こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
UCCはコーヒーの製造・販売だけでなく、コーヒー専門教育機関「UCCコーヒーアカデミー」を開講しています。
従来から開設中のコーヒーを学ぶコースに加え、2026年度から新コース「ACADEMY SALON(アカデミーサロン)」を始動することを発表しました。
従来コースの受講者から要望を受けて開設された新スタイルのコースとなっています。
コーヒーを通じて「楽しみ、つながる」というテーマのもと、単なる学習の場を超え、コーヒーを愛する人々が交流し、新たな価値を発見できるコミュニティスペースとしての可能性を感じさせてくれます。
先日開催されたUCCコーヒーアカデミーのメディア先行体験会では、新設された「アカデミーサロン」の一部を体験することができましたので、合わせてレポートしていきます。

UCCコーヒーアカデミーが手掛ける、新たな味わいの場「ACADEMY SALON(アカデミーサロン)」

UCCでは、コーヒーの製造・販売だけでなく、コーヒーにまつわる事業はほぼすべて行っています。
UCCコーヒーアカデミーは、東京と神戸を拠点に、プロから初心者まで幅広い層に体系的なコーヒー教育を提供しています。
来年には20周年を迎え、受講者数は20万人にも上ります。

今回の「アカデミーサロン」は、既存の専門コースとは一線を画し、お客様の声に応える形で約3年ぶり、一般向けコースとしては50年以上ぶりに新設されました。
新コース「アカデミーサロン」のコンセプトと魅力

ACADEMY SALON(アカデミーサロン)は、「コーヒーを日常の中で豊かに楽しみ、おもてなしの時間と体験を通して、新しい視点やつながりを大切にする」というコンセプトを掲げています。

これまでの「学び」中心のアカデミーとは異なり、講師が「もてなす」存在となり、受講生同士がコーヒーを楽しみながらコミュニティを育むことを目的としています。
2025年に行われたモニターテストでは、初対面の人々がコーヒーを介して会話を弾ませ、連絡先を交換するなどの交流が生まれたと報告されています。
ターゲットは、専門知識の有無に関わらず、コーヒーを気軽に楽しみたい人、世界を広げたい人、味わいや体験を大切にしたい人。

全5回のコースは、約90分間で2~3週間ごとに開催され、毎回異なるコーヒーやフードが提供されます。
2026年は4ターム(プランAが2回、プランBが2回)の開催が発表されていますが、何回参加しても内容が異なるとのことで、例えばAプランを何度繰り返しても内容が変わるとのこと。新鮮な体験ができます。

Aプランは、体験中心です。フードペアリング、比較テイスティング、アレンジドリンク作りなどを交流しながら楽しむことができます。

Bプランは、モニターの要望を反映した内容が多く盛り込まれています。例えば、チョコレートとのペアリング、ネルドリップ抽出、ブレンド作りなど、より具体的なテーマを深掘りできます。
また、修了後にはサロン会員の方のみが参加できる特別セミナーを開催する予定とのこと。
修了後も長期間にわたって、コーヒー好きな参加者の方々とつながりあえます。
体験レポート:比較テイスティングとフードペアリング
体験会では、中井講師による比較テイスティングとフードペアリングが実施されました。
異なる個性のコーヒーを味わう
まずは、ブラジル産とホンジュラス産の2種類のコーヒーを比較テイスティングしました。

ブラジル産は「ブラジル バイーア scr.18 フリーウォッシュド」です(赤)。
コーヒーチェリーを乾燥させてから実の皮をはぐ通常のナチュラル製法と異なり、コーヒーチェリーを大量の水を使って先に実をはいでから乾燥させる、「ウォッシュド」という製法を経ています。
香ばしくて飲みやすい「ザ・コーヒー」のような印象で、今回のものは深煎りということもあり苦味と酸味のバランスが非常に良い味わいでした。
ホンジュラス産は「ホンジュラス エルプエンテ ゲイシャ ウォッシュド」です(黄)。
浅煎りでフルーティーな酸味が特徴です。
ブラジルのコーヒーで感じた苦味はあまり感じる、結構酸味が強い味わいは非常に印象的にも感じます。
当日の参加者の好みはブラジル産が3分の2、ホンジュラス産が3分の1程度と、好みが分かれる結果となりました。
ケーキとのマリアージュ
続いては、この2種類のコーヒーと「北海道チーズと白桃のケーキ」のペアリングを楽しみます。

北海道チーズと白桃のケーキとのフードペアリングでは、コーヒー単体で飲んだ時とは異なる驚きの発見がありました。
- ブラジル産コーヒーとケーキ: 香ばしいコーヒーがケーキの生地やクリームとマッチし、その上で白桃の風味が際立つ組み合わせに。
- ホンジュラス産コーヒーとケーキ: コーヒーのフルーティーさと白桃のコンポートが調和し、コーヒーの酸味がマイルドになるという変化。

中井講師からは、フードペアリングのコツとして「同じ系統の味を合わせる(例:フルーティーなコーヒーとフルーツケーキ)」か「互いに補い合う味を合わせる(例:塩鮭と酸味の強いコーヒー)」というヒントが紹介されました。
ペアリング、なかなか奥が深いです。
「ACADEMY SALON(アカデミーサロン)」で味わう、新たなコーヒーの味わいと仲間

「ACADEMY SALON(アカデミーサロン)」が生まれた背景として、学び主体の既存コース修了後に、受講者から継続的な交流の場を求める声が出たり、学びだけでなく「楽しむ」ことを重視するニーズがあったり、といった声が上がっていたとのことです。
「学ぶ」だけでなく、参加者同士の交流も通じて、新しいコーヒーの世界が広がります。
コーヒーの奥深さを知り、新しい出会いを求める方にとって、このサロンはまさに理想的な場所となるはずです。





