こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ASUS・Xboxが、新型ゲーム機の「ROG Xbox Ally X」「ROG Xbox Ally」の2機種を発表しました。
国内では2025年10月16日より発売開始で、事前に予約受付もされます。
ASUSとしては2023年より発売された「ROG Ally」から毎年ゲームコンソールが発売されていますが、今回ついにXboxとの協業が実現!
持ち心地のいいグリップ、Xboxボタン、フルスクリーンのユーティリティなど、Xboxの体験を余すことなく1台に詰め込まれています。
ROG Xbox Ally XにはAMD Ryzen AI Z2 Extremeが搭載され、AIにも強い50TOPSの性能を発揮します。
ROG Xbox AllyにはAMD Ryzen Z2Aが搭載され、より省電力でも快適に、長時間のゲームプレイが可能です。
今回は、発表に先立ちまして内覧会に参加しましたので、価格・スペック・実機をご紹介します。
ROG Xbox Ally XとROG Xbox Allyの2モデルで、ゲームプレイを快適に!
今回発表されたのは、「ROG Xbox Ally X」と「ROG Xbox Ally」の2モデル。
2023年のROG Ally発表から毎年1モデルずつ発表されていましたが、今回はCPU構成・色の違いのみでの2モデルがラインナップされます。
ROG Xbox Ally X・ROG Xbox Allyの外観

ROG Xbox Ally Xはブラック、ROG Xbox Allyはホワイトの外観をしています。

今回かなりXboxらしさが入っており、1番のインパクトはグリップ部分でしょう。
画面左右のコントローラ部分にグリップがついており、Xboxコントローラのようなデザインで非常に握りやすい形状をしています。
実際に試遊してみていますが、適度に立体的なのでグリップしやすく、ボタンなどのコントロールも押しやすいです。
また、Xboxボタンも追加されています。

操作性抜群のXboxアプリ・ROG Armoury Crate SE搭載

Xboxのボタンを押すと、Xbox独自のフルスクリーンエクスペリエンスで、まるでWindows機でないかのような没入感が味わえます。
Xbox・Steamなど複数のプラットフォームのゲームを1か所にまとめて操作でき、管理も可能です。

もちろん、Windowsが搭載されていて、通常のWindows機としての利用も可能です。

ゲームプレイ中などにも簡単に設定をカスタマイズできる、ROGの「Armoury Crate SE」も搭載されています。
動作モードの切り替えや解像度、現在の状態表示なども含めて、いろいろなカスタマイズができます。
ROG Xbox Ally XにはRyzen AI Z2 Extreme搭載!より省電力を求めるならROG Xbox Allyも!
ROG Xbox Ally XとROG Xbox Allyのカラー以外の最大の違いは搭載CPUです。

ROG Xbox Ally Xには、Ryzen AI Z2 Extremeが搭載されています。
一方、ROG Xbox Allyは、Ryzen Z2Aが搭載されます。

ROG Xbox Ally Xに搭載される「Ryzen Ai Z2 Extreme」は、高性能な動作性能に加え、AI性能もNPU 50TOPSい対応しています。
Copilot+ PCとして利用でき、非常に高性能で利用可能です。
ハンドヘルドPCとしての使用感も重視しており、TDPは15-35Wと低く抑えつつも快適なパフォーマンスを実現しています。

ROG Xbox Allyに搭載される「Ryzen Z2A」は、TDPが6-20Wとかなり低いのが特徴です。
究極の省電力を実現しながら、長時間のゲームプレイができます。

7インチの120Hz対応ディスプレイ搭載!排熱もバッチリ!

ROG Xbox Ally Xは7インチの120Hz対応ディスプレイが搭載されています。
実機でも試遊していますが、かなり高精細できれいに感じました。

排熱も、側面から吸気・底面から排気なROGインテリジェントクーリングシステム搭載で、効率的な排気を実現しています。
ダストフィルターもちゃんと搭載しており、ホコリの侵入も防いでくれます。
充実のポート!

ポートも、ROG Xbox Ally XとROG Xbox Allyで共通となっています。
上面側にUSB Type-Cポート(PD対応)と、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードリーダーがついています。
電源ボタンは指紋認証に対応しています。

USB Type-Cポートは両者とも2つついているのですが、ROG Xbox AllyはUSB 3.2が2つついているのに対し、ROG Xbox Ally Xは片側がUSB4対応となっています。

今まではXG Mobile用のポートもついていましたが、2025年モデルからXG MobileがUSB-Cポートに変わったため、ROG Xbox AllyシリーズもXG Mobile用ポートが省かれ、すっきりしました。
ROG Xbox Ally X・ROG Xbox Allyのスペック
モデル | ROG Xbox Ally X RC73XA | ROG Xbox Ally RC73YA |
CPU | AMD Ryzen Z2 Extreme | AMD Ryzen Z2A |
メモリ | 24GB(LPDDR5-8000) | 16GB(LPDDR5-6400) |
SSD | 1TB(PCI Express 4.0 x4接続) | 512GB(PCI Express 4.0 x4接続) |
画面 | 7.0型 TFT液晶 1,920×1,080、タッチパネル対応 | |
NPU | Ryzen AI(50 AI TOPS) | ー |
カメラ | ー | |
大きさ | 290.0×121.0×27.5~50.9mm、約715g | |
バッテリー駆動時間 | 80Wh搭載 約13.9時間 | 60Wh搭載 約10.4時間 |
ポート | USB 4×1、USB 3.2 Gen2x1 Micro SD(UHS-II), 3.5mmヘッドホン・マイクジャックx1 | USB 3.2 Gen2x2 Micro SD(UHS-II), 3.5mmヘッドホン・マイクジャックx1 |
発売日 | 2025年10月16日(木) (9/26(金)朝9時予約開始) | |
価格(税込) | 139,800円 | 89,800円 |
ROG Xbox Ally X・ROG Xbox Allyで快適なゲームを楽しもう!

ROG Xbox Ally X・ROG Xbox Allyは、ハンドヘルドゲーミングPCとして、特にXboxとの協業により進化しました。
Xboxこだわりのグリップで非常に操作しやすいです。
AMD Ryzen AI Z2 Extreme・Ryzen Z2Aが搭載され、長時間のゲームプレイも快適!

10月16日発売となります。ぜひ、お楽しみに!
東京ゲームショウでも展示されておりますので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
▼2023年発売のROG Allyのレビューです
