こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
Xiaomi Japanは、2024/10/10に国内モデルの発表会を開催し、スマートフォンとしては「Xiaomi 14T Pro」「Xiaomi 14T」を発表しました。
おサイフケータイにも対応、今年はLeicaロゴも外れずきちっと搭載し、「Xiaomi 14T」はau・UQ mobile、「Xiaomi 14T Pro」はソフトバンクでも取り扱われます。
大きさは同じ2つのモデルは、どちらを購入すべきでしょうか?
国内版モデルの発表会で実機に触ってみて感じた、Xiaomi 14T Pro・Xiaomi 14Tの魅力を考えてみます!
[2024/12/6更新] Xiaomi 14Tは、12/12よりau・UQ mobileより発売となります!
定価は57,300円、2年後返却時の実質35,300円です(さらに、MNPで22,000円・新規で11,000円、auでは機種変更5,500円の割引あり)
[2024/11/22更新] 11月29日(金)にXiaomi 14T Pro 国内版が発売されることが決まりました!
Amazonなどのオープンマーケット版、ソフトバンクともに、本日11/22から予約開始しています。
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Xiaomi 14TとXiaomi 14T Proの違いは?
Xiaomi 14TとXiaomi 14T Proはどう違うのでしょうか?
大きさ・ディスプレイはほぼ同じだが、厚さは違う
昨年のXiaomi 13TとXiaomi 13T Proは、ボディーは全く同じ大きさで、画面やカメラも同じ仕様となっていましたが、今年のXiaomi 14Tシリーズでは少しだけ変化があります。
項目 | Xiaomi 14T Pro | Xiaomi 14T |
---|---|---|
カラー | チタンブルー、チタングレー、チタンブラック | チタンブルー、チタングレー、レモングリーン ※レモングリーンのみPUレザー |
大きさ | 160.5×75.1×8.39mm 209g | 160.5×75.1×7.8mm(Glass)/7.95mm(PU) 195g(Glass)/193g(PU) |
画面 | 6.67インチ フラットディスプレイ 2712×1220 最高144Hz ピーク輝度4000nits | 6.67インチ フラットディスプレイ 2712×1220 最高144Hz ピーク輝度4000nits |
Xiaomi 14T Proは高耐久な6M13アルミ合金を使ったフレームで、非常に美しいです。
本体カラーはチタンブルー・チタングレー・チタンブラックの3色。
チタンブラックの実機は特に背面がさらさら、角度を変えると非常にキラキラしていて非常に質感がいいです。
Xiaomi 14Tのほうは、レモングリーン・チタングレー・チタンブルーの3色です。
チタングレー・チタンブルーは側面・背面の質感としてはXiaomi 14T Proと似ていますが、レモングリーンは背面にPUレザーを使用しており、サラサラ感があります。
Xiaomi 14T Proの厚さは8.39mmに対し、Xiaomi 14Tは7.8mm~7.95mmと少しの差があります。
Xiaomi 14Tは完全にフラットなのですが、Xiaomi 14T Proは背面のエッジに少し丸みがあります。
Xiaomi 14T Proのほうが、丸みがある分持ちやすい印象を受けます。
また、カメラ部分のでっぱりもXiaomi 14T Proのほうが出っ張っている印象です。
ディスプレイの大きさや仕様は同じで、6.67インチのフラットディスプレイを採用。ピーク輝度は4000nitsと非常に明るいです。
画面占有率は93.3%となります。
「AIディスプレイ」を謳っており、使用シーンや時刻に応じて色温度・明るさを動的に調整してくれます。
重さも、Xiaomi 14T Proは209gに対し、Xiaomi 14Tは195gと、昨年よりも重量差が少しだけ広がっています。
両方持ってみると、確かにXiaomi 14T Proのほうが少しだけ重い感じはしましたが、握り心地はXiaomi 14T Proのほうがよかったです。
重量差が僅差だと、握りやすい形状のほうが持ちやすい印象があります。
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ついに日本でもLeicaに対応!13Tでは共通だったカメラは差別化、Xiaomi 14T ProはLight Fusion 900搭載!
Xiaomi TシリーズとしてついにLeicaに対応しました。
Xiaomi 13Tシリーズはいい出来ながらLeica非対応がもったいない感じで、Xiaomi 14T Pro・Xiaomi 14T両方とも「LEICA」のロゴが端末に光っています。
項目 | Xiaomi 14T Pro | Xiaomi 14T |
---|---|---|
メインカメラ | 23mm(標準) 50MP Light Fusion 900 60mm(2.5倍望遠) 50MP 15mm(超広角) 12MP | 23mm(標準) 50MP IMX906 50mm(2.1倍望遠) 50MP 15mm(超広角) 12MP |
フロントカメラ | 32MP | 32MP |
また、Xiaomi 13Tシリーズでは両方同じカメラが載っていましたが、Xiaomi 14Tシリーズでは差別化されています。
Xiaomi 14T Proでは、1/1.31インチのLight Fusion 900を搭載。
一方、Xiaomi 14Tでは、1/1.56インチのソニー製IMX906を搭載しています。
望遠レンズも、5000万画素という仕様は同じですが、Xiaomi 14T Proでは望遠60mm(2.6倍、クロップズーム5倍)、Xiaomi 14Tでは50mm(2倍、クロップズーム4倍)となっています。
超広角0.6倍を合わせ、Xiaomi 14T Proは0.6倍・1倍・2倍・2.6倍・5倍と5つの倍率を行き来しながら非常にきれいな映像を撮影できます。
画像処理ではAIも取り入れ、Xiaomi 14T Proでは54TOPS(1秒で54兆回)、Xiaomi 14Tでは24TOPS(1秒で24兆回)という処理能力にも対応。
夜景写真撮影の際にも、UltraHDRも取り入れダイナミックレンジを拡大し、夜間撮影のニュアンスを照らすリアルタイムプレビューも使えます。
LEICA VIBRANT・LEICA AUTHENTICといった写真スタイルや、Leicaの各種フィルターを使うことも可能です。
かっこいい透かしも入れられます。
また、動画撮影では映画のような2.39:1のムービーモード、マスターシネマモードも使えます。
映画のような雰囲気、奥行きやグレースケールなど、あじわいのある映像をワンタップで実現できます。
個人的には、監督モードの搭載もうれしいです。
Xiaomi 14 Ultraでは搭載され注目されていましたが、Xiaomi 13Tシリーズでは搭載されていませんでした。
Xiaomi 14 UltraとXiaomi 14T Proをつないで、Xiaomi 14 Ultraの映像をXiaomi 14 Proで確認する、といったこともできます。
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Xiaomi 14T Proでの作例
Xiaomi 14T Proを使った夜間撮影体験プログラムが開催されており、少し撮影することができました。
センサーサイズ自体は異なるので、全体的にはXiaomi 14 Ultraのほうが明るく撮影はできます。
撮影体験としては本当にXiaomi 14 Ultraと同じカメラを使っているぐらいの印象で、非常にいい感じです。
夜間ポートレートも試すことができました。
「ポートレート」モードで60mmを推奨されて撮影しています。
さすがに夜間での望遠レンズだと、動きのある環境では少しシビアな印象もありますが、結構きれいに映っている印象です。
ピアノの演奏については、動画も少し撮ってみました。
動画では1倍(23mm)での撮影をしています。
奥のホールは明るいですが、被写体は比較的暗いです。暗くても比較的きれいに撮れています。
Xiaomi 14 Ultraのほうがセンサーサイズが大きいこともあり明るめには撮れますが、Xiaomi 14T Proも十分なパワーを感じます。
明るい環境でも撮り比べてみましたが、Xiaomi 14 Ultraのほうが全体的には明るめに撮れます。
価格も2倍の差がありますので、Xiaomi 14T Proのカメラは「10万円でもLeicaを楽しめるスマホカメラ」というコスパとしてはかなりいいと思います。
搭載チップセットが異なる!Xiaomi 14T Proは超高性能なDimensity 9300+搭載!
Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tでは、搭載されているチップセットが異なります。
項目 | Xiaomi 14T Pro | Xiaomi 14T |
---|---|---|
チップセット | MediaTek Dimensity 9300+ | MediaTek Dimensity 8300-Ultra |
メモリ | 12GB | 12GB |
ストレージ | 256GB/512GB | 256GB |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 6E |
Xiaomi 14T ProにはMediaTek Dimensity 9300+を搭載しています。
Antutuのベンチマークでは他社機で230万点とかなりハイパフォーマンスで、AI性能にもたけているのも魅力。
Google Geminiもプリインストールされ、Xiaomi 14T ProやXiaomi 14Tでも「かこって検索」が使えるようになります。
放熱・冷却技術が優れているのもXiaomi 14T Proの特徴です。
放熱用LHPループポンプにより、ガスと液体は別々のチャネルを流れ、それぞれがよりスムーズに動きます。
また、Xiaomi 3D IceLoopシステムという新しい3D冷却システムを搭載した最初のデバイスがXiaomi 14T Proです。
上記と液体を分離するだけでなく、CPUように特別に設計した3Dバルジも含んでおり、熱放散が格段に向上しています。
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Xiaomi独自のAIツールも!AIノートやAIレコーダー、AI字幕など充実!
Xiaomi独自のAIツールも提供されます。
AI Notesは、クラウドベースのAIテクノロジーを活用して、要約やレイアウトの調整、校正、翻訳が可能。
実際に展示機で試してみましたが、キーボード上のAIマークから各AI機能を利用できます。
メモアプリ内で録音も出来るようですが、メモアプリ内の録音データは書き起こせないようです。
AI字幕は、デバイス内部・外部の音をリアルタイムでバイリンガル字幕に書き起こして翻訳可能です。
字幕起こしの翻訳機能はGoogle Pixelシリーズのみ提供されていますが、Xiaomi 14Tシリーズでも独自の技術で提供されるようになりそうです。
AIレコーダーは、音声からテキストへの文字起こし、話者認識、要約生成、翻訳をサポートしています。
こちらも展示機で試してみましたが、日本語でも精度よくしっかり書き起こせていました。
動画・写真でも、Vlogを簡単に作れる「AIフィルム」や、AI画像編集、AIポートレートなど盛り込まれています。
充電速度もだいぶ変わる!Xiaomi 14T Proは120Wのハイパーチャージ対応、ワイヤレス充電も14T Proだけ!
Xiaomi 14T Pro・Xiaomi 14Tともに、バッテリーは5000mAhが搭載されます。
ただし、充電速度が大きく異なり、Xiaomi 14T Proは120Wのハイパーチャージに対応。
Xiaomi 14Tは67Wまでとなります。67Wでも十分速いと思いますが……。
また、ワイヤレス充電はXiaomi 14T Proのみ対応します。
ワイヤレス充電では、国内版は10Wのワイヤレスチャージに対応します。
Xiaomi 13Tシリーズは両方ともワイヤレス充電に非対応だったため、大きな進化です。
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Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tのスペックの違いまとめ
項目 | Xiaomi 14T Pro | Xiaomi 14T |
---|---|---|
大きさ | 160.5×75.1×8.39mm 209g | 160.5×75.1×7.8mm(Glass)/7.95mm(PU) 195g(Glass)/193g(PU) |
画面 | 6.67インチ フラットディスプレイ 2712×1220 最高144Hz ピーク輝度4000nits | 6.67インチ フラットディスプレイ 2712×1220 最高144Hz ピーク輝度4000nits |
プロセッサー | MediaTek Dimensity 9300+ | MediaTek Dimensity 8300-Ultra |
メモリ(RAM) | 12GB | 12GB |
ストレージ | 256GB/512GB | 256GB |
カメラ | 23mm(標準) 50MP Light Fusion 900 60mm(2.5倍望遠) 50MP 15mm(超広角) 12MP フロント 32MP | 23mm(標準) 50MP IMX906 50mm(2.1倍望遠) 50MP 15mm(超広角) 12MP フロント 32MP |
バッテリー | 5000mAh 120Wハイパーチャージ 10Wワイヤレスチャージ PD3.0、PD2.0、Mi-FC2.0 | 5000mAh 67Wハイパーチャージ PD3.0、PD2.0、Mi-FC2.0 |
冷却システム | Xiaomi 3D IceLoop system | Xiaomi IceLoop system |
Wi-Fi | Wi-Fi 7対応 | Wi-Fi 6E対応 |
防水防塵 | IP68 | IP68 |
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ついにLeicaとおサイフケータイの両対応で発売!Xiaomi 14T Pro・Xiaomi 14T、非常に好印象!
Xiaomi 14T Pro・Xiaomi 14Tは、もちろんおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しています。
Xiaomiが国内発売するLeica搭載モデルとしては、初めてのキャリア発売モデル・おサイフケータイ対応モデルとなります。
Xiaomi 13T Proも購入して使っていますが、クオリティの高さには驚きつつもLeica対応してくれたら…とも思っていたので、ついに来たか!という感じ。
今年はXiaomi 14T ProとXiaomi 14Tで昨年モデル以上の差別化が図られています。
カメラのこだわりに応じて、ぜひ選んでいただければと思います。
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