重さも(選択するモデルによって重さ自体は変わりますが)軽くなっています。
先代は長時間つけていると、微妙にじれったい感じが出ていましたが、HUAWEI Eyewear 2はほぼ同じ重さであってもかなり印象が違います。ずっとつけ続けられる印象です。
HUAWEI Eyewear 2のほうが、耳の前後のバランスが適正化されたのではないか?とも思います。
ラインナップが非常に豊富!
ラインナップとしては、ファーウェイ公式では「ウェリントン型ハーフリム」で、チタニウムシルバーとブラックではデザインが変わっております。
オンデーズモデル(OWNDAYS x HUAWEI Eyewear 2)は、SQUARE・BROW SQUARE・WELLINGTON・BOSTON WELLINGTONの4種類。
それぞれ2色ずつ展開されているので、合計8モデルということになります。
合計10種類の中から、好きなデザインを選べるので、好みを見つけやすそうです。
小型スピーカー・マイクが搭載され、イヤホンから解放!
HUAWEI Eyewear 2は、耳元に小型スピーカーが搭載されています。
耳元のスピーカーから音を流すだけでなく、周囲には逆位相の音波を送出します。
周りへの音漏れを防ぎながら、快適に音楽を楽しめます。
実際に聴き比べてみると、隣に座っている人は、何かを聴いていることがわかる(聴いている内容までは判別できない)。
30cm程度離れていると、言われないと聞いていることすらわからない感じです。
通勤時間帯の混雑した電車内や、ロングシートなどで着席している場合には、周りにも何らかの音が聴こえそうではあります。
ただ、オフィスでの仕事中だと、隣との距離はあると思うので、テレビ会議などでも非常に役に立ちそうです。
カフェや散歩中などでも、イヤホンを装着しなくても快適に音楽を楽しめるので、非常に便利ですね!
スピーカー音質もいい感じ!人間の声がより聴き取りやすくなった
スピーカー音質はいい感じです。
スピーカー自体も、新しい同一指向性デュアル振動板を採用しています。
オーディオ音声を30%強化し、クリアで聞き取りやすくなっています。
2023/12/10ごろに、ソフトウェアのアップデートがあり(4.0.0.128)、アップデート前は音量を上げると音が割れる現象がありましたが、かなり抑えられて音質が向上されています。
HUAWEI Eyewear 2の音質は、先代のHUAWEI Eyewearにくらべると、低音域も聞こえますが、高音域に寄っています。
ただ、より人間の声ははっきり聞こえるようにも感じられるので、ウェブミーティングや通話などのシーンではかなり役立ちそう。
音楽を聴くなら……、Ray-Ban Metaスマートグラスの音質は良好です。電池の減りは速いのですが……。
とはいえ、通話・ラジオ・ポッドキャストなどを気軽に聞きたい場合には、かけっぱなしで聴くことができるHUAWEI Eyewear 2はかなりいいと思います。
マイク音質は?ウェブ会議では、周りの音をどれだけ拾う?
HUAWEI Eyewear2では、先代のHUAWEI Eyewearにくらべ、マイクの位置が口に近づきました。
また、風ノイズも低減できる設計となっており、外出時での通話でもある程度カバーできるようになっています。
マイク音質も、実際に録音しています。
バックでT-SQUAREのTRUTHを大音量で流しながら録音していますが、実際にどれだけノイズ低減できているでしょうか。
HUAWEI Eyewear 2は、マイク位置が前に出たことで、声を的確にクリアに集音できているのがわかります。
HUAWEI Eyewearにくらべ、とげとげしさや粗が少ないのは評価できます。
声の質(音質)を単純に比較すると、Ray-Ban Metaスマートグラスのほうがクリアなようにも聞こえますが、曲の音も少し拾ってしまっています。
ウェブ会議などの際には、HUAWEI Eyewear 2はかなり性能よく使いやすそうです。
耳をふさがないので、長時間の会議でも蒸れない、というメリットもありますね!
電池持ちは大幅に向上!これだけで買う価値あり!
HUAWEI Eyewear 2の電池持ちは、大幅に向上しています。
音楽再生時間が最大11時間、音声通話最大9時間とうたっていますが、先代のHUAWEI Eyewearでは長くて3~4時間程度しか聴けなかったのでだいぶ伸びたのがわかります。
実際に、電池持ちを比べてみます。
先代のHUAWEI Eyewearは、睡眠時の非着用時間を除けばだいたい15時間ぐらい。そのうちの2時間程度を音楽再生に使っています。
音楽を聴いていなくても、装着していると1時間に3%程度の電池消費があり、1~2日に一度は充電が必要です。
HUAWEI Eyewear 2では、体感でもかなり電池が持ちます。
こちらも、音楽再生時間によって充電頻度は変動しますが、たとえば上記の例だと、音楽視聴は合計8時間でも、非着用時間を除いて52時間のバッテリー持ちとなっています。
実際には睡眠時間もあるので、上記の場合だと4日程度、充電の頻度を低く抑えながら使い続けられます。
イヤホンのストレスだけでなく、充電のストレスからも解放される、画期的なデバイスに仕上がっています。
先日レビューしたRay-Ban Metaスマートグラスの電池持ちは、上の通りです。
公称でも音楽再生最大4時間、と言及がありましたが、待機中も結構電池消費されるので、思ったほどバッテリーは持たない印象です。
カメラ搭載やWi-Fi対応など、機能が多いからこそ、といった感じ。
ケースが充電器になっており、設計思想としては「グラスかけっぱなし」ではなくイヤホンのように「使うときにかける」という想定なのかと思います。
もともとサングラスですし……。
最近の私は、平日・仕事中はHUAWEI Eyewear 2を、休日はRay-Ban Metaスマートグラスをかける、という運用で、落ち着いています。
マルチポイントで、スマホ・PC同時接続OK!ペアリングは専用充電ケーブル不要に!
HUAWEI Eyewear 2の魅力としては、やはり「マルチポイント接続」です。
スマホ・PCの2台を同時接続することができます。
HUAWEI Eyewear 2は、3台以上の複数端末でもペアリング自体は可能で、同時に2台まで接続できます。
同時再生まではさすがにできませんが、たとえばPCに接続中にスマホに電話がかかってきた場合など、自動的に認識してスマホに音声出力元が切り替わります。
シームレスに電話など応対できるので、かなり便利です。
さらに、先代のHUAWEI Eyewearでは専用充電ケーブルのボタンでしかペアリングできませんでしたが、今回HUAWEI Eyewear 2では、両方のつるを指3本ずつ長押しすれば、ペアリングできるようになりました。
出先でとっさにビデオ会議したい、けどイヤホン忘れた…みたいな状況でも、問題なく利用可能です!
なお、接続性については、若干気になるポイントもあります。
特にマルチポイント接続の場合などで、PCと自動的に接続されない場合が多いです。
PCで音を鳴らす前に、接続されているか、出力先がHUAWEI Eyewear 2であるかは確認したほうがいいと思います。
音質が悪い場合は、ヘッドセットで接続されている場合もあります。
PC側のBluetoothをOFF→ONしなおしたりして、接続しなおすとヘッドホン接続に変わるはずです。
オンデーズ店舗で、度入りレンズも入れられる!サポートも安心
メガネとしてのメンテナンスも、不安な方は「オンデーズ(OWNDAYS)」の店舗で受けられます。
ファーウェイ販売モデルもオンデーズ店舗でレンズの度を入れることができます。
今回私は、OWNDAYS x HUAWEI Eyewear 2を購入しましたが、先代のHUAWEI Eyewearでもオンデーズ店舗で度を入れていたので、その度の情報を使ってオンラインで注文完結できました。
今回、私が購入した個体は「初期設定の際、ペアリングモードに移行しない」という初期不良に当たってしまったのですが、最寄りのオンデーズ店舗に問い合わせたら交換することができました。
人気のため取り寄せに2週間程度かかりましたが、問題なく交換できました。
何かトラブルがあったときに、実店舗に駆け込めるのは安心ですよね。
また、今回のHUAWEI Eyewear 2は、昨年のHUAWEI Eyewearとは異なり、レンズ部分とフレームを取り外すことができません。
レンズを洗いたい場合には、オンデーズ店舗に声をかけるといいとのことです(発表会にて、ファーウェイの方から言われました…)
オンデーズモデルは、別売SNAP LENSでサングラスにもなるぞ!
オンデーズモデルの場合は、別売りのSNAP LENSにも対応しています。
磁石で簡単にサングラスにも代えられるので、非常に便利です!
運転中に度がついたまま、磁石でピタッとサングラスに変えられます。
まぶしい!という場合に簡単に変えられるので、車に積んでおきたいですね!
[2024/11/29更新] オンデーズ限定モデルのOWNDAYS x HUAWEI Eyewear 2が、11/28~12/25の限定でスペシャルプライス!
通常37,800円のところ、基本レンズ代も含めて29,800円で購入可能です!
HUAWEI Eyewear 2でさらに進化!イヤホンからも解放、充電のストレスからも解放されて、めっちゃうれしい!
今回は、HUAWEI Eyewear 2をレビューしてきました。
1か月程度使ってきましたが、先代のHUAWEI Eyewearとも異なる進化がうれしいです。
音質の点では、アップデートで改善があり音割れも収まりまして、HUAWEI Eyewear2は全体的に人間の声を聞き取りやすい印象です。
音楽メインであれば、HUAWEI Eyewearのほうが迫力はあったかもしれません。
また、他社ではありますが、同じスマートグラスでも「Ray-Ban Metaスマートグラス」の音質がよかったのは事実。
ただ、HUAWEI Eyewear 2の一番のメリットは、先代で達成した「イヤホンからの解放」だけでなく、今回バッテリー持続時間の改善により「充電のストレスからも解放」されたこと。
4日に1回程度の充電でいいので(利用ペースによってはそれ以上)、頻繫に充電する必要がなく非常に便利。
ビデオ会議などのシーンでは、会議の時間が長くなってもイヤホンではないので耳が蒸れず、聴き取りやすい音声で通話できます。
電車の中や音質にこだわりたいシーンでの音楽視聴はイヤホンにゆだねつつ、気軽にハンズフリーでの通話・ラジオ・音楽を楽しむのにはぴったりだと思います。
HUAWEI Eyewear 2の特性がお分かりいただけたでしょうか。
ぜひ、HUAWEI Eyewear 2を使って、生活に革命を起こしてみてください!
▼動画でもレビューしています