こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
サングラス型のARグラス「VITURE Luma Ultra」がついに国内発売されます!
VITUREの特徴である、鮮やかで明るいディスプレイがより強化され、くっきり鮮やか・高精細な表現が非常に快適です。
さらに、VITURE Luma Ultraはカメラの両サイドに深度カメラが搭載されています。
VITURE Proネックバンドと組み合わせると、ワイヤレスで6DoF・ハンドジェスチャーが使えます。
メガネユーザーにも優しい近視調整機能で、別途専用メガネを作る必要もないです。
サングラスの濃さを2段階で変えられる、電子調光フィルムも搭載されています。
今回は、VITURE Luma UltraやProネックバンドをメーカーより先行でご提供いただきましたので、実際の使用感がどうなのか?XREAL One・XREAL One Proとも少し比較しながらレビューしていきます。
Amazonで使える10%クーポンを頂いています!
VITURE Luma AR/XRグラスと、VITURE Luma Ultra AR/XRグラスが10%OFFになります。
割引コード: MATTU1118 (2025/12/31まで)
VITURE公式サイトでも、こちらのリンクからの購入で自動的に10%OFFとなります。
対象商品:VITURE Luma・VITURE Luma Ultra・VITURE Beast
商品提供:VITURE
「VITURE Luma Ultra」の実力は?使って感じたポイント
今回、VITURE Lumaシリーズが発売されます。
「VITURE Luma Ultra」を先行でご提供いただきましたので、早速チェックしていきましょう。
VITURE Luma Ultraの外観

VITURE Luma Ultraは、グラスの両端に2つのグレー調カメラがついています。
中央にはさらにRGBカメラが1つついていて、カメラとしては合計3つついています。

テンプル部分はスケルトンな素材となっています。中の基盤まで見えるのは非常に素敵ですね!

テンプルには、左側に長い上下ボタンと短いボタン、右側にも短いボタンがついています。
左側のボタンは、長い上下ボタンで音量と明るさを調整できます。短いボタンでは、音量と明るさを切り替えたり、カラーモードの切り替え、グラス画面のON/OFFを切り替えられます。
右側の短いボタンは、画面を表示したまま電子調光の2段階切替、3D⇔2Dの切り替え、テンプルの耳の部分のダイナミックライトエフェクトの切り替えが可能です。

機器との接続は、今までのVITUREと同様に磁石の接点を使います。
今回、「VITURE Luma」のみUSB-Cに対応、VITURE Luma ProとVITURE Luma Ultraは従来と同様の磁石の接点と使います。

重さは、VITURE Luma Ultraは86gです。
競合のXREAL One Proは92g(XREAL Eyeを含めて93g)のため、少しだけ軽いです。

サングラス部分をXREAL One Proと比較すると、構造上の違いもありXREAL One Proのほうが薄い印象です。
(XREAL OneとVITURE Luma Ultraは同程度かと思います)

見た目の違いも上記の通りで、VITURE Luma Ultraのほうが丸みを帯びており、XREAL One Proのほうがグラス面は平坦な印象もあります。
視力調整用ダイヤルがあるのは、VITUREならでは

VITURE Luma Ultraには、グラスの上部に視力調整用のダイヤルがついています。
左右それぞれ0~ー4.0Dまでを調整することができます(VITURE Lumaのみー6.0Dまで調整できます)。

XREALはじめ、多くのメガネ型デバイスでは別途視力調整用のメガネレンズ・フレームを別途購入しないといけません。
地味に手間がかかりますし、高いので面倒なんですよね。
VITUREシリーズは、グラス内の映像を見る分には、ダイヤル調整のみで使えるため非常に便利です。
ただし、視力補正はグラス内の映像のみに対応しているようで、画面の外の視界は補正されません。
手元を見ながらくっきり画面を見るためのもの、と思ったほうがいいかもしれません。
VITURE Luma Ultraを実際にかけてわかる、驚きの明るさと鮮やかさ
VITURE Luma Ultraを初めてかけて、映像を映し出して分かったのは、めちゃくちゃ明るいこと。
内蔵ディスプレイは1500ニトに対応し、かなり明るさがあることがわかります。

また、映し出されている映像のくっきり感はやはりさすがです。
最大1200pの解像度に対応し、映像の鮮やかさと細かさは、今まで体感したXRグラスの中では最も優秀と思えます。
▼実際にグラス内を映し出した様子は、動画内でも紹介しております。▼
スマホカメラで撮影したもののため、実際の眼で見える細かさとは異なりますが、かなりくっきり見えています。
細かいところまではっきり鮮明にわかるのは、非常に評価が高いです。

電磁調光も2段階のモードを切り替えられます。
周りの状況を確認しながら操作したい場合には明るいモードで、没入したい場合は暗いモードにするといいでしょう。
VITURE Pro ネックバンドと併用して、6DoF・ハンドジェスチャーに対応!先進的!
VITURE Luma Ultraは、別売りのVITURE Proネックバンドと併用するのがベストな使い方です。
なんと、6DoFでハンドジェスチャーにも対応しています。

グラスの両サイドに深度カメラを搭載しており、空間認識性能が大幅に強化されています。
VITURE Proネックバンドと併用すると、6DoFで、回転や奥行き方向も含めて、画面に近づくとちゃんと寄れる、など非常に便利に利用できます。
▼実際の6DoF・ハンドトラッキングの動作の様子は、動画でご覧ください▼
動作も非常に快適で、6DoFで操作する分にはVITURE Pro ネックバンドとの組み合わせが一番使いやすいです。

6DoFに対応したデモアプリとしては、惑星を観察できるアプリやゴーストプレイのアプリがあります。
6DoFでゲームも味わえます。

VITURE Proネックバンドは、Androidで動いており、Google Playストアも標準対応しているので好きなアプリを入れて楽しめます。
使うには、AndroidスマホなどでNeckband Remoteアプリを使ってリモートコントロールをするか、ハンドジェスチャーを使うことも可能です。

ハンドジェスチャーでは、画面上に手のポジションに合わせてドットが複数表示されます。
手の先にある棒のエフェクトから、親指と人差し指をつまんで選択したり、ドラッグなどの動作もできます。

文字入力が必要な場面はスマホのNechband Remoteアプリで借りつつ、大まかな操作はハンドジェスチャーで出来るようになるので、直感的で簡単に操作できます。

画面表示は、横長の画面が3つまで表示できます。
動画を見ながらSNS・ブラウザの閲覧なども、空間上の大画面で楽しめます。
3つの画面は、それぞれの画面の左右端の矢印をタップすると、入れ替えることも可能です。
Windows PC・MacやAndroidスマホ・iPhoneでも、体感できるが……
Windows PCやAndroidスマホでも、6DoFを体感すること自体はできますが、「Space Walker」アプリをインストールする必要があります。
Androidスマートフォン・iPhoneの場合
Androidスマホ・iPhoneの場合は、基本的にはSpaceWalker内ではブラウザを中心にコンテンツを見るスタイルとなります。
写真・動画についてもスマホ内にあるデータを専用のビューワーで確認できます。

それ以外のアプリ等をSpaceWalkerでの6DoF表示では利用できません。スマホ画面をミラーリングすることも可能ですが、その場合は0DoFでの表示となります。
Galaxyの場合、PCモードのSamsung DeXにすると下部にバーが表示されますが、DeXの上にSpace Walkerが覆いかぶさる形となっていて、併用はできません。
Android版では、スマホとVITURE Luma Ultraの接続のみで簡単なヘッドトラッキングも味わえます。頭の向きに応じて、表示が左右にスクロールします。

iPhoneの場合は、ヘッドトラッキングは別売りのハブを接続する必要があります。
ホーム画面にニュース動画を表示することもできます。
Windows PC・Macの場合

Windows PCやMacなどでSpaceWalkerを利用する場合は、PCデスクトップを複数画面表示・拡張表示するなどして表示することになります。
VITURE Luma Ultraには独自のチップが搭載されていないため、PCのGPUのパワーを使って描画する形になります。
PC作業としては、くっきり見えるのは同じではありますが、少し動作にもたつきを感じる場面もあります。
動画ではゲーミングPCのROG Flow Z13(2025)を使用していますが、ある程度グラフィックの性能のあるPCでもこれぐらいの動作感です。

レイアウトとしては、32:9までのウルトラワイドディスプレイだけでなく、16:9サイズの画面を2画面・3画面と横に並べることもできます。
PCで使う場合には、くっきり感・鮮やかさについてはVITURE Proが秀でているものの、トータルの動作性・安定性・6DoFでの快適性を考えると、標準の16:9サイズ1画面や32:9ウルトラワイドディスプレイでの操作性はXREAL One Proのほうがまだ軍配は上がりそうです。
2画面・3画面を並べるマルチスクリーンの用途では、XREAL Oneシリーズも開発中のNebula for Windowsを使う必要があり、Windows側のグラフィック処理となるため、動作感は同等といえるかもしれません。

Nintendo Switch 2をARグラスで楽しめる、モバイルドック・コントローラーも!

Nintendo Switch 2に対応した「VITURE Proモバイルドック」も発売されます。
VITURE Pro モバイルドックでは、Nintendo Switch 2を接続することで、最大2つまでのVITURE XRグラスに接続できます。
その他、HDMI端子もあり、外部ディスプレイにも接続可能です。

バッテリーは13,000mAhが搭載され、最大7時間程度のバッテリー供給も可能。
モバイルバッテリーとしても使用でき、モバイルドックマウント for Switch 2を使えば、本体に装着してコンパクトに持ち運ぶことも可能です。

なお、VITURE Luma Ultraを接続して使う場合、0DoFでの利用となるため、ゲームプレイ時には背もたれのある椅子によりかかったり、寝転がってやったりすると映像が固定されて使いやすいです。

XREAL One ProをVITURE ProモバイルドックにUSB-Cで接続してみると、動作自体は問題ないものの色の表示がおかしくなります。
基本的にはVITURE Luma Ultra用と考えたほうがよさそうです。

また、 VITURE x 8bitDo Ultimate 2C コントローラーが2種類発売されます。
Switchレイアウトのほうは黒基調で、Switchのアクセントカラーでもある青・赤をアクセントにしています。
Xboxレイアウトのほうは、スケルトンを基調に緑色をアクセントとしています。

Xboxのほうは、Windows・Androidでも利用可能で、両方とも480mAhを搭載し32時間の連続駆動が可能。
ジョイスティックやトリガーなどは非常に押しやすく、かなり使いやすい印象です。
VITURE Luma Ultraは、エンタメ向けに最高のデバイスかも!6DoF&ハンドジェスチャーがすごい!

VITURE Luma Ultraは、いろいろな機器での組み合わせを試しましたが、「VITURE Pro ネックバンド」との組み合わせが最も使いやすいです。
Android搭載のGoogle Playストアに対応しているので、YouTubeをはじめAmazonプライムビデオなどの動画とも相性がよく、SNSなどもスマホのリモコンと併用して使うと使えます。

ハンドジェスチャーにも対応した6DoFを利用できるので、空間に浮かんだディスプレイを手で操作する先進的な感覚がすごくいいです。
ゲームなども今後増えてくると思います。ぜひ使ってみていただきたいです。
仕事用途で、PCの拡張ディスプレイとして使うのであれば、PCのスペックによって大きく左右されそうです。
グラフィック性能がよければある程度使えますが、実用としてはXREAL One Pro・XREAL Oneに軍配が上がりそうです。
VITURE Luma Ultraは、明るくくっきり映るので、XREAL Oneに似て眼下の映り込みはありますが、画面の明るさであまり気になりません。
鮮明さや明るさ・迫力に関しては、かなりエンタメ向けにも動画・映画を見るうえで非常に強い特徴となるでしょう。
ぜひ、VITURE Luma Ultraを体感してみていただきたいです。
Amazonで使える10%クーポンを頂いています!
VITURE Luma AR/XRグラスと、VITURE Luma Ultra AR/XRグラスが10%OFFになります。
割引コード: MATTU1118 (2025/12/31まで)
VITURE公式サイトでも、こちらのリンクからの購入で自動的に10%OFFとなります。
対象商品:VITURE Luma・VITURE Luma Ultra・VITURE Beast


