こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
東京ゲームショウ2024が2024/9/25~28の4日間、開催されています。
ホール9 09-E44で株式会社天空が展示している2画面ノートPC「GPD DUO」がびっくりするぐらいときめいたので、紹介します。
GPD DUOは2画面ノートPCで、2枚のディスプレイ間のヒンジは360度回転に対応します。
対等な2枚のディスプレイは、片方のみ表示することも、2枚を複製・拡張表示にも対応。ディスプレイは非常にきれいです。
2枚目(上側)のディスプレイは専用のUSB Type-C端子がついていて、外部からのDP Alt画面入力も対応。
スペックも、チップにAMD Ryzen AI 9 HX 370が搭載されており、非常に快適。
Surface Penを用いたペン入力にも対応し、非常に便利です。
2画面搭載クリエイティブPC「GPD DUO」が予想以上にいい出来だ!
GPD DUOは、2画面搭載のノートPCです。
2画面といえば、ASUS Zenbook DUO UX8406MAも思い浮かべますが、思想は結構異なる印象を受けます。
GPD DUOの構造は?
GPD DUOの2枚のディスプレイは、13.3インチ 有機EL(AMOLED)、2880×1800、タッチ対応(10点マルチタッチ)、60Hz駆動となります。
上下のディスプレイは全く同じディスプレイで、デュアルディスプレイでは18インチ相当となります。
2枚のディスプレイはそれぞれ薄く、一番下のキーボード面が厚めです。
キーボード面は取れる・外れることはなく、一般のPCと同様にキーボード側にCPUやメモリ・ストレージ・マザーボード等のパーツが集結している構造です。
2枚のディスプレイのみで構成し、キーボードのみ取り外し可能な構造にしているASUS Zenbook DUO UX8406MAとは根本的に発想が違う印象です。
2枚のディスプレイは、1枚だけでも、2枚でも使える!
ディスプレイ自体は、1枚でも2枚でも使えます。
Windowsの画面設定では、下が1番、上が2番として認識されていますので、片方のみを表示することも、両方を表示して複製表示したり、拡張表示したりできます。
閉じた状態でも利用できます。
閉じた状態の場合は、上側の画面が露出する形になりますので、気になる方はフィルムを貼るかPCケースに入れて持ち運ぶ方がよさそう。
タブレットとして使うこともできます(少し厚めですが…)。
2画面を立てた状態でも、一応自立はできています。
ただし、下側の画面裏にはスタンドがあります。スタンドを立てて使うことで、より安定します。
2枚の画面を複製して対面でプレゼン、みたいな用途でも使える!
2枚の画面は複製表示もできるので、このように織った表示でお互いに画面を見ることも可能です。
カフェや面談などテーブルで2人が向かい合うようなタイミングでも、この向きで使えそうですよね!
GPDの2画面ノートPC「GPD DUO」が先行展示されていた!!
— MATTU (@sunmattu) September 26, 2024
2画面並べることも、折り返して対面でミラーリングすることも可能!!
(スタンドも使えるけど一応自立できる!!)
ペン入力もできる(Surface Penで書ける)
これはなかなかいいな!!12月発売予定と!!#TGS2024 #GPD #GPDDUO pic.twitter.com/lsjfsmRWNQ
上の動画では、実際に上側画面をくるっと回したときの挙動を確かめています。
上側画面を立ててみるとちゃんと途中で画面の向きが変わります。
上側画面は、なんとDP Alt入力専用のUSB Type-C端子が!
GPD DUOの上側画面左側には、なんとDP Alt入力専用のUSB Type-Cがついています。
仕様表のインターフェイスのところにも、「Type-C(DP ALTのみサポート)x1 ※セカンドスクリーンのみ」と記載があります。
なかなかに面白い機能ですね!
GPD DUOのスペックまとめ
項目 | GPD DUO |
---|---|
画面 | 13.3インチデュアルディスプレイ AMOLED(有機EL)、4K 2880×1800、LTPS、255PPI タッチペン対応(Surface Pen)、リフレッシュレート60Hz ※両方同一仕様、上側画面のみ外部からの入力にも対応 |
大きさ | 297×209.65×23.8mm |
重さ | 2.2kg(2200g) |
CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 370 |
GPU | AMD Radeon 890M(CPU内蔵) |
メモリ | 16GB / 32GB / 64GB (LPDDR5) |
ストレージ | 512GB / 1TB / 2GB (M.2 NVMe 2280) |
インターフェース | USB Type-C: USB4(40Gbps)x1、10Gbpsx1 USB Type-A: USB 3.2(5Gbps)x2 OCuLink(63Gbps)x1 HDMI 2.1×1 USB Type-C(上側画面DP Altのみ対応)x1 |
プロセッサーはAMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載。
ASUS Vivobook S 14 M5406WAでもレビューしているのですが、なかなかにパワフルなプロセッサーとなっています。
ペンにも対応し、Surface Penで書くこともできます。
個人的に気になるのは、厚いのと重さが2.2kgと重めなところでしょうか。
思ったよりキーボード部の厚さがあり、持ってみても少し重めの印象です。
ASUS Zenbook DUO UX8406MAでも1.65kg。ちょっと重さが増していますが、その分パワフルで端子も充実しているのは便利そうです。
GPD DUOは2024年12月ごろより国内発売予定!価格は20万円程度から
今回、案内していただいた社員の方によれば、GPD DUOは2024年12月ごろより国内発売される予定とのことです。
最小構成の16GB-512GB構成で、20万円程度からを予定しているとのこと。
なかなかパワフルな構成に仕上がっているのが非常に魅力的です。
少し重めなので、持ち運びよりも室内で、仕事場内で使う、みたいな運用が便利そうな感じもしますが、2画面の魅力が非常に詰まった面白いPCに仕上がっていると思います。
発売が楽しみですね!!続報を楽しみに待ちましょう!
コメント