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こだわりのコーヒーを自宅でも!UCCドリップポッドの10thアニバーサリーカプセルセットがおいしすぎた!好評なDRIP PODの10年の歩みと苦悩

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こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。

UCCが手掛けるカプセルコーヒー「DRIP POD」は、日本になじみ深いドリップコーヒーをより手軽に、よりおいしい味わいを追求したこだわりのコーヒー体験を味わえます。
2023年10月には新型コーヒーマシーン「DRIP POD YOUBI」を発売し、プロのバリスタが淹れるコーヒーを再現できるプロレシピもスマホアプリを使って利用でき、非常に好評を博しています。

今回、DRIP POD誕生から10周年を記念し、ブルーマウンテンとゲイシャという2つの特別なコーヒーをセットにした「10thアニバーサリーカプセルセット」が発売されます。

今回、UCC東京本社にてUCC「ドリップポッド」10周年 新製品・新戦略説明会に参加し、新しいスペシャリティーコーヒーを味わうと同時に、10年間の苦悩や戦略をうかがってきましたので、紹介していきます。

目次

DRIP POD 10周年を記念して、スペシャルティカプセルが誕生!

UCCのカプセルコーヒー「DRIP POD」では、10周年を記念した「10thアニバーサリーカプセルセット」を発売します。

  • ローズヒル ブルーマウンテン No.1
  • サンタ クララ グァテマラ ゲイシャ

この2つの味が12個ずつのセットになって楽しむことができます。
現在予約受付中で、4月1日発売です。

プレゼンターのソロフレッシュコーヒーシステム株式会社
ドリップポッド ブランドマネージャー 小牧 美沙氏

黒糖のようなコク、チェリー・マンゴーのようなフルーティな味わいが楽しめる「ローズヒル ブルーマウンテン No.1」

ローズヒル ブルーマウンテン No.1

「ブルーマウンテン」は、コーヒーを飲む方であればだれもが知っている「コーヒーの王様」です。
非常にバランスがよく、通常はブレンドすることの多いコーヒーでもブルーマウンテンはシングルで苦味・酸味・コクが絶妙に調和するためです。

UCCの創業者は「ジャマイカはコーヒーの聖地だ!」というほどで、UCCはジャマイカに直営農園を持っています。
850m~1150mと標高の高いローズヒルエリアで育てているため、コーヒーチェリーはゆっくりと成熟し、大粒で高品質なマメが育ちます。

ブルーマウンテンといえば、普通は栗や黒糖のような味わいになりますが、標高が高い「ローズヒル ブルーマウンテン No.1」はチェリーやリンゴのような風味を豊かに、深いコクと酸味のバランスが非常に良いです。

華やかな香りで柔らかい甘さと複雑さ「サンタ クララ グァテマラ ゲイシャ」

サンタ クララ グァテマラ ゲイシャ

他の品種より、華やかな甘い香りが特徴的な「ゲイシャ」。
1500m以上の高地斜面で生産するむずかしさ、手摘みの少量生産という背景から、高級スペシャリティコーヒーとして名をはせています。
2004年にパナマ国際品評会初出品時での最高値更新は、「ゲイシャショック」と言われるほどでした。

「ゲイシャ」といえばパナマ、が有名ですが、グァテマラのゲイシャは非常に複雑な味わいを生み出します。
グァテマラでは火山の斜面標高1800mに位置する、非常に水はけのいい農園で育ったコーヒー。
甘味が凝縮され、豊かな風味がはぐくまれています。

ある意味「ゲイシャ」らしくない?と思えるほど、パナマのゲイシャよりバランスがよくフルーティーさも味わえます。

特別なコーヒーに合わせて、マリアージュも楽しもう

コーヒーはブランドによって、味わいも大きく変わります。
コーヒーと一緒にお菓子などを食べるときにも、コーヒーに合わせたマリアージュを楽しめるといいですよね!

今回の新製品発表会では、このスペシャリティコーヒーの試飲とともに、マリアージュも試食できました。

「ローズヒル ブルーマウンテン No.1」ではミモレットチーズを一口含んでからコーヒーを飲むと、チーズの塩味やコクが合わさって、よりミルキーな味わいを楽しむことができます。
「サンタ クララ グァテマラ ゲイシャ」ではフルーツゼリーをかじりながらコーヒーを飲むと、より口の中がフルーティで新鮮です。コーヒーの苦味・酸味とのギャップもありつつ、フルーティな味わいを楽しめます。

一足早く、楽しめる!「DRIP POD LAB」開催!

UCC東京本社のある青山一丁目駅近くの住友不動産青山ビル西館1Fにて、「DRIP POD LAB」が開催されます。
10周年記念カプセルの「ローズヒル ブルーマウンテン No.1」「サンタ クララ グァテマラ ゲイシャ」を、いずれもマリアージュ(一口サイズのフード付き)で楽しむことができます。

2種類のコーヒーを飲み比べたり、同じ種類のコーヒーで淹れ方を変えて(DRIP PODのスタンダードレシピ・プロレシピ)味わうことができます。

営業日2025年3月21日(金)~4月10日(木)の平日
営業時間9:00~13:00
場所東京都港区赤坂8丁目5番26号住友不動産青山ビル西館1F
アクセスGoogle Map
販売商品「ローズヒル ブルーマウンテン No.1」「グァテマラ サンタクララ ゲイシャ」(いずれも一口サイズのフードつき)
1杯200円(税込)より
※テイクアウト(イートインも可能)

また、体験型ストアb8taでも、b8ta Tokyo – Shibuyaにて10thアニバーサリーカプセルの試飲を楽しめます。

開催日2025年3月20日(木)~6月30日(月)
営業時間11:00 〜19:30
場所b8ta Tokyo – Shibuya
東京都渋谷区渋谷1丁目14番11号 小林ビル1階
アクセスGoogle Map

※予定を上回る来場者数により試飲分の在庫がすべて終了した際は、やむなく予定より早く終了させていただく場合がございます。

コーヒー好きのための「最高の一杯」を…UCC DRIP PODが目指す姿と苦悩

UCC「ドリップポッド」10周年 新製品・新戦略説明会では、発売開始から10年を迎えるドリップポッドの10年間の苦悩と目指す姿も語られました。

UCCジャパン株式会社 執行役員 ニュービジネス担当
ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社 代表取締役社長 柳原 優樹氏

日本人に合うカプセルコーヒーを!

カプセルコーヒーは、競合ではネスレのドルチェグスト・ネスプレッソなども存在していますが、欧米は5~8割と高い普及率を示しているのに対し、日本では6%と、普及率が低いのが現実です。
この普及率の違いには、好まれるコーヒーの質の違いが挙げられます。

欧米ではエスプレッソが好まれるのに対し、日本ではドリップコーヒーが好まれます。
ネスレは欧米の会社なのでエスプレッソタイプのカプセル型コーヒーを提供していますが、日本で好まれるドリップコーヒーにあったものは存在しませんでした。

一方、日本は世界4位のコーヒー消費量を誇っています(上記グラフでは、EUを1地域としてまとめていますが…)。
また、アジア諸国でもフィリピン・中国などアジアでもコーヒー消費が伸びているのが現状です。
アジアではドリップコーヒーを飲む習慣が強いのです。

日本ではカプセルコーヒーの市場規模も徐々に拡大し、年平均成長は約10%と成長しています。

UCCのドリップポッドに限って言えば、年平均成長は約25%と、伸びがすごいです。

カプセル型コーヒーの誤解を解きたい…「最高の一杯」を追い求めるDRIP POD

UCCとしては2009年に前身のPelicaを発売後、2015年にドリップポッドを発売し、ソロフレッシュコーヒーシステムとして別会社を設立し事業としています。

ただし、最初から順風満帆とはいかず、最初は伸び悩む時期もあったといいます。
カプセル型コーヒーに対する誤解を、UCC社員も、世間も抱いているのが課題でした。

UCCが持つこだわりを最大限に生かす、「最高への一杯」へのブランドへ、かじを切ることになります。

「最高の一杯」とは?緻密な制御で、こだわりのコーヒーをいつでも味わえる

UCCは、ドリップポッド展開前より数々のコーヒー製品を手掛けてきました。

コーヒー豆の農園での生産から検査・品質検査、焙煎・粉砕・製品化に関しては、UCCの従来からの得意分野であり、非常にこだわれていました。

一方、特にドリップコーヒーという性質上、最後の「抽出」に関してはユーザーにゆだねられることにより、どうしても仕上がりの味わいには個人差が出てしまいます。
また、粉の想定よりも湯量の多い方が多く、メーカーの想定より薄いコーヒーが出来上がっていることが多かったといいます。

ドリップポッドは、カセットをセットしボタンを押すだけで抽出!安定して「最高の一杯」を抽出可能

この「抽出」という最終工程もコントロールできるというのが、ドリップポッドの「最高の一杯」を安定して味わえる重要なポイントとなります。

マシンのボタンから抽出するスタンダードレシピのほかに、
スマホアプリからの抽出でプロのバリスタが淹れたようなレシピを味わえる「プロレシピ」も

最新のDRIP POD YOUBIでは、スマホアプリの「Coffee Creation」から抽出をすると、プロのバリスタが監修したプロレシピを味わうことができます。
DRIP POD YOUBIでは「蒸らし」の時間や湯の温度、「抽出(前半)」「抽出(後半)」それぞれの湯温やお湯を注ぐスピード・湯量をコントロールできるため、より緻密に酸味・甘味や苦味・コク・渋みをコントロール可能です。

想像以上に繊細なコントロールができるのが、ドリップポッドの「最高の一杯」たる所以ともいえるのかもしれません。

「最高の一杯」を体感できる場の創出も!幅広い場所で体感可能

このUCCドリップポッドを、気分がより高揚する「ホテル」「ラウンジ」で数多く採用されています。

ヒルトン横浜などの数多くの五つ星ホテルでも採用され、客室などで最高の一杯を味わえます。
また、ミシュランキーに選出されたホテルや、海外でもホテル日航 高雄やシンガポール5つ星ホテルにも内定され、ホテル客室導入はNo.1となっています。

それだけ、UCC ドリップポッドは品質が認められているということですね。

また、UCCドリップポッドとしてもポップアップイベントを積極的に展開しており、数々の体験を楽しめます。

「あえて囲いこまない定期便」が大好評!ユーザーとの関係構築を重視

UCCの従来製品は、基本的には「売り切る」ところがゴールとなっているところでもありました。
しかし、ドリップポッドは、LTVを重視し、マシンを買ってくれたところからスタート、いかに長く満足して使っていただけるか、に注力しています。

ドリップポッドではサブスクプランを提供していますが、定期便加入者の半数以上が2年以上継続!
昨年のカプセル購入の割合としては8割が定期便加入者ということで、非常に好評です。

「あえて囲い込まない定期便」を売りにしていて、注文数量や配送タイミングを自由に設定できます。
他社では結構ノルマがあったりするので、柔軟さが長期的には受けがいいのかもしれません。

Amazonでも約8割がリピーター、定期便は6割程度と非常に好評です。
ネスレなど他ブランド平均は3割程度と、他社より定期便が好評なのが分かります。
ブランドとして、ユーザーとの関係構築に成功している、といってもよさそうです。

ドリップポッド、今後の事業戦略は?

目標売上としては100億円ですが、もうすでに達成間近とのこと!
また、同じドリップコーヒー文化のある台湾・フィリピン・シンガポール・タイなど、アジアへの展開を加速していくとしています。

いつでも美味しい「最高の一杯」を味わえるDRIP POD、今後の展開も楽しみ!

ドリップポッドを手掛ける、ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社 柳原 優樹氏と小牧 美沙氏

ドリップポッドは2025年、非常に精力的に活動していくとしています。
今回は、10周年記念プロジェクトの第1弾として、2種類のスペシャリティコーヒーのキットを4月1日より発売します。現在予約受付中です。

個人的に非常に興味深いのは「水素焙煎」です。
従来の天然ガス焙煎よりもより味わいが広がると、昨年技術発表されていますが、ドリップポッドでも水素焙煎を生かした新製品がリリースされる予定とのこと。

春夏秋冬、今年のドリップポッドは見逃せなさそうです!

筆者も、自宅でもドリップポッドを愛用していますが、ぜひ、ドリップコーヒーの「最高の一杯」を味わっていただきたいですね!

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