こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
今回のROG Phone 8・ROG Phone 8 Proは、ものすごいです!
最強のSnapdragon 8 Gen 3が搭載され、薄型化されたにもかかわらずまた冷却性能もアップ!
ゲームを実際にプレイしてみても、熱さを感じません!
もちろん、外付けのAeroActive Cooler Xにも対応。冷却効率20%アップと小型化で、非常にプレイしやすくなっています。
そして、日本でもROG初の「おサイフケータイ(FeliCa)」「ワイヤレス充電」も対応し、ゲームだけでなく普段使いも最強です。
さらに、ASUSのZenfone・ROG Phoneでは通話自動録音にも対応していますが、LINE通話での自動録音にも対応しています。
普段使いのスマホとしても、最強のスマホと言えそうです!
今回は、ASUS ROG Phone 8を発表前に事前にお借りしましたので、内覧会でいち早くタッチアンドトライで来たROG Phone 8 Proとともにレビューしていきます!
端末貸出:ASUS JAPAN株式会社
ROG Phone 8・ROG Phone 8 Proの質感が素敵!
ROG Phone 8シリーズを、実機を交えてご紹介していきましょう。
ROG Phone 8・ROG Phone 8 Proの大きく2モデル
今回は、ROG Phone 8とROG Phone 8 Pro・ROG Phone 8 Pro Editionが用意されています。
ROG Phone 8 ProとPro Editionは、実質的にEditionはメモリ24GB/ストレージ1TBにバージョンアップされ、AeroActive Cooler Xが付属されたモデルです。
大きく分けると、ROG Phone 8とROG Phone 8 Proの2パターンに分けられます。
ボディーは両者とも側面がフラットなデザインで、画像での見た目以上にすべすべ、なめらかな背面をしています。
優しい感じがして、いつまでも触っていたくなる形状です。
ROG Phone 8だけにあるレベルグレーも、内覧会の会場で見ましたが明るめのグレーで素敵です。
大きさは2モデルとも同じです。
ROG Phone 8 無印とROG Phone 8 Proの最も大きな違いは、背面のROGロゴです。
ROG Phone 8 : 美しくなめらかなAURAライト
ROG Phone 8のほうはAURAライトというLEDライトが、ROG Phone 8 ProのほうはAniMeVisionというドット柄の背面アニメーションがついています。
▼動画でもグラデーション表示している様子を紹介しています(再生ボタンで該当箇所から再生されます)
AURAライトは、電話の着信時や通知・充電・音楽再生時など、様々なタイミングでライトを点灯させることができます。
今回のAURAライトは、ROG Phone 7と比べLEDの数が2倍に。
レインボーに点灯する場合など、非常になめらかで鮮やかに点灯してくれるのが非常に印象的です。
ROG Phone 8 Pro : 白ドットのアニメーションが便利!AniMe Vision搭載
ROG Phone 8 Proの背面には、AniMe Visionという白色LEDドットのアニメーションがついています。
AniMe Visionは、電話やメールなどのアニメーションを表示だけでなく、今回はカメラのセルフタイマーではカウントダウンしてくれたり、結構面白いエフェクトがあります
また、時刻も表示できるのですが、実はこのAniMe Visionは向きも検知してくれており、向きにあった表記をしてくれます。
なかなか作りこまれていて楽しくなるAniMe Visionです。
▼動画でもAniMe Visionを表示している様子を紹介しています(再生ボタンで該当箇所から再生されます)
ROG Phone 8シリーズは、小型化・軽量化を実現!
ROG Phone 8のもう1つの進化点は、小型化・軽量化という点でしょう。
昨年のROG Phone 7と比べ、15.2%の薄型化を実現。
画面占有率は94%と、ベゼルも狭くなりコンパクトになっています。
重さも、ROG Phone 8 Proは225g。先代のROG Phone 7 Ultimateと比べて9%も軽量化を実現しています。
ディスプレイは6.78インチで、最大165Hzに対応するLTPO対応超高性能AMOLEDディスプレイを搭載しています。
パンチホールディスプレイ、気になるあなたに表示エリアの変更も可能!
小型化・軽量化によって、フロントカメラの位置が画面上からパンチホールに変更となっています。
ゲーミングスマホとしては、パンチホールの位置がゲーム中の視界を遮る位置にある可能性がある…と少し落胆する方もいるかもしれません。
でも、安心してください!大丈夫です!
ROG Phone 8シリーズのゲーム統合アプリ「Armory Crate」アプリから、画面サイズの変更ができます。
全画面表示・片寄せ表示・中央表示と、3つのスタイルを設定可能。
フロントカメラだけ回避したい場合には片寄せ表示を、センターを維持したい場合には中央表示も選択できるのが便利。
黒表示の端は、誤タッチを防止するようになっており、ジェスチャーナビの「戻る」やエッジツールを除き、基本は反応しません。
もちろん「ゲームで勝てる!」最強スペック構成で無敵なROG Phone 8
もちろん、ROG Phone 8は大丈夫!ゲームに強い、ゲームで勝てるスマホを貫いています。
Snapdragon 8 Gen 3搭載!最高峰の性能で、確実にゲームに勝つ!
SoCには、クアルコムのSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。
CPUは30%、GPUは25%高速化した最高峰のチップセットに、メモリは最大24GB、ストレージは最大1TBが搭載されています。
さらに、CPUはセンターレイアウトに配置することで、後述するAeroActive Coolerも配置できますし、ゲーム時の手に熱を感じにくくなります。
バッテリーは5,500mAh。
5,500mAhは、昨年のROG Phone 7の6,000mAhに比べると減っておりますが、SoCの最適化により、駆動時間は変わりません!
薄型化なのに、冷却性能もさらに20%アップ!
冷却性能もさらに向上しています。
今回、チップを急速冷却するヒートシンクを配置し、20%の性能アップを図っています。
他社ではベイパーチャンバーを配置する動きが増えていますが、ROG Phone 8は追随を許さない感じです。
AeroActive Cooler Xで、さらに冷やす!
今回のROG Phone 8シリーズでも、ちゃんとAeroActive Cooler Xが発売されます。
先代に比べコンパクトになりましたが、AeroActive Cooler Xのペルチェ素子は2.6倍に、冷却効率も1.2倍となり、めちゃくちゃ冷えます!
ROG Phone 8シリーズは、左側面と下面の両方にUSBポートがついており、左側面側のポートからAeroActive Cooler Xを装着することで、ダイレクトに冷やせます!
昨年のAeroActive Cooler 7は、ROG Phone 7 Ultimate側の窓を開けて物理的に風を端末内に注ぎ入れるスタイルでしたが、社員の方曰く、今年のAeroActive Cooler Xは薄型化のためその機構を省略、かつそれ以上の冷却性能を実現した!とのことです。
バランスも良く、ゲームしやすいです!
ベンチマーク測定結果
それでは、ベンチマーク測定結果をご紹介していきます。
電源未接続時にXモードで測定したところ、AnTuTuでは200万点程度、GeekBench 6ではSingle 2285・Multi 6873のスコアを測定できました。
また、AeroActive Cooler Xを接続し、「Xモード+」に設定、冷却モードを最強の「フローズン」にして、AnTuTuベンチマークを4連続測定した場合は以下の通りです。
最強モードの冷却を行うと、216万というとてつもないスコアをたたき出しています。
また、連続測定をしてもスコアが減ることはほぼなく、このように安定して利用可能です。
長時間ヘビーなゲームを行いたい場合には、AeroActive Cooler Xを使うと安心ですね!
「ROG Tessen Mobile Controller」で、コントローラーでも楽しめる
ゲームを物理コントローラー「ROG Tessen Mobile Controller」に接続して楽しむことも可能です。
今回のROG Tessen Mobile Controllerでは、ROG Phone 8以外のスマートフォンでも、大きさ・幅が適合すれば利用可能な点がポイントです。
USB Type-Cで物理的に接続してプレイすることができます。
ただし、今回は左右のコントローラーが物理的につながっているため、AeroActive Cooler Xとコントローラーをダブルで取り付けることはできません。
この点だけ、ご注意ください。
ROG Phone 8はゲームだけじゃない!日常使いでも最強な「いつでも便利」なスマホ!
今まで、ROG Phoneシリーズやゲーミングスマホは「ゲームに特化した」スマホで下。
今年は違います。
ゲームだけではありません!他のシーンも含めて、日常使いも考えつくされたスマホに仕上がっています!
ROG Phoneシリーズ初!おサイフケータイ(FeliCa)に対応!!
ROG Phone 8シリーズは、ROG Phoneとして初めておサイフケータイ(FeliCa)に対応します!
お借りしているROG Phone 8の端末の中にも「おサイフケータイ」アプリが搭載されています!
普通におサイフケータイとしてSuica・PASMOやiD・QUICPay・楽天Edy・nanaco・WAONなど、使うことができます。
なお、本体裏面にはFeliCaマークの刻印がありません。
ワイヤレス充電(Qi)にも、ROG Phoneとして初めて対応!
ROG Phone 8シリーズは、ワイヤレス充電(Qi)にもROG Phoneとして初めて対応します。
ASUSのスマートフォンとしては、2023年9月国内発売のZenfone 10でワイヤレス充電に対応して以来、2機種目となります!
Zenfone 10では、端末が小型だったこともありスタンド型のワイヤレス充電器だと高さが足りない、という課題がありましたが……。
ROG Phone 8では、しっかり置くだけ充電が可能です!
ただし、スタンド型充電器によっては、ケースを装着すると高さがずれてしまうためか充電できない場合がありました(ずらせば充電可能でした)。
置くタイプのワイヤレス充電器では問題ないため、スタンド型のワイヤレス充電器を使う場合にはご注意ください。
卓上や車載など、様々なシーンでワイヤレス充電を使えるのは非常に便利ですね!!
通話録音がめっちゃ便利!LINE通話の録音も可能!
通話録音ができるのは、ASUS Zenfone・ROG Phoneの大きな特色でもあります。
自動的に録音を開始する、通話自動録音にも対応しているのは、執筆時点ではGalaxyとASUSスマートフォンぐらいしかありません。
その中で、ROG Phone 8は、なんとLINE通話の自動録音にも対応しています。
通話アプリ内の設定>アプリの通話録音設定から、LINEを有効にしていただき、「通話音声の自動録音」をONにしていただければ、着信中に録音が開始されます。
このLINE通話録音は、音声通話とビデオ通話の両方に対応しています(ビデオ通話でも、映像は収録されず音声のみの録音となっています)。
通話開始時に相手に何らかの音声通知などは一切ありません。通常の音声通話と同様、何事もなく録音開始されます。
案外、仕事仲間だったりお店の人とLINEで通話…ということも多いと思うので、いざというときの録音機能は非常にうれしいところです。
自動録音の対象アプリは、LINE・WhatsApp・WeChatの3つ。
Rakuten Linkとかも対象になってくれると、さらにうれしいところですよね…!
このLINEなどのアプリ自動通話録音は、ROG Phone 8シリーズのほか、ASUS Zenfone 10でも初期から対応、Zenfone 9はAndroid 14アップデートで対応しています。
動画をバックグラウンド再生できるVideo Genie搭載!
ROG Phone 8では、動画再生時に通知コントロールやバックグラウンド再生への切り替えができるVideo Genie機能も搭載されています。
メニューには、着信拒否・アラート拒否・ミニ通知・バックグラウンド再生の4つから選ぶことができます。
「バックグラウンド再生」を選ぶことで、動画アプリを閉じても音声の再生を継続可能。
ラジオ感覚で聴き続けることができます。
このように様々なASUS独自機能が搭載され、ゲームシーン以外の日常でのスマホ利用も非常に便利に利用可能です。
ROG Phone 8・ROG Phone 8 Proのカメラの出来は?
ROG Phone 8シリーズは、カメラもZenfoneに肉薄した、普段使いのしやすい構成となっています。
ROG Phone 8シリーズのカメラの構成
ROG Phone 8シリーズのカメラの構成は以下の通り。
6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーが、ROG Phoneとして初搭載!
ROG Phone 8では、Zenfone 9やZenfone 10でも採用されていた、6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーを採用しています。
手振れにも非常に強い6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーが搭載された広角レンズ、その他超広角・望遠レンズも含めた3眼構成となっています。
ジンバル搭載広角レンズにあわせ、望遠レンズも搭載されているというのはなかなか強いですよね。
中央には「スタビライザーガイド」が表示され、スマホの動きに合わせて動く中央の丸が、大きな円から出なければ、ぬるぬる動きます。
動画撮影時には、手振れ補正として「HyperSteady」「Adaptive」「OFF」を選択できます。
最強モードのHyperSteadyは、Full HD・HDでしか撮影できません。
Adaptiveであれば、4K・8Kでの撮影も可能です。
手振れ補正Adaptiveでもかなり手振れ補正効きますので、画質優先の方はAdaptiveを使うといいのかもしれません。
望遠レンズは、4K動画撮影できない
一つ注意点なのが、望遠レンズは4K動画撮影ができない、という点です。
4Kモードにすると、3xのボタンが消え、広角レンズから最大4倍ズームまでしかできません。
FHDモードでは、3xのボタンで切り替えることもでき、最大10倍ズームまで拡大できます(プロ動画モードでも同様)。
他社スマートフォンでは4K動画で望遠撮影も可能なものがほとんどなので、ぜひ対応してほしいですね。
写真の作例
風景
ROG Phone 8で、稲村ケ崎から江の島方向で撮影してみました。
曇天ではありますがかなり安定して撮影できました。
3倍望遠ズームが搭載されているため、5倍などちょうどいい倍率にズームして撮影することもできるのは、なかなかいいですよね。
花・マクロ
草木は非常に明るく、美しく撮れます。
また、バラの写真でもあるように案外寄って撮れるのも便利です。
夜景
夜景というよりは、夜景と夕景の間ぐらいの時間帯で(チャンスがなくてすみません)…。
きわどい時間帯なのと、恵比寿ガーデンプレイスは木々を下からライトで照らすライティングなので、他社のカメラも含め案外難しいです。
その中では、葉っぱ1枚1枚まで見ればつぶれも見受けられますが、かなり健闘しています。
食事
動画の作例
動画は、2タイプ作例を撮影しています。
昼間に走りながら撮影した場合
昼間に走りながら撮影した場合の作例を、以下に示しています。(再生ボタンで、該当箇所から再生します)
走りながら録画したので、スタビライザーガイドを見る余裕がなく、多少ブレが見える点はご了承ください。
それでも、かなりジンバル機能は効いています。
特に、HyperSteadyでの撮影は、非常にぬるっと撮影できています。FHDでしか撮れないのが若干勿体ないぐらい。
夜間の暗い状況で動いた場合
夜間の暗い状況の場合は、定点で左右に動きながら撮影しても安定して撮影できます。
さすがに歩きながらだとブレが大きくなるので、立ち止まっての撮影がおススメです。
動きのある撮影でも、なかなか耐えられるのはすごそうです。
ROG Phone 8シリーズ・アクセサリーの価格!アクセサリー同時購入で15%OFFに!
ROG Phone 8シリーズの価格をまとめておきましょう。
ROG Phone 8シリーズの違いと価格
項目 | ROG Phone 8 Pro Edition | ROG Phone 8 Pro | ROG Phone 8 |
---|---|---|---|
カラー | ファントムブラック | ファントムブラック | ファントムブラック レベルグレー |
背面 | AniMe Vision | AniMe Vision | AURAライト |
メモリ | 24GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 1TB | 512GB | 256GB |
付属 | AeroActive Cooler X付属 | AeroActive Cooler X別売り | AeroActive Cooler X別売り |
価格 | 219,800円(税込) | 179,800円(税込) | 159,800円(税込) |
購入ページ | ASUS Store 公式 | ASUS Store 公式 | 【ブラック】ASUS Store 【グレー】ASUS Store |
なお、AeroActive Cooler Xは、12,480円(税込)での販売となっております。
アクセサリーの価格とキャンペーン
アクセサリーの価格は以下の通りです。
アクセサリー | AeroActive Cooler X | ROG Phone 8 Clear Case | ROG Phone 8 Antibacterial Glass Screen Protector |
---|---|---|---|
価格 | 12,480円(税込) | 1,980円(税込) | 3,480円(税込) |
購入ページ | ASUS Store 公式 | ASUS Store 公式 | ASUS Store 公式 |
ASUS Store公式では、以下のキャンペーンを実施しています。
- ROG Phone 8シリーズ本体と専用アクセサリーを同時購入で、対象のアクセサリが15%割引!
(2024/7/31 23:59まで)
対象のアクセサリーはこちらから - ROG Phone 8 (256GB2色)・ROG Phone 8 Pro (512GB)を購入の方には、先着順・数量限定でROG SACKPACKをプレゼント!
※ROG Phone 8 Pro Edition (1TB)は対象外となります。
ROG Phone 8がガラッと変わった!ゲームも勝てるけど、日常用途でも存分に使えるスマホ!
ROG Phone 8は、今回ガラッと変わったのが非常に印象的です。
もちろん、最強のスペックを搭載し、AeroActive Cooler Xも併用して「ゲームで勝てる」スマホであるのは間違いありません。
今回は、さらにおサイフケータイ(FeliCa)搭載、ワイヤレス充電対応、LINE通話も含めた自動録音など、着実に「いつでも使えるスマホ」に化けているのが、非常に印象的です。
1台でなんでもこなせるスマホとして、これからゲーマーだけでなく多くの人の心をつかむスマホになっていくのではないかと思います。
ぜひ、ROG Phone 8シリーズを使ってみてくださいね!
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