こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
UQ mobileの「コミコミプラン」は、ahamoにも似た非常に魅力的なプランです。
家族セット割やau PAYカード支払い割などの割引もないので、一人でも使いやすいのが魅力。
そしてなんといっても価格が抑えめなので、au・UQ mobileの料金プランの中では最も気軽に入りやすいプランだといえるでしょう。
ahamoもNTTドコモのオンライン専用プランとして非常に好評なプランです。
両者の大枠は非常に似たプランとなっていますが、細かいところを見ていくと案外違うところが多いです。
今回は、ahamoとUQ mobileのどちらを選ぶべきなのか?
両者を比べながら考えていきましょう。
※最終更新日現在の情報をもとに執筆しております。
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UQ mobile「コミコミプラン」とahamo、似ているけど違う2プランを徹底比較!
UQ mobileの「コミコミプラン」とahamoのプランの違いを解説していきましょう。
基本的な料金プランの違い:5分定額か、10分定額か
まず、基本的な料金プランの設計の違いを見ていきましょう。
項目 | UQ mobile 「コミコミプラン」 | ahamo |
---|---|---|
データ通信 | 20GB 翌月繰り越しあり | 20GB 翌月繰り越しなし dカード特典(最大+5GB)あり 大盛り(+80GB/+1,650円) |
通話 | 10分/回が何度でも無料 | 5分/回が何度でも無料 |
価格(税込) | 3,278円 | 2,970円 |
20GBと準通話定額の組み合わせはほぼ同じなのですが、1回当たりの通話時間が5分まで無料か、10分まで無料か、の差があります。
通話無料が1回5分まで、となると、案外短いと感じることも多いです。
10分無料が使えるUQ mobileは非常に使い勝手いいですよね。
なお、UQ mobile・ahamoともに、+1,100円/月の追加で国内通話が完全無料となります。
(ただし、0570など一部の通話は対象外となります)
UQ mobileコミコミプランは、翌月データ繰り越し可能!
また、UQ mobileのコミコミプランは、20GBを使いきれない場合に翌月繰り越しが可能。
ahamoは、繰り越しはありませんが、dカードでのお支払いの場合、容量のボーナスが受けられます。
dカードGOLDの場合は+5GB追加され、25GBまで利用可能です。
月によってデータの利用量の変動が激しい場合は、UQ mobileのほうがお得に使えるかもしれません。
ahamoは、+80GB追加できる「ahamo大盛り」も提供中!当月のみの適用も可能
ahamoの場合、+80GB追加し100GBまで利用できる「ahamo大盛り」も利用可能です。
100GB+5分無料通話を4,950円で利用可能です!
20GBをあっという間に使ってしまった……、という場合にも、当月追加可能です。
翌月以降は適用しない、という設定もできるので、当月のみ100GBまで臨時で使う、といった柔軟な使い方も可能。
20GBはすぐ使い切ってしまう…けど、eximoや使い放題MAXは高い…という方は、ahamo大盛りを積極的に使うといいでしょう。
ahamoは海外利用も追加料金不要!手続きいらず!UQ mobileのほうが海外エリアは広い
ahamoの場合、海外利用もコミコミで使えます。
海外91か国で使え、日本人の渡航先約98%をカバーできます。
また、ahamoと一緒にサブ回線で「データプラス」を利用している場合、データプラスの回線でも海外で利用できます。
ただし、対応エリア以外ではデータ利用ができません。
UQ mobileでは、海外160以上の国・地域で使える「世界データ定額」を利用できます。
ahamoよりエリアが広いのは特徴的です。
別途料金が発生しますが、渡航前に「予約」をすることで早割価格で利用可能です。
ahamoとUQコミコミプランのサービスの違い
項目 | UQ mobile「コミコミプラン」 | ahamo |
---|---|---|
会社 | KDDI | NTTドコモ |
データ通信 超過時の制限 | 1Mbps | 1Mbps |
データの繰り越し | 翌月繰り越しOK | × |
データシェア | × | ◎データプラス(データ専用)1回線のみ |
Apple Watch・Wear OS セルラー通信 | × | ◎利用可能(ワンナンバーサービス) |
家族割のカウント対象 | UQ・auあわせて10回線まで (割引適用は他UQ・auプランのみ) | 20回線までカウント可能 (割引適用はeximo・ギガプランのみ) |
無料通話 | 10分/回自動付帯 完全通話定額追加可能 | 5分/回自動付帯 完全通話定額追加可能 |
留守番電話 | 有料(月440円) 通話定額加入で無料利用可能 | 利用不可 |
メールアドレス | 有料(月220円) ※60歳以上は無料 | 利用不可 (他ドコモからプラン変更の場合は 「ドコモメール持ち運び」利用可能) |
プレミアム会員 | auスマートパスプレミアム(月548円) ※30日無料 | ー |
注意していただきたいのが、ahamoは留守番電話利用不可、メールアドレスも「ドコモメール持ち運び」を利用しない限り利用不可であるという点です。
UQ mobileコミコミプランは、留守番電話のみだと月330円、電話きほんパックを含めると月440円を追加する必要がありますが、加入可能です。
+月1100円の通話放題に加入すれば、電話きほんパックも無料で利用可能になります。
人によっては、通話放題に加入する方がいいのかもしれません。
逆に、UQ mobileはサブでデータ回線を持ちたくても、データ量を分け合うことができません。
ahamoは「5Gデータプラス」の対象になっていますので、iPadやPCにSIMをさしてつかうこともできます。
電話優先なら10分通話定額やオプション機能が充実しているUQ mobileを、
データ容量優先なら翌月繰り越しでカバーできそうならUQ mobile、20GBよりたくさん使う方はahamoがよさそうです。
スマホの購入は、UQ mobileのほうが安いかも!UQ mobileとahamoのスマホ価格を比較
スマホのラインナップとしては、ahamoのほうが多いです。
MNP・新規契約で購入する場合はahamo公式サイトでラインナップされている機種を、機種変更の場合はドコモオンラインショップで取り扱われているすべての機種を購入することもできます。
ただし、スマホの価格としては、UQ mobileのほうがお得に買えるケースが非常に多いです。
Google Pixel 7aの場合
Pixel 7aは、コストパフォーマンスの非常に優れた機種となっています。
UQ mobileとahamoで価格比較すると、以下の通りです。
Pixel 7a 機種価格 | MNP | 新規 | 機種変更 | 購入ページ |
---|---|---|---|---|
UQ mobile | 25,500円 (▲22,000) | 36,500円 (▲11,000) | 47,500円 | 購入する |
ahamo | 63,217円 (実質22,033円) | 63,217円 (実質22,033円) | 63,217円 (実質22,033円) | 購入する |
ahamo : 実質価格は「いつでもカエドキプログラム」で2年後に端末を返却したとき
UQ mobileでは、Pixel 7aの定価が47,500円と価格が抑えられています。
とくに、MNPや新規での購入する場合には、UQ mobileでは最大2万円程度の割引があり、25,500円で購入可能。
ahamoでは、MNP・新規での割引やポイント還元は特にないです。
2年後に返却すれば実質22,033円で利用できますが、定価としてUQ mobileのほうが2万円安いため、UQ mobileのほうが買いやすいです。
iPhone 13 128GB
機種価格 | MNP | 新規 | 機種変更 | 購入ページ |
---|---|---|---|---|
UQ mobile | 92,720円 (▲22,000) | 103,720円 (▲11,000) | 114,720円 | 購入する |
ahamo | ※110,209円 (実質22,033円) | ※110,209円 (実質22,033円) | 110,209円 (実質22,033円) | 購入する |
ahamo : 実質価格は「いつでもカエドキプログラム」で2年後に端末を返却したとき
※ahamo公式サイトではiPhone 13の取り扱いがないため、MNP/新規で購入したい場合には
(1) ahamo公式サイトでSIMのみ契約
(2) ドコモオンラインショップにて機種変更
の2段階の手続きを取る必要があります。
型落ち機種ではありますが、快適に利用できるiPhone 13です。
UQ mobileのほうが簡単に購入できます。
また、MNP・新規で割引もあり、UQ mobileがお得です。
ahamoでは、最新のiPhone 15であれば、ahamo公式サイトから簡単に購入できます。
ただし、定価149,490円(2年後返却時の実質75,570円)と少し価格が高めです。
いつも2年程度で機種変更しているのであればお得に使い続けられます。
また、上位機種のiPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Maxなど、iPhoneの最新モデルを選べるのもメリットです。
Androidの発売価格を比較
UQ mobileとahamoの両方で取り扱われている機種を比較してみました。
ahamo : 実質価格は「いつでもカエドキプログラム」で2年後に端末を返却したとき
ahamoは特に割引がなく高いので、全体的に買いにくいですね。
機種を買うというよりは、SIMのみ契約でahamoを選んで、手元の機種を継続して使う、という使い方のほうがいいのかもしれません。
UQ mobileのほうが、MNP・新規での購入は特に買いやすいのが特徴です。
機種変更では割引がなく定価の購入になりますが、定価でもahamoよりUQ mobileのほうが安いです。
スマホも購入しやすいのは、UQ mobileですね!
まとめ:データをたくさん使いたいならahamo!きめ細かいサービスや機種購入のしやすさはUQ mobile!
ahamoのメリットは、最大100GBの「ahamo大盛り」を簡単に使えること、海外でも別料金なく使えることでしょう。また、サブ回線としてデータ専用回線を利用することも可能です。
一方、UQ mobileはデータ繰り越しができる点や、通話定額が1回につき10分まで定額で利用できる点、留守電通話なども利用できる点など、こちらも非常に便利に利用できます。
スマートフォンの価格もUQ mobileのほうが安く、特に「2年返却」を前提とする遡及をしていない点は、機種を長く使う人にとっては非常にメリットになると思います。
ぜひ、ahamoとUQ mobileを賢く使い分けてみてくださいね!
ahamo契約の際のご注意
ahamoは2,970円(税込)で、20GBのデータ通信と1回5分までの通話無料で利用できるサービスです。
(機種代金別途)
※ahamoでは、⼀部ご利⽤できないサービスがあります。
※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦ がかかります。
※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。
また、ほかのドコモのプランとは、取り扱いが異なりますのでご注意ください。
※サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます
※MNPご契約の場合は、MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。
コメント
コメント一覧 (2件)
ahamoはApple Watchのセルラー通信(ワンナンバーサービス)が使えますが、UQ mobileは非対応なのも違いの一つですね。
ご指摘ありがとうございます!そうですね!
サービスの違いの表のところに追加させていただきました。ありがとうございます!