こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
健康に気遣うと、そろそろ血圧が心配…という方も多いのではないでしょうか。
血圧計を装着するのが面倒、旅行の時にも持ち歩くのが面倒…
そうだ!スマートウォッチに血圧計つけちゃえばいいじゃん!
という感じかどうかはわからないですが、血圧計が埋め込まれたスマートウォッチがついにファーウェイから発売されました。
HUAWEI WATCH Dです。
ちゃんとカフ(エアバッグ)が内蔵されており、小型ポンプでカフを膨らまして血圧を測定してくれます。
ちゃんと医療機器認証も取得しており、医療機器として利用できます。
いつでもどこでも、ボタン一つで使える血圧計、なかなかすごいですね。
今回は、ファーウェイ・ジャパン様より実機をお借りしてレビューします。
商品貸出:ファーウェイ・ジャパン
▼動画でもレビューしています(再生でHUAWEI WATCH Dの箇所から再生します)
HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計 の使い方と魅力!
それでは、HUAWEI WATCH Dで血圧を測っていきましょう。
スマートバンドのような見た目。まさか血圧計が入っているとは!
HUAWEI WATCH Dウェアラブル血圧計は、見た目はどちらかというと「スマートバンド」で、縦長のスクエア形状です。
血圧計が入っているとは思えない大きさで、また軽いので、ずっとつけていても問題なさそう。
ベルトにはカフが重ねられた状態で内側につけられており、これが膨らんで血圧を測定できます。
ベルトが特殊な素材なので、ナイロンのカバーは標準で付属していますが、1週間ずっとつけておくと、特に夏場は腕が結構蒸れる印象があります。
締め付けすぎないようにするといいかもしれません。
本体のボタンは、上側がホーム、下側はHEALTHと表記があります。
HEALTHのボタンは初期状態では血圧測定が可能ですが、他の機能への割り当てもできます。
装着前に、紙ルーラーで手首サイズを測ろう
装着前には、付属品の中にある紙ルーラーを使って手首のサイズを測ります。
1から15まで書いてあり、自分の手首に当ててどのサイズか見ます。
1から8まではMサイズ、9から15まではLサイズのベルトを装着します。
初期状態ではLサイズのベルトが装着されていますが、Mサイズも付属されており、自分で簡単に付け替えられます。
ベルト穴にも1~21までの数字の刻みが書かれていますので、該当の箇所にはめて装着すれば大丈夫です。
HUAWEI WATCH Dを装着して、実際に血圧計を測定してみよう
HUAWEI WATCH Dを装着したら、HOME>メニュー内の「血圧」、または初期状態のままであれば「HEALTH」ボタンを押して、血圧を測定します。
血圧測定は、他の人が測定してもログに残らない「ゲストモード」もついています。
家族と共用しても大丈夫です。
測定時は、座って足を組まずに下ろし、スマートウォッチを心臓の高さに上げるように折り曲げ、測定が終了するまで静止します。
▼実際に血圧測定している様子を、動画でもご覧ください(再生ボタンで該当箇所から再生します)
結構パンパンに膨らむので毎回ドキドキしちゃいますが、いたって普通の血圧計の挙動。
毎日測って、スマホのHUAWEIヘルスケアアプリでトレンド管理!
HUAWEIヘルスケアアプリと連動しておけば、週・月ごとにトレンド管理ができます。
期間ごとに、どれぐらいの数値を推移しているか、正常か高いのかなどを確認することができます。
また、設定しておけば、毎日朝に「測りましょう」と通知を出してくれます。
前節のようにポーズをとらないといけないので、自動測定する機能はないのですが、時間帯を指定して定期的にリマインドすることもできます。
大きい血圧計を持ってきて、装着して、測定してといったように毎回手間をかける必要なく、もう装着してあるスマートウォッチの測定ボタンをポンと押すだけなので、非常に便利だと思います。
血圧だけではない、充実した健康管理
HUAWEI WATCH Dウェアラブル血圧計の一番の特徴は血圧管理ですが、それ以外にも機能は充実しています。
血中酸素レベルのモニタリングや、睡眠解析、皮膚温度測定、ストレス解析など、いろいろな機能を利用できます。
皮膚温度測定は、皮膚が熱いなどの異常が検出されたら、すぐに通知されます。
通知時に体温計で体温を測定すれば、健康管理になります。
(フラッグシップモデルのHUAWEI WATCH Ultimateでは、体温測定機能に対応しています)
ロングバッテリー!HUAWEI WATCH Dの電池持ちは?
HUAWEI WATCH Dの電池持ちを測定しました。
同時期発売のHUAWEI WATCHと比較すると、以下の通りです。
HUAWEI WATCH Dは、毎日朝に1度血圧測定をしています。
その状態で、常時表示OFF・手首検出ONで、10日程度のバッテリー持ちとなりました。
メーカーによる公称では、毎日6回の血圧測定、運動は週90分などの条件で7日のバッテリー持ちとのことです。
血圧測定頻度によって電池持ちは変わると思われますが、1週間以上の電池持ちが実現できます。
一般のスマートウォッチと比べて、非常に電池持ちは良さそうです。
血圧が気になるなら、HUAWEI WATCH Dをつけておいたほうがいい!!
HUAWEI WATCH Ultimateを使ってみて感じたことをまとめます。
蛍光ペンは、HUAWEI WATCH Dウェアラブル血圧計での独自のメリット、ハイライトなしのものはほかのHUAWEI WATCHでも対応しているものです。
- 血圧計が埋め込まれて、非常にコンパクトな大きさ。持ち歩きも、つけっぱなしも可能!
- カフ(エアバッグ)を膨らませるポンプが内蔵
- バンドはM/Lの2サイズが付属し、腕の太さに合わせて付替可能
- 心拍数・血中酸素飽和度・睡眠解析・ストレス解析・皮膚温度測定など、健康管理は充実
- アクティビティの記録にももちろん対応
- 電池持ちがいい(7日~10日程度)
- カフ(エアバッグ)は通気性が悪く、夏場は非常に蒸れやすい
- 温度の測定は皮膚温度のみ(「体温」ではない)
- 現時点ではLINE通話の通知に非対応
定期的に血圧を測定している方にとっては、非常に便利な製品だと思います。
私の親も定期的に血圧測定しているので、非常に欲しそうにしていました。
私自身も毎日定期的に通知が来るタイミングで血圧測定ができるため、忘れることなく血圧測定ができるのは非常に便利だと思いました。
ただ、日常使いすると、カフと肌が直接接触するため、特に夏場は蒸れやすい気がします。
また、せっかく健康機能に振っているので、温度も体温測定ができたら面白いのに、とも思いました。
かといえ、競合のオムロン製のウェアラブル血圧計(執筆時の発売価格93,820円)と比較すると3分の2の価格で、HUAWEI WATCH Dは60,280円で購入できるのは非常にお得だと思います。
ぜひ、使ってみてくださいね!
▼動画でもレビューしています(再生でHUAWEI WATCH Dの箇所から再生します)
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