こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Xiaomi 15 Ultraと同時に発表・発売されている「Xiaomi Buds 5 Pro」は、Wi-Fi版とBluetooth版が用意されています。
Wi-Fi版は、クアルコムの新しいXPANテクノロジーが搭載され、従来の倍となる4.2Mbpsロスレスオーディオが楽しめます。
めちゃくちゃ音がいいのが特徴です。
このXiaomi Buds 5 Proは、音質・ノイズキャンセリングだけでなく、もう一つ画期的な機能が搭載されています。
それが、「録音」です。
実は、この「録音」機能がめちゃくちゃビジネスシーンにも便利。
スマホで音声を聞いているときにはその音を、聴いていないときには周りの音を録音できます。
また、通話中(LINE通話含む)やビデオ会議の時には、相手の声と自分の声を含め、通話全体を録音できます。
特にビデオ会議の議事録を作るときなどにも、録音さえしておけばAIツールなどに読み込ませて簡単に作成が可能です。
オフラインの会議でももちろんボイスレコーダーとして使えますので、非常に有用に使えます。
また、4月末からのアップデートでは、Xiaomi 15 Ultraとの接続時にAI翻訳・音声文字起こしができるようになります。
Xiaomi Buds 5 Proは、かなりビジネスシーンでも使える強い味方になりそうです。
今回は、Xiaomi Buds 5 ProのWi-Fi版・Bluetooth版を購入したので、ツール周りも中心にレビューしていきます。

Xiaomi Buds 5 Pro Wi-Fi版の、音質の良さに感動!

Xiaomi Buds 5 Pro Wi-Fi版とBluetooth版を両方購入して使ってみました。
比較して感じたことをレビューしていきます。
Xiaomi Buds 5 Pro Wi-Fi版・Bluetooth版の外観の違い

Xiaomi Buds 5 ProのWi-Fi版はトランスパレントブラック、Bluetooth版はチタングレーとセラミックホワイトがラインナップされています。
私はWi-Fi版のトランスパレントブラック、Bluetooth版はチタングレーを選びました。
Xiaomi Buds 5 ProのWi-Fi版と、Bluetooth版は、製品ページとしては同じページにあり、色を選択するとエディションも異なる形となっています。
色を間違えるとエディションも変わってしまうので、Wi-Fi版が欲しい場合には「ブラック」を選びましょう。
(私は色を間違えてしまい、最初にBluetooth版を購入してしまいました。その後Wi-Fi版を買い増しました)

イヤホンの外観はこの通り。
ブラック・チタングレーのカラーはそれぞれボディーに覆われていますが、背面にはアクセントが大きく刻まれています。
チタングレーではシルバーのアクセントが、ブラックはゴールドブラスのような色合いのアクセントがついています。


付け心地は両者とも同等で、非常に付け心地がいいです。
両耳装着すると、ノイズキャンセリングONの場合にはノイズキャンセリング状態となり、静寂に包まれます。
イヤホンのサイドに凹みがあり、ここを挟むようにタップすることでコントロールが可能です。

ケースは、Wi-Fi版の「トランスパレントブラック」ではケースのふたがスケルトンになっています。
ケース下部は鏡面仕上げになっています。
一方、Bluetooth版のチタングレーは、ケースのふたが鏡面仕上げで、ケース下部はマットな仕上がりになっています。

ケース下部に「Harman」のロゴと、USB Type-Cポート、ペアリングボタンがあります。

ケース背面も、Wi-Fi版のみ認証シールが貼り付いています。
ケース背面側にはワイヤレス充電ポートがついており、Qiのワイヤレス充電も可能です。

やはり、Wi-Fi「XPAN」の音質がすごい!

早速、音楽を聴いてみましょう。
ペアリング設定後、デバイス設定から「Wi-Fiモード」をONにしましょう。
Wi-Fiモードは、Xiaomi 15 Ultra・Xiaomi 15とXiaomi Buds 5 Proの組み合わせで利用できます。

Bluetoothで聴いてみても、かなり音質がいい印象を受けるのですが、Wi-FiモードをONにするとさらに音の広がり、透明感が増す印象です。
一瞬の吐息の再現もすごく、まるで会場にいるような表現力です。
Wi-Fiで聴いたあとにBluetoothを聞くと、少しだけ「詰まった感じ」を感じるというか、やはり違いを感じます。

今回は「Wi-Fiで接続して音楽を楽しむ」という新しい技術が採用されています。
クアルコムが2023年の「Snapdragon Summit 2023」にて発表したQualcomm XPANが今回初めて採用されました。

イヤホンでも駆動できる低電力のWi-Fiに接続することで、4.2Mbps・96kHzロスレスまでの再生を可能にしてくれます。
Xiaomi Buds 5 Proは、接続も安定しており、音の途切れも全くなく非常に聴きごたえがあります。
Wi-Fiモードは、Xiaomi 15 UltraとXiaomi Buds 5 Proが接続されると、P2Pで直接接続されています。
AV Watchに掲載されたクアルコムの説明会によると、
- 現行のXPANでは、96kHzのロスレスまでに対応。将来的には192kHzに対応予定
- XPAN対応スマホとXPAN対応イヤホンは、低電力Wi-Fiで接続して音楽データを伝送し、ボタンコントロールなどはBluetooth(BLE)で補助的に利用
- スマホとイヤホンの接続時は、低電力Wi-Fiで直接接続(P2P通信)。ある強度までに下がると、BLEに一度制御が渡されるとのこと。
- 将来的には、BLEがホームネットワークのアクセスポイントを探し、アクセスポイント経由での伝送に対応する予定とのこと(説明会開催時点(3/29)ではアクセスポイント経由の接続は非対応なよう)
- アクセスポイント経由の伝送対応については、ファームウェアアップデートで対応予定
アクセスポイント経由の通信も将来的にアップデートにて対応されるとのこと。
会社や自宅などで、Bluetoothが届かない程度に遠い距離に行ったり、スマホを1階に置き忘れたままイヤホンをつけて2階に上がってしまった!みたいな状態でも、音楽を聴き続けたり電話での会話を継続できるということですね。
なかなかに面白いです。実装が待ち遠しいですね!

Wi-Fiモードの切り替えなど、設定変更での注意点
Xiaomi Buds 5 Proの設定変更については、注意が必要です。
セットアップの際には、Xiaomi Earbudsアプリのインストールを促されます。
それ以外に、Xiaomi 15 UltraなどXiaomiのスマートフォンをお使いの方は、デバイスの詳細設定からのセットアップも可能です(本稿では、以後「デバイス設定」と呼びます)。

この、「デバイス設定」の画面と、Xiaomi Earbudsアプリの設定画面は結構似ているのですが、設定できる項目が異なります。


Wi-Fiモードのオン・オフの設定は、Xiaomi Earbudsアプリではなく、「デバイス設定」の詳細設定からのみ設定できます。

オーディオ設定についても、「デバイス設定」の方では3Dオーディオ・オーディオと設定が分かれており、音質設定(aptX Adaptive Le・LC3・AAC等)・Bluetooth LE Audioオンオフなどの設定は「デバイス設定」の方で行います。

一方、オーディオバランス(Harman AudioEFX・Harman Masterやイコライザー設定)は、Xiaomi Earbudsアプリの方で行います。

アダプティブサウンドやアダプティブボリューム・3Dオーディオの設定や、ノイズキャンセリングモードの設定については、「デバイス設定」とXiaomi Earbudsアプリのどちらでも利用可能です。

ノイズキャンセリングの効きは?
Xiaomi Buds 5 Proでノイズキャンセリングを試してみました。
デフォルトで有効で、両耳に装着すると自動的にノイズキャンセリングが有効になります。
ノイズキャンセリングは、結構効いていますが、Boseなどのほうが強い印象はあります。
ただし、適度な効きなので、電車やバスの中でもうっすらアナウンスが聴こえる程度で、心地よい印象です。

初期設定時にはイヤホンのセンサー長押しでノイズキャンセリングを変更できます。
また、「デバイス設定」やXiaomi Earbudsアプリでもノイズキャンセリングの強度を調整できます。
騒がしい場所でも、アダプティブより「ディープ」のほうがしっかりノイズキャンセリングが効いている印象でした。

ビジネスシーンでも大活躍のXiaomi Buds 5 Pro!ポイントは「マイクのノイズカット」と「録音」にあり!
Xiaomi Buds 5 Proは、ビジネスシーンでもめちゃくちゃ大活躍しています。
注目の2つの機能をご紹介しましょう。
※以下の2つの機能は、スマートフォンがXiaomiのものでなくても利用可能です!
マイクのノイズカットがすごい!ほとんど周りの音を消してくれる!他社比較でも最高レベル
まずは、Xiaomi Buds 5 Proのマイクについて検証してみました。
今回は、電車の走行音・人ごみのカフェでの話し声・音楽を順番にバックで爆音でかけながらしゃべり、バックの音がどれぐらい消えて的確に自分の声が拾えるかをチェックしてみます。
実際に聴いてみると、ほとんどバックの音が拾われず、自分の声がちゃんときれいに拾えています。
バックの音のボリュームによって、3つ目の音楽の再生ではさすがに少し声の精細さが少し荒めな感じではありますが、的確に声を拾えているのがわかります。
ある程度周囲でノイズのある場でのオンライン会議などでも、本領を発揮しています!

意外と載っていなかった画期的な「録音」機能が便利!
Xiaomi Buds 5 Proには、載っていそうで意外と載っていなかった「録音」機能が搭載されています。
この録音機能、かなり便利なのです!
録音機能を使う前に、ジェスチャーに割り当てよう
録音機能は、イヤホンのジェスチャーにデフォルトで設定されていません。
まず、ジェスチャーに録音を割当てましょう。

ジェスチャーに設定したら、録音機能を使えるようになります。
おススメは「長押し」ですが、「2回押し」「3回押し」でも録音の設定は可能です。
録音データは、スマホのXiaomi Earbudsアプリに取り込んで聴ける
また、接続しているスマホのXiaomi Earbudsアプリの「録音」からも、録音・停止や録音状態の表示、録音データの取り込みや再生が可能です。

接続されているイヤホン内に保存された録音データは、「イヤホン」のタブに表示されます。
「L」マークは左耳に録音されていることを示しています(Rは右耳)。
「すべてをスマートフォンに保存」をタップすると、保存できます。
スマートフォンに保存後は、他のアプリへの共有も可能ですし、Windows PCではデータの取り込みも可能です。
(録音データは.oggファイルで保存されています。Windows 11では通常再生可能です)


「周囲の音声」や「デバイスで聴いている音声」を録音できる
デバイスと接続していないときや、デバイスと接続していてもデバイスから音が流れていない場合には「周囲の音声」を録音してくれます。
また、デバイスからイヤホンに音を流している状態では、「デバイスの音声」を録音してくれます。
(周囲の音声は録音されません)
録音は、モノラルで録音されています。
音質自体は、言葉は十分に聞き取れる程度の音質かと思います。
電話中や、ビデオ会議中の通話では、自分・相手を合わせた通話音声を録音!
電話での通話やSNS通話、ビデオ会議などの通話状態の場合には、「通話の録音」として、自分の音声と相手の音声を合わせて会話全体を録音できます。
通話全体を録音できるため、特にオンライン会議などではミーティングの議事録作成や、聞きもらしにも役立ちそうです。

録音開始時に「録音を開始します」、録音終了時に「録音を終了します」というアナウンスがイヤホンに流れますが、このアナウンスが通話相手に流れることはありませんでした。
通話終了時や、ビデオ会議の終了時(通話状態が終わったとき)には、自動的に録音が終了します。
「周囲の音声を録音」「デバイスの音声を録音」「通話を録音」については、イヤホン側が自動的に選択して録音をします。

イヤホン装着せず、ケースに入れた状態でも録音可能
Xiaomi Buds 5 Proでは、イヤホンを装着していなくても、ケースのボタンを操作して「周囲の音声を録音」できます。
ケースのペアリングボタンを3回押すと、短い数回の緑点滅ののち、緑点灯となります。
これで、録音が開始されます。
ケースのふたを開けていれば、接続しているデバイスのXiaomi Earbudsアプリの録音画面でも、状況が表示されます。
ただし、スマホと接続されている状態なので、スマホに電話がかかってくると(電話に出たら)録音が自動的に終了します。

ケースのふたを閉めて録音をすると、デバイスと接続せずに録音できるため、通話着信があっても録音が終了しません。

ケース側に片方だけイヤホンを入れてふたを閉じ、もう片方は耳に装着した状態で電話がかかってきても、ケース側は周囲の音声の録音を継続しつつ、耳に装着したもう片方の通話録音もできます。
両方のイヤホンで別ソースを録音できるというのは、なかなか面白いですね!

充実の録音機能、Xiaomi以外のAndroid・iPhoneでも利用可能!PCの音声も録音できる!
なお、「録音」の機能は、Xiaomiスマートフォン以外でも利用可能です!
GalaxyなどほかのAndroidでも利用できますし、iPhoneもiPhone向けのXiaomi Earbudsアプリが配信されていますので、利用可能です。

上の例でも出しましたが、Windows PCにも接続して、マルチポイントでの利用も可能です。
Windows PCでオンラインミーティングの通話を録音しながら、スマートフォンのXiaomi Earbudsアプリ上で録音ステータスの確認も可能です。

なかなか優秀ですよ、Xiaomi Buds 5 Proは!!

Xiaomi Buds 5 Proのすごさは、音質だけじゃない!魅力的な機能で、ビジネスマンには必須!

今回は、Xiaomi Buds 5 Proをレビューしました。
Bluetooth版とWi-Fi版の2モデルが登場していますが、特にWi-Fi版の音質の良さには感動します。
(Bluetooth版でも、十分に音質はいいと感じてはいますが…比べるとWi-Fi版がすごい…)
また、マイク音質のすごさもすごいですよね。ノイズをきれいに消して、的確に自分の声を相手に伝えてくれます。
注目したいのが「録音」の機能です。
周りの音を録音することもできますし、通話やZoom・Teamsなどのオンライン会議でも耳のジェスチャーだけで録音することができます。
録音した音声はスマホなどで振り返られますし、4月末からのアップデートではXiaomi 15 Ultraの組み合わせでAI翻訳や文字起こしの機能も使えるようになります。録音機能は他のスマホ・PCとでも利用可能です。
ぜひ、Xiaomi Buds 5 Proで、仕事も効率化してみてください!


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