こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
格安で大人気!NTTドコモでは定価22,000円と非常に安価な「AQUOS wish4」が発売されています!
今までのAQUOS wishシリーズから一転し、6.6インチの大画面に変化!
大きい字でメールやSNSなどを楽しみたい人にとっては、うれしい進化になりました。
指紋センサーはドコモ版・ソフトバンク(法人)版だけでなく、すべてのエディションで搭載されました!
また、個人的に非常に驚きなのが、「迷惑電話対策機能」が搭載されたこと。かなり盛りだくさんの機能が、AQUOS wish4でも利用可能です。
今回は、NTTドコモよりAQUOS wish4の実機をお借りしましたので、実際に使って感じたポイントをレビューしていきます。
商品貸出:NTTドコモ
AQUOS wish4は、大画面に進化!両手持ちにちょうどいい大きさ、大画面で見やすい!
それでは、AQUOS wish4をレビューしていきましょう!
肌触りの良い背面!
AQUOS wish4は、NTTドコモ・ワイモバイル・楽天モバイルのほか、auからは法人向け・au +1 Collectionにて、SIMフリーでも発売されています。
カラーは、ブルー・ホワイト・ブラックの3色が発売されています。ブルー・ホワイトをお借りしております。
今年から、AQUOS wish4もドコモロゴがなくなりました。
AQUOSロゴも、カメラ部分に小さく印字されているだけになっています。非常にシンプルなデザインです。
ブルーは淡いパステルカラーのブルーで、再生プラスチックを使用している今までのAQUOS wishシリーズの肌触りを踏襲しています。
非常に温かみのある、すべすべとしたボディーをしています。
大きさが変わっただけでなく、カメラデザインも変わっているため非常に印象が異なります。
よりスタイリッシュな感じがしますよね!
6.6インチの大きな画面で、非常に見やすく進化!
AQUOS wishに限らず2023年までの2万円スマホは、各社5.7インチサイズにそろっている形でした。
これが、2024年に大きく変化しています。
AQUOS wish4は6.6インチと、非常に大きく進化しています。
ちなみに、同時期に発売されたFCNT arrows We2は6.1インチで、こちらも少し大きくなってはいるのですが、それをはるかにしのぐ大画面化を実現しています。
単純な片手持ちとしての持ちやすさとしては先代のAQUOS wish3までの5.7インチサイズのほうが持ちやすい印象ではあるのですが、より大きい画面で両手持ちで使うのであればAQUOS wish4の6.6インチはかなり使いやすいと感じました。
ディスプレイはTFT液晶で、屋内であれば結構明るいです。
晴天下ではやはり暗くなって見にくいのは難点ではありますが、屋内や電車内、日影がメインであれば見やすいと思います。
ディスプレイはAQUOS wishシリーズ初のリフレッシュレート90Hz駆動となっています。
AQUOSトリック(便利機能)の中でも、スムースな90Hz駆動するかどうかをアプリごとにON/OFFできる機能も搭載されています。
すべてのエディションで、側面に指紋センサーあり!Payトリガーにも対応
AQUOS wish4は、側面の電源ボタンに指紋センサーも搭載しています。
AQUOS wish3ではドコモ版・ソフトバンク(法人)版のみ指紋センサーが搭載されていましたが、AQUOS wish4ではすべてのエディションで指紋センサーが搭載されています。
また、おなじみの「Payトリガー」も搭載!
指紋認証解除後も指を置き続けておくことで、予め指定したアプリをダイレクト起動することもできます。
Payトリガーフォルダーも表示する設定にしておけば、複数のアプリのショートカットを画面右下に表示しておけます。
例えば、支払アプリとしてPayPayを最初に開いておき、他のポイントカードを提示する場面ではPayトリガーフォルダーのポイントアプリやLINE等を設定しておけば、ホーム画面を行き来しなくても簡単に切り替えられます。
PayPayやau PAY、d払い、楽天ペイなど、QRコード決済を使う場合には電源ボタンに指を置き続けることで簡単にPayトリガーを使えるのがめちゃくちゃ便利です。ぜひ使ってみてくださいね!
MIL規格にも対応しタフネス、ハンドソープ洗浄やアルコール除菌にも対応!
AQUOS wish4は、MIL規格18項目にも対応したタフネス仕様となっています。
また、ハンドソープ洗浄やアルコール除菌にも対応し、IP68の防水防塵にも対応しています。
生体認証ではマスク対応の顔認証も利用できるため、衛生面でも非常に安心して利用できますね!
AQUOS wish4は、「迷惑電話対策機能」についに対応!大画面や「かんたんモード」の利用も合わせて、シニアの方も非常に使いやすい!
AQUOS wish4は、隠れ新機能である「迷惑電話対策機能」に対応しています!
前章でも紹介した大画面化や、以前から搭載されている「かんたんモード」を併用すると、シニアの方も非常に使いやすいです。
また、自動通話録音に対応しているため、ビジネスマンでも使いやすい機能となっています。
隠れ新機能「迷惑電話対策機能」がかなり便利!
今回、AQUOS wish4は「迷惑電話対策機能」に対応しています。
ただ単純に迷惑電話対策のみに使えるだけでなく、通話録音はビジネスマンなどへも使える機能です。
具体的には、以下の機能が搭載されています。
- 電話に出る前確認
電話帳に登録されていない相手からかかってきた場合、数コール(指定秒数)以内にこちらが出ないと「通話は録音します。名前・用件をお話しください」とメッセージを通知する。
リアルタイムで向こうの声を聴くこともでき、30秒以内にこちらが応答しなかった場合自動切断。 - ご注意表示
電話帳に登録されていない相手からかかってきたら、「迷惑ストップ」ボタンが表示される。タップすると「この電話はお受けできません」と自動音声が流れ強制終了。 - 通話録音
登録有無に限らず、すべての電話を自動通話録音。 - 不審な会話のお知らせ
通話中、特殊詐欺などが疑われる不審な会話には音・バイブでのお知らせと、メッセージ表示をする(通話録音ON時のみ有効、日本語のみ有効)
通話録音だけでなく、自動音声等を使って「録音している」ことを知らせる機能や、「電話に出る前確認」「ご注意表示」の機能などで自動切断できる機能も搭載されており、被害にあう前に食い止められる機能が搭載されています。
▼電話に出る前確認・自動切断時の音声は動画でも解説しています
自動通話録音のみをONする場合には、相手に録音していることを通知することなく録音を開始できます。
なお、今までのAQUOSシリーズにも搭載されている「伝言メモ」「通話録音メモ」も引き続き搭載されています。
「電話に出る前確認」や「通話録音」も録音されていますが、これらのデータを外部に出力する場合には自動的にフォルダーに出力されていないため、リスト画面から項目を長押しし「アウトプット」を選択する必要があります。
かんたんモード・ジュニアモードも搭載!
らくらくスマートフォンのように簡単に使える「かんたんモード」や、子ども向きの「ジュニアモード」も搭載されています。
両者とも、画面下側に連絡先を登録できるボタンが付けられており、親族の連絡先などを登録することでワンタッチですぐに電話をかけることができます。
かんたんモードでは、見やすいように文字を大きく・太くする機能も一括で設定できるため、非常に見やすいです。
なお、ジュニアモードでは、arrowsシリーズでは利用時間制限・利用アプリ制限ができる機能が搭載されていますが、AQUOS wish4のジュニアモードではGoogle Playのファミリーリンクを使う方法となっています。
特にシニア向けにはかんたんモードでらくらくスマートフォンのように使いつつ、より大画面で動画やブラウザ・SNSなどを楽しめます。
AQUOS wish4は、スペック・カメラも進化!安定した快適動作で安心して使える!
AQUOS wish4は、スペック面でもしっかり進化しています。
大画面化によりバッテリー容量も増加し、非常に使いやすくなっています。
AQUOS wish4のスペックまとめ
項目 | AQUOS wish4 SH-52E |
---|---|
サイズ | 167x76x8.8mm,190g |
ディスプレイ | 6.6インチ TFT HD+(720×1612) 90Hz駆動 |
チップセット | Dimensity 700 |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ(ROM) | 64GB |
カメラ | 50.1MP/インカメラ8MP |
バッテリー | 5,000mAh |
防水防塵 | 〇 |
おサイフケータイ(FeliCa) | 〇 |
生体認証 | 顔・指紋 |
購入ページ | ドコモオンラインショップ ワイモバイルオンラインストア 楽天モバイル |
サイズは6.6インチと、だいぶ大きくなりました。
CPUはDimensity 700、メモリ・ストレージも含めて据え置きですが、カメラは5010万画素・インカメラも800万画素とグレードアップしています。
また、電池持ちも5,000mAhと容量アップ。
7日間、週1充電でも使える電池持ちという通り、非常に電池持ちがいいのは特徴的ですね!
AQUOS wish4のベンチマーク結果。動作は快適?
AQUOS wish4と同価格帯のスマホのベンチマーク結果をご紹介します。
同じDimensity 700を搭載したAQUOS wish3と比較すると、スコアが2割弱伸びております。
全体的に最適化されている、と考えていいのでしょうか。
同時期に発売された、Dimensity 7025を搭載しているarrows We2は、スコアが451868とAQUOS wish4よりさらにいいスコアを記録しています。
体感ではAQUOS wish4とarrows We2でそこまで動作性能に差があるようには見えず、両者とも快適な印象です。
カメラ撮影をしている際に、両者ともたまに処理・保存に時間がかかる印象はあります。
ヘビーなゲームなどは適しませんが、電話やメール・ブラウザなどの通常使用であれば快適に利用できます。
カメラも性能アップ。AQUOS wish4の作例
AQUOS wish3までは長方形のカメラフォルムをしていましたが、AQUOS wish4では円形のカメラ部を形成しています。
広角カメラ5,010万画素(50.1MP)を搭載しており、AQUOS wish3までの1,300万画素(13MP)よりはジャンプアップしています。
外の風景
外の風景を撮影してみました。
青空はきれいに映っていますし、建物もパリッと撮れています。
2万円ですので若干のざらっと感はあるようにも思いますが、価格を考えると十分きれいに撮れている感覚です。
広角レンズ1つのみの構成のため、2倍ぐらいまではきれいですが、3倍以上はかなり粗さを感じます。
基本的にはあまり望遠で撮らない方が使うといいと思います。
夜景
上記と同じところで夜景も撮影してみました。
夜景でも撮影しましたが、少し白飛びはしやすい印象です。
露光時間が長くなるため、動くものについてはぼけてしまうのは仕方ないですが、止まっているものも若干のボケを感じます。
(このショットではすべて窓ガラスに密着させて固定して撮影しています)
屋内・食事
食事は少し青みがかっているような印象も持ちます。
また、お米もある程度美味しそうには見えますが、若干つぶれ気味な印象もあります。
記録用としてはよいですが、撮影にこだわるならAQUOS senseシリーズやAQUOS R9など、上のランクを選んだほうがいいかもしれません。
AQUOS wish4、大画面と機能性は、2万円台スマホの中ではかなり優秀かも
今回はAQUOS wish4をレビューしました。
AQUOS wish4の一番の変化は「大画面化」でしょう。6.6インチに大きくなったことで、大きな字で、拡大してコンテンツを楽しみたい方には便利なスマートフォンに仕上がっています。
また、「迷惑電話対策」の機能は非常に便利です。特に2万円台スマホはシニア層に選ばれることが多いですが、特殊詐欺の被害にあわないためにも、迷惑電話対策がきちんと盛り込まれているAQUOS wish4は非常に素晴らしいです。
自動通話録音も利用できるので、ビジネスマンの仕事用スマホとしても利用は可能です。
AQUOS wish4は、SIMフリーの定価は3.2万円前後からとなっていますが、特にNTTドコモとワイモバイルは非常に価格を頑張っています。
特にNTTドコモでは執筆時点でMNP契約一括5,500円、新規・機種変更は定価の22,000円と、定価でも他社より1万円以上安価に取り扱っています。
ぜひ、はじめてのスマホとしても、久しぶりの買い替えとしても、安く安定して使えるAQUOS wish4を選んでみてくださいね!
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