こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ファーウェイの高性能なワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 3」が発売されました。
価格は2万円台と、メーカー最高峰モデルとしては買いやすい価格ながら、付け心地・ハイレゾ高音質を体感できます。
個人的に驚いたのは、通話時のノイズ低減技術です。
周りの騒音・音楽などを、ほとんどなかったかのようにノイズを消し去り、自分の声を確実に伝えてくれます。
ビデオ通話・テレビ会議をする方には、これは必須アイテムと言っていいでしょう。
今回は、HUAWEI FreeBuds Pro 3をメーカーよりご提供いただき、レビューしていきます。
商品提供:ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI FreeBuds Pro 3のすごさを体感!
それでは、HUAWEI FreeBuds Pro 3をレビューしていきます。
なお、HUAWEI FreeBuds Proの前モデルは持っておらず、他社製品を普段使っているユーザーが初めてHUAWEI FreeBuds Pro 3を使ってみたという視点でレビューしていきます。
HUAWEI FreeBuds Pro 3の外観をチェック!
まずは、HUAWEI FreeBuds Pro 3の外観をチェックしていきます。
HUAWEI FreeBuds Pro 3のケースは、横長で非常に持ちやすい形状をしています。
ふたは斜めにカットされており、手前に広く取り出しやすいのが特徴的です。
カラーは、グリーン・セラミックホワイト・シルバーフロストの3色です。
今回ご提供いただいたのは、グリーンです。この色味かなり好きです。
また、体験会の際はHUAWEI FreeBuds Pro 2も展示がありました。
HUAWEI FreeBuds Pro 3は、ヒンジの部分も構造が変更されており、隠しヒンジとなっています。
より大きく、取り出しやすさを感じました。10万回以上の開閉に耐えられます。
取り出しの際も、奥のスペースを少しパカっと手前に倒しながら取り出すと非常に便利です。
ケースは先代より少し(4.5%)小さくなっています。
フタの裏面には、HUAWEIのロゴがついています。
ここの一面式ナノガラスの耐摩耗性は約32%向上したとのこと。
今回は他社ブランドとのコラボはなく、担当者に伺ったところ「ファーウェイ単独でもいい音が出せると、自信を持ってお届けする」とのことで、自信の表れです。
HUAWEI FreeBuds Pro 3のケースは、ワイヤレス充電にも対応しています。
ワイヤレス充電器に置くとケースから音が鳴り、LEDランプが点灯して充電が開始されます。
もちろん、USB Type-Cでの充電も可能です。
イヤホンの装着感は良好!
イヤホンは、非常にコンパクトで軽いです。
耳に実際につけてみても、軽くて非常に快適な印象を受けます。
耳からはスティック部分が多少出てきますが、そこまで気にはなりません。
タップ等でコントロールしますが、コントロールしやすいようにくぼみもついています。
先代と大きさはほとんど同じです。5%軽量化されています。
イヤーピースは、従来のS・M・Lに加え、XSも追加されています。
耳の小さい方にも安心して利用可能です。
イヤホンはIP54の防塵・防滴性能があるので、急な雨でも安心して使えます。
運動中もしっかりフィットしてくれるので、つけ外しの際にすべって落とさないようにすればいいかと思います。
HUAWEI FreeBuds Pro 3の音質は?
イヤホンの音質は、非常にいいと感じます。
非常にダイナミックで迫力があり、低音域が響いてくれます。
中高音域もシャリシャリせず非常にバランスがいいのが印象的です。
マイクロ平面振動板ドライバーや、11mmダイナミックドライバーが搭載され、中高音域へのHUAWEIのこだわりを感じます。
14Hzの低音域から、高音域は48kHzまで幅広く対応してくれます。
ノイズキャンセリング性能は?
ノイズキャンセリングは、周囲の環境に合わせて適応する「アダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズム」を搭載しています。
片耳に3つずつのデジタルマイクが搭載されており、耳の内側・外側のノイズを精確に識別・計算し、リアルタイムに調整しています。
実際に聴いてみると、ノイズキャンセリング性能はかなり高めな印象です。
音楽を鳴らさずに無音状態で他社のイヤホンと比較すると、より高いANC性能を発揮するイヤホンはあるのですが、音楽を聴いてみると周りのノイズは全く気になりません。
2万円台の比較的購入しやすい価格で、これだけの性能を発揮してくれるのは、非常にコストパフォーマンスが高いと思います。
さらに、外音取り込み性能も非常に高い印象を受けます。
むしろ外音取り込みは非常に自然で、付け心地の良さも相まってイヤホンをつけていない錯覚に陥るほどです。
驚きの通話品質!周りのノイズを「全く」と言っていいほど拾わない!
個人的に最も驚いたのは、通話品質です。
実際に、イヤホンの音声をレコーディングアプリで録画してみました。
動画内で収録しています(下の動画を再生で、該当箇所から再生されます)。
実際に聴いてみると、他社のマイクとは比べ物にならないほど、まったく周りの音を拾わないこの通話音質、すごいですよね。
周りで大音量で音楽をかけていても、一緒に歌えばメロディーの音がかすかに聞こえるかもしれませんが、言われないと全く気づきません。
私自身、めちゃくちゃ感動してしまいました。
HUAWEI FreeBuds Pro 3には、DNN通話ノイズリダクション2.0という機能が載っています。
片耳ずつ3つのデジタルマイクに加え、骨伝導のVPUセンサーが耳に密着するように設計されています。
マルチチャネル・ディープニューラルネットワークノイズキャンセリング(DNN)アルゴリズムにより、周波数帯域ごとに異なるタイプの環境ノイズを識別します。
環境ノイズは5dB程度の向上、風ノイズも80%向上ということで、声を的確に相手に伝える、電話やビデオ会議のシーンでは非常に重宝します。
アプリの操作性・接続性は良好!
HUAWEI FreeBuds Pro 3は、アプリなしでもケースのペアリングボタンで操作できますが、より細かい切り替えなどを行う場合には「AI Life」のアプリがあると便利です。
Androidの方は、Google Playストアに「AI Life」アプリが公開されていません。
Galaxyシリーズの方は、Galaxy Storeに公開されています。それ以外の方は、HUAWEIのウェブサイトからapkファイルをダウンロードし、ブラウザからインストールをする必要があります。
このインストールの手間は少し面倒ではありますが、アプリの操作性は非常に良好です。
ノイズキャンセリング・外部音取り込みなどのモードや、サウンド効果などのコントロールが簡単に変更可能です。
そのほかにも、ジェスチャーでの操作カスタマイズなど簡単にできます。
他社の同価格帯以上のワイヤレスイヤホンと比べても、接続性やアプリの安定性は非常に高い印象を受けます。
アプリを開くとすぐイヤホンのステータス等が表示され、非常に快適にカスタマイズができます。
マルチポイント対応!優先デバイスの設定も!
HUAWEI FreeBuds Pro 3は、マルチ接続(マルチポイント)対応です。
同時2台に接続し、例えばPCとスマホに同時接続して普段はPCの音声を聴きながら作業し、スマホに電話がかかってきたらスマホを優先して電話を取る、といったことも可能です。
HUAWEI FreeBuds Pro 3では、「優先デバイス」の設定ができます。
優先デバイスの設定ができると、PCの音楽を聴いているときにも音声アシスタント機能はスマホのものを使う、みたいなことができます。
HUAWEI FreeBuds Pro 3は、オンライン会議の正義の味方、かも!
HUAWEI FreeBuds Pro 3は、もちろん高音質。
重低音から高音まで、非常に素敵な音で、ノイズキャンセリング性能も合わせて音楽に没頭できます。
加えて、個人的に驚いたのはマイク・通話品質です。
周りのノイズ、特に大音量で音楽を鳴らしていても、周りの音はほとんどカットし、伝えたい自分の声だけを確実に伝えられます。
ここまですごいとは思いませんでした。
マルチポイント対応で、スマホ・PCに同時接続、というような使い方もできます。
仕事のシーンが非常に活きます!
朝や帰りの通勤電車の中ではHUAWEI FreeBuds Pro 3で音楽を高音質で楽しむ。
仕事中・オンラインでビデオ会議などのシーンでは同じHUAWEI FreeBuds Pro 3を使ってミーティング。
ビジネスマンにめちゃくちゃぴったりだと思いました!
さらに、他社のフラッグシップイヤホンより購入しやすい2万円台で購入できます。
非常に魅力的な製品だと思います。
ぜひ、HUAWEI FreeBuds Pro 3を使ってみていただきたいです!
▼動画でも解説しています