こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
ASUSはCES2024にて、ROG Phoneの最新機種であるROG Phone 8・ROG Phone 8 Proを海外発表しました。
今年のROG Phone 8シリーズはデザインが大きく変更され、フラットなデザインに寄っています。
Snapdragon 8 Gen 3が搭載され、冷却機構も非常に強化。めちゃくちゃパワフルなゲーミングスマホとして、極まっています!
また、カメラもZenfone 10に搭載されていた6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーが3.0に強化されて搭載されるなど、かなりカメラが強化されており、普段使いとしても非常に使いやすい端末に仕上がっていそうです。
[2024/5/7更新]日本のROG公式より、ROG Phone 8と見られるスマートフォンの国内発表が告知されました!!
2024/5/15(水)11時発表予定です!!
ROG Phone 8シリーズの特徴まとめ
ROG Phone 8シリーズの特徴をまとめていきます。
ROG Phone 8はデザインが大きく変更!
ROG Phone 8は、大きくデザインが変更されています。
ROG Phone 6・ROG Phone 7は、ともにラウンド形状のデザインでしたが、ROG Phone 8は側面がフラットとなり大きく形状変更されています。
背面は2トーンのデザインに、ROGマークが浮かび上がってきます。
ROG Phone 8はカラフルなROGマークが、ROG Phone 8 Proはプログラム可能なLEDドットが見られるのはROG Phoneならではです。
最大165Hzのリフレッシュレートに対応した6.78インチのFHD+有機ELディスプレイが搭載されています。
最大2500nitsのピーク輝度を持ち、明るいディスプレイになっています。
17%小さく、15%薄く、9%軽くなっています。
上部ベゼルは前モデルと比べ71%スリムになりました。画面占有率は94%に。
側面にはAirTriggerのタッチセンサーもしっかり対応し、単体でも快適にゲームプレイできます。
カメラが強化!新たに3倍望遠カメラ搭載
カメラは大幅強化されており、Sony IMX890を搭載した50MPの広角レンズと、13MPの超広角レンズ、3倍望遠対応の32MPカメラの3レンズが搭載されています。
メインカメラは、Zenfone 10にも搭載されていた6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーが3.0に進化して搭載されています。
動的な補正も可能となり、動きのある動画なども非常にきれいに撮れそうです。
望遠レンズにもOISを搭載し、手振れを軽減します。
最大30倍のデジタルズームも。
10倍まで効果的なズームが可能としており、非常にきれいに実用的な望遠撮影が可能となりそうです。
ROG Phone 6やROG Phone 7では、広角・超広角とマクロカメラが搭載されていました。
ROG Phone 8シリーズでは、広角カメラはIMX766からIMX890に、マクロカメラの代わりに3倍望遠カメラに変更され、より様々なシーンで撮影ができるようになっています。
フロントカメラは0.7倍の超広角カメラを搭載しており、より「ひき」の画を撮影できます。
Zenfone 10と同じ32MPのフロントカメラとなっています。
ROG Phone 8 Proの場合、背面のLEDライトが撮影時のカウントダウンを2・1・📷と表示してくれるのは、結構便利そうに感じました。
普段使いも非常に便利に使えそうです。
Snapdragon 8 Gen 3搭載!Antutuベンチマークは230万点越え!
ROG Phone 8は、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3が搭載されます。
最速を誇るSnapdragon 8 Gen 3により、非常に快適に利用可能となりそう。
Antutuベンチマークでは235万点と、昨年のROG Phone7 Ultimateの150万点を大きく超えています。
Geekbench 6でも同様に、他社のSnapdragon 8 Gen 3端末を凌駕する快適設計となっています。
X Senseには、ゲーム画面中のダイアログを認識して検索できるAI Grabber機能も搭載されています。
左側面にもUSB搭載、AeroActive Cooler Xにも対応
バッテリーは5,500mAh搭載です。ワイヤレス充電にも今回対応しています。
歴代のROG Phoneと同様に、下側面と左側面の両方にUSB Type-Cポートが搭載されています。
左側面は中央部にUSBポートがあり、AeroActive Cooler Xに対応しています。
ROG Phone 8は端末中央にCPUが配置された構造となっており、AeroActive Cooler Xを装着することで外部から密着して冷却できる仕様となっています。
SoCを冷却する機構は非常に強化されており、冷却効率は20%改善しています。
昨年のAeroActive Cooler 7に比べると少しコンパクトな印象もあります。
Cooler左右の大きなボタンがなくなり、コンパクトな形状に仕上がっているように感じます。
前作と比べ、29%小さく、10%軽くなっていますが、冷却チップ領域は2.6倍に拡張されています。
また、昨年のROG Phone 7 Ultimateには、スマホ内部に物理的に送風する専用の冷却窓「AeroActive Portal」が搭載されていました。
今年のROG Phone 8やAeroActive Cooler Xにはその機構はなさそうです。
発表でも、AeroActive Cooler Xの最強冷却モード「FROZEN」での平均FPSなど出ていますが、非常に快適に原神をプレイできるのがわかります。
Microsoft Phone Linkで、ついに画面共有対応!
Windows PCとAndroidスマホをリンクする「スマホ連携」で、ついに画面共有に対応します。
今まではSamsung製スマートフォンのみの対応だったスマホ連携で、Windows PCの画面上にAndroidアプリごとにウインドウ窓を表示させることが可能となっています。
また、写真や動画などのPCへの共有も簡単になりました。
今後発売するSnapdragon X Elite搭載PCともシームレスに連携できる、とも言及しています。
ROG Phone 8シリーズのスペックまとめ
ROG Phone 8シリーズのスペックをまとめると、以下の通りです。
項目 | ROG Phone 8 |
---|---|
大きさ | 163.8×76.8×8.9mm, 225g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ(RAM) | 無印:12GB/16GB、PRO: 16GB/24GB |
ストレージ(ROM) | 無印:256GB、PRO:512GB/1TB |
ディスプレイ | 6.78インチ FHD+ AMOLED(有機EL) Gorilla Glass Victus 2 / 最大165Hzリフレッシュレート |
カメラ | 広角 50MP(IMX890) 超広角 13MP 3倍望遠 32MP |
フロントカメラ | 32MP |
オーディオ | 3.5mmイヤホンジャック対応 |
バッテリー | 5,500mAh、ワイヤレス充電対応 |
SIM | Dual SIM(スロット2つ、eSIM非対応) |
防水防塵 | IP68 |
特徴まとめは以下の通りです。
アクセサリーも多数用意されています。
ROG Phone 8シリーズの価格
ROG Phone 8シリーズの価格は以下の通りです。
海外での価格では、
- ROG Phone 8 : $1,099.99 (16万円程度)
- ROG Phone 8 Pro : $1,199.99(17.3万円程度)
- ROG Phone 8 Pro Edition : $1,499.00(21.6万円程度)
- AeroActive Cooler X : $99.99(1.5万円程度)
となっています。Editionはメモリ24GBなのですね。非常に強力そうです。
国内については未発表につき、発売の場合は今後展開されると思われます。
※日本のROG公式より、ROG Phone 8と見られるスマートフォンの国内発表が告知されました!!
2024/5/15(水)11時発表予定です!!
ROG Phone 8シリーズ、国内投入も楽しみ!
ROG Phone 8シリーズは、さらに昨年より早く、CES会期中に新モデル発表となりました。
見た目が大きく刷新され、またカメラも強化され、日常使いもしやすくなりそうです。
もちろん、ゲーミングブランドのROGということで、ゲーム性能も非常に強化されていることに期待しています。
ROG Phone 8シリーズの国内投入については未発表のため、国内発表され次第、別途レポートします。
※日本のROG公式より、ROG Phone 8と見られるスマートフォンの国内発表が告知されました!!
2024/5/15(水)11時発表予定です!!
CESでは、ASUSのノートPC「Zenbook」等の新モデルも、2024/1/10 2:00AM(日本時間)より発表される予定です。
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