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仕事でも快適!ASUS ROG Flow X13 GV302の実機レビュー!クリエイター目線でおススメポイントは?

YouTube動画でも詳しくレビューしています
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こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

ASUSから発売されているゲーミングPC「ROG Flow X13 GV302」(2023年モデル)をメーカー様よりお借りし、レビューします。

今回、ROG Flow X13 GV302を実際に使って、非常に快適だと思ったのは

・ゲーミングPC!?と思えないぐらい、軽くて薄いボディで持ち運びが楽
・Ryzen 9 7940HS・GeForce RTX4060搭載で、めちゃくちゃ快適。サクサク!
・「手書きでメモ」派にも、360°回転ヒンジで、手書きメモ可能!
・充実のポート数。オフィスでがっつり作業したいときはXG mobileを接続!

と、非常に充実。
ゲーミングPCですが、動画編集などクリエイターの方も非常におススメ!
私も動画編集をかなりしますが、出先でも作業したい……、なんて時にはPC1台持ってもハイパワーで作業できます。
XG mobileのおかげで、オフィスで作業したいときにはがちゃっとドッキングするだけで簡単に使えます。

非常に取り回しがよく、クリエイターにも非常におススメです。

今回は、クリエイター目線で見た、実際使って感じたROG Flow X13(2023)のメリット・デメリットをレビューしていきます。

商品貸出:ASUS JAPAN株式会社

目次

ASUS ROG Flow X13 GV302は、クリエイター目線で見るとおススメ?使って感じたポイント

ASUS ROG Flow X13は、以前レビューしたタブレット型のROG Flow Z13の兄弟モデルとして、ラップトップ型で先に発表されました。
今回ご紹介するROG Flow X13 GV302は、2023年3月に発表・5月に発売された、同名機種の3世代目となります。

個人的にもめっちゃ気になっていたモデルで、今回お借りすることができました。

「ゲーミングPC」らしからぬ、スリムなボディと飾りすぎないデザインが素敵!

ゲーミングPCといえば、コッテコテ・キラキラな印象があります。
人によっては飾りすぎかも…と思うかもしれません。

ROG Flow X13 GV302は、黒一色のデザイン。
ただただシンプル、というわけではないのが素敵なところです。

天板や背面は、カーボン繊維・アラミド繊維をも彷彿とされるような、波模様を採用しています。
実際にうねうねとカーブしているので、グリップ感も上がり持ち心地も良好。

ワンポイントのROGのマークと、「REPUBLIC OF GAMERS」のロゴが非常に印象的。

また、ヒンジにも刻印など、細部にまで凝っている様子が素敵です。

軽くて薄い、なのにめちゃくちゃハイスペック!

ゲーミングPCですから、当然ハイスペック・GPUもGeForce RTX4060 Laptop GPUも搭載された強いモデルですが、それにしては結構薄めなんです。

右側面。ハイエンドにしては薄めですよね!

ほかのゲーミングPCに比べ、薄めですよね。
ファンなどもちゃんと搭載され、冷却機構は申し分ないのですが、薄くて持ち心地もいいのでかなり軽く感じます。
重さは1.35kg。

ポートも充実しています。
ノートPCだと、最近は結構ポート数が少なくなってきている機種も多いのですが、ROG Flow X13は多めです。

ROG Flow X13の左側面。右側面と合わせて、ポートは充実していますね!

USB Type-Aポートが右側に1つ、USB Type-Cポートは左右に1つずつの2つ用意されています。
左側のType-Cポートは、XG mobileポートと兼用という形。

XG mobileポートは、キャップをなくさないように、紛失防止の機構に進化しています。

さらに、HDMIポートやmicro SDポート、イヤホン端子もついており、なかなか便利です。

とくにビジネス用途や、以前から持っているゲームコンソールなどを接続する場面など、USB Type-A端子は案外使う頻度が高いです。
プレゼンなどで映像出力に使う場合も、Type-CだけでなくHDMIが使えるのは非常に頼もしいですね。

360°回転できるディスプレイで、タブレットモードでも、「ペンでメモ」もラクラク!

ROG Flowシリーズは、Z13がタブレット2in1タイプ、X13がラップトップタイプと、形態が充実しています。

ベンチマークテストの際の描画。めちゃくちゃきれいですよね…

ROG Flow X13のディスプレイは、最大165Hzのリフレッシュレートを採用した、2560×1600の13.4インチティスプレイ。
有機ELのグレア仕様で、めちゃくちゃ美しいです。

ROG Flow X13は、360度回転できるヒンジを採用していますので、最大まで回せばタブレットモードとして利用できます。

ペン入力対応。ASUSペンや、Surfaceペンでも書けます

ディスプレイはペン入力も対応しています。
Windowsはタブレットとしても利用できますし、もちろんMicrosoft Officeはフル機能で利用可能。
ペンでメモ、というシーンでも非常に快適です。
OneNoteでは、録音しながらメモも可能。

外でもサクッと作業できるツールが、全方位でそろっているのがROG Flow X13の魅力だと思います!

がっつり重い作業したいときには、XG Mobileを!ハブにもなる!

ROG Flow X13は、GPUとしてGeForce RTX4060 Laptop GPUを搭載しています。
ある程度の負荷のかかるゲームや作業・動画編集でも便利に快適に行えます。
ただ、家やオフィスで、腰を据えて作業をする際にはより高速なマシンのほうがいい、と思うかもしれません。

モニターに接続して作業もばっちり!

例えば、作業は出先でも空き時間に行いたいけど、動画の編集や書き出しはオフィスでガツンとしたい、という場合には、XG Mobileが便利です。

専用の外付けGPUで、最強スペックのGeForce RTX4090を搭載。
性能比較は後の章でも行いますが、さすがの高スペックです。

XG Mobileのポート群。側面にはSDカードスロットも

また、XG MobileにはUSB Type-Aポートが3つ、Type-Cポートが1つ、HDMI、DisplayPort、LANポート、側面にSDカードスロットもついています。

デスクトップPCのように、外部ディスプレイや周辺機器をつないでおくと、非常に便利に作業できます。

XG MobileをはめてロックスイッチをON!

XG Mobileをガチャっと接続・解除するだけで、デスクトップ環境と持ち運び環境を切り替えられるのは非常に便利ですよね。

GPUの利用には、タスクトレイから接続・解除の動作が必要

少しだけ面倒なのは、接続・解除時に画面上で接続・取り外し作業が必要な点。
外付けGPUなので必要になるのは仕方のないところではありますが、右下のタスクトレイから接続・解除の動作をしましょう。

ハードのボタンで、ショートカットできればより便利なんですが……。

ROG Flow X13はどれぐらい快適?Ryzen 9 7940HSがかなり強い!

ROG Flow X13はどれだけ快適でしょうか?ベンチマークや、動画編集でも試してみました。

ROG Flow X13のスペックの違い

ROG Flow X13 GV302は4つのモデルがあり、RAM・SSD・GPUの違いで分かれています。

機種CPURAMSSDGPU画面
GV302XI-R9R4070AMD Ryzen 9 7940HS32GB1TBNVIDIA® GeForce RTX™ 4070 Laptop GPU2,560×1,600ドット (165Hz)
GV302XV-R9R406016GBNVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU
GV302XU-R9R4050NVIDIA® GeForce RTX™ 4050 Laptop GPU
GV302XA-R9RUMA512GBRadeon™ グラフィックス (CPU内蔵)1,920×1,200ドット  (120Hz)

今回お借りしているのは、GeFore RTX4060 Laptop GPUを搭載しているGV302XVというモデルです。

ベンチマーク測定結果。Ryzen 9搭載だからこその強さ…

ベンチマークを計測してみました。

注意書きのない限り、XG Mobileへ接続しない状態でのTurboモード、GPU:Ultimateでの測定となります。

CineBench R23

機種スペックCPU
(Multi Core)
CPU
(Single Core)
MP Ratio
ASUS ROG Flow X13(2023)Ryzen 7940HS1448917018.52
ASUS ROG AllyRyzen Z1 Extreme1290516787.69
ASUS Zenbook S 13 OLED(2023)Core i7-1355U590415823.73
ASUS ROG FLOW Z13(2022)Core i5-12500H1052517246.10
ASUS Zenbook 17 Fold OLEDCore i7-1250U552815643.53
Surface Laptop StudioCore i7-11370H GeForce RTX3050Ti528612714.16
Apple MacBook Pro M1Apple M1670614454.64
ASUS ZenBook Duo UX482Core i7-1165G7 GeForce MX450456714043.25
(参考) GALLERIA ZA7R-R37Ryzen 9 5900X GeForce RTX370020623157513.09

CineBench R23は、CPUの性能を図るベンチマークソフトです。

マルチ14479、シングル1701と、非常に高性能な結果となっています。

ドラゴンクエストXV ベンチマークソフト ver.1.6

機種最高画質標準画質
ASUS ROG Flow X13(2023)すごく快適 21649すごく快適 21547
ASUS ROG Allyすごく快適 12793すごく快適 11817
ASUS Zenbook S 13 OLEDとても快適 9717とても快適 9554
ASUS ROG Flow Z13(2022)とても快適 7565とても快適 7530
Surface Laptop Studioとても快適 7461とても快適 7166

比較的軽量なゲームですが、2万台のスコアを出してくれています。PC単体でも非常に快適に遊ぶことができます。

ファイナルファンタジーXV Benchmark ver.1.3

続いては、重量級のゲームのベンチマークを測定しています。

機種標準画質軽量画質
ASUS ROG Flow X13(2023)とても快適 9449とても快適 12467
ASUS ROG Ally普通 3500普通 4388
ASUS Zenbook S 13 OLED重い 2276やや重い 2976
ASUS ROG Flow Z13(2022)重い 2311普通 3004
Surface Laptop Studio快適 6487快適 8102
ASUS ZenBook Duo UX482重い 2416普通 3113
(参考) GALLERIA ZA9R-R37非常に快適 16283非常に快適 19494

軽量画質でも「重い」となるPCもある中で、ROG Flow X13は単体でも「とても快適」のステータスをたたき出してくれました。
(高画質だと「快適」、スコア6811でした)

重いゲームで、よりパワーを発揮したい場合には、やはりXG mobileが最強です。
同じTurboモードで比較すると…

XG mobileでは、2倍近いスコアに上昇し、17017。「非常に快適」をたたき出しました。
デスクトップのGALLERIA ZA9R-R37を上回り、めちゃくちゃ快適に利用できます。

Armory Crateアプリで、動作モードを変更することができます。
それぞれのモードで測定した結果は以下の通りです(いずれもXG mobileは未接続)。

比較的抑えめのモードでも「快適」のステータスとなっています。
かなりハイスペックで快適なのがわかります。

Davinci Resolveでの動画編集・書き出しは快適?

Davinci Resolve Studio(有償版)での、4K動画編集や書き出しも行ってみました。

動画のカット編集のスムーズさについては、以下の動画をご覧ください。

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