こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
UCC上島珈琲が発売する、飲まないコーヒー「YOINED(ヨインド)」が進化して登場します。
板状のチョコのような形状で、香りや味わいの余韻を楽しめます。
2025年は産地ごとに、コロンビアとグアテマラの2種類のYOINEDが2025年10月28日より発売されます。
この飲まないコーヒー「YOINED(ヨインド)」なのですが、なんと日本酒との相性がかなりいいです。
今回、メディア向け試食試飲会に参加し、「SAKE HUNDRED」のデザート日本酒「天彩(あまいろ)」とのペアリングを体感しましたので、その様子を紹介します。

飲まないコーヒー「YOINED(ヨインド)」がさらにプレミアムに!

好評の「YOINED」がさらに進化して登場しています!
YOINED(ヨインド)とは?
「YOINED(ヨインド)」とは、構想から20年以上を経て誕生した、日本初の独自製法で生みだした“飲まないコーヒー”です。
SNSやメディアでもかなり話題で、2年目の昨年も初年度の1.5倍以上を売り上げ人気が拡大しています。
特に、毎年人気で早期に売り切れてしまうとのこと。

コーヒーといえば「飲む」のが普通ですが、YOINEDは板状のチョコのような形状で、口の中で広がる香り・味わいの「余韻」を楽しめる商品です。

「ヨインド(YOINED)」は、通常の飲むコーヒーのように抽出するのではなく、コーヒー豆を丸ごと粉砕して作られます。
抽出時にコーヒー粉に味・香りが残ることなく、丸ごと珈琲を楽しめます。

珈琲の生豆を焙煎した焙煎豆から、圧搾したコーヒーオイル、凍結粉砕した微粉砕コーヒーを混合して作られます。
珈琲豆ではなくカカオ豆に置き換えると、圧搾してできたものがココアバターに、最終的にできる製品がチョコレートに代わる、という形。
原材料がコーヒー豆に置き換わった以外は、基本的にはチョコレートと同等とのこと。
ただし、微粉砕がなかなか難しく「凍結粉砕」することが非常に大事なんだとか。

2023年から発売されていますが、昨年2024年は男性にも人気!
男性50%・女性50%の比率で売れているとのことです。「おつまみコーヒー」として人気!
2025年は、産地別の2種類を食べ比べ!

YOINEDは、これまで1種の産地のコーヒー豆の配合量違いとなっていました。
今回、2025年の新YOINEDは、初の2種の産地の食べ比べが実現します!
実際に試食してみました。
まず、食べてみると、ほんとに「コーヒー」です。形状はチョコレートなんですが、味はしっかりコーヒーで、驚かされます。

グアテマラはしっかりとガツンとコーヒーですが、ほのかにフルーティーで非常に華やかな印象です。
オレンジっぽさがあるグアテマラは非常に印象深いです。

発酵食品やナチュラルワインのトレンドが続く中、コーヒー業界でも“発酵”が新たなキーワードとして注目を集めています。

中でもコロンビアは、高品質な品種の生産地として知られる一方で、発酵処理による新たな風味づくりに取り組む動きが広がりを見せています。
今回は嫌気発酵(水につけて発酵させる)を丁寧に施しています。
フルーツを一緒に漬けて発酵する方法もあるとのことですが、コーヒー豆のみを水につけての発酵でもかなりフルーティーさがあり、非常においしいです。
従来の精製では得られなかったマンゴーやパイナップルの果実味が際立ったフレーバーで、香りと味わいの余韻が長く残ります。コクがすごい!
舌触りもコロンビアのほうが少しシャリっと、グアテマラはふっくらという感じ。
産地・製法によってここまで変わるのですね。
全く異なる2つのYOINEDの方向性に、ただただ驚かされました…!
YOINEDと日本酒がめちゃくちゃ合う!「SAKE HUNDRED」とのペアリングで余韻がすごい

今年の『YOINED』は特に日本酒との相性が良いんだとか!
今回のメディア向け発表会では、高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」が誇る、濃密な味わいが際立つデザート日本酒「天彩(あまいろ)」とのペアリングを楽しめました。

「天彩(あまいろ)」は、仕込みの一部に水ではなく日本酒を使っています。
日本酒で仕込んだ日本酒の、とろっとフルーティなプレミアム感が、まずすごすぎます。
そして、今回ペアリングとして、同じ「天彩(あまいろ)」を使いつつも、冷酒にはコロンビア、熱燗にはグアテマラをおすすめされています。
とろっとした舌触りが特徴的な冷酒には、フルーティなコロンビアがさらに華やかに感じました。
一方、熱燗は甘さがあり、コクのあるグアテマラが非常に引き立っています。

そして、UCCコーヒーアカデミーの土井氏によるアレンジレシピとして、熱燗の日本酒にさらに同僚のエチオピアコーヒーを混ぜると、さらに味わいが引き立ち、両方のヨインドにも非常にマッチします。
正直、初めて聞いた時には頭がバグりましたが、確かにおいしい。
YOINED(ヨインド)と日本酒の組み合わせ、最高なので試してみて!

株式会社Clear 代表取締役CEO 兼 SAKE HUNDREDブランドオーナー 生駒龍史氏(右)
YOINED(ヨインド)はおつまみコーヒーとしても人気を博しています。
ウイスキー・ジンなどとも相性いいんだとか。
今回のSAKE HUNDREDの「天彩(あまいろ)」はかなりとろんとしていて、非常においしかったです。
ちょっと価格は高めな部類ですが、プレミアムな味として楽しんでいただければ!
もう少しなじみある価格帯でいえば、例えば、日本酒仕込みの梅酒、賀茂鶴の梅酒などは結構相性いいかもしれないです。
また、サタケの新製法「真吟」の日本酒は、フルーティな味わいをもたらすので、結構合いそうな気がします。
ビターなチョコレートよりもしっかりディープで、日本酒に合うのは間違いなさそうです。
毎年人気で、YOINED(ヨインド)は品切れ必須のようです。
気になる方はバレンタインデーを待たずに、早めに購入しておきましょう!


