こんにちは、MATTU(@sunmattu)です。
スマホ時代だからこそ、スマートウォッチはつけておきたいもの。
運動や生活のログにもなりますが、電話やメール・LINE・SNSなど、通知に圧倒的に早く気付くことができます。
しかし、スマートウォッチはどのメーカーも、電池持ちが微妙なんですよね。せめて3日持てばかなりいいほう、という状況。
そんななか、「HUAWEI WATCH GT 3」シリーズは、通常利用で最大14日間、ヘビーユースでも7日使える「神の電池持ち」を持つスマートウォッチとなっています。
2022年11月に、実用性の高い機能に絞って価格を絞った廉価モデル「HUAWEI WATCH GT3 SE」が発売されました。
新生活に、スマホと一緒にスマートウォッチデビューするにはおすすめのアイテムです。
今回は、HUAWEI WATCH GT3 SEをメーカー様よりご提供いただき、1か月ほど利用してみました。
率直にメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。
商品提供:ファーウェイ・ジャパン
驚きの軽さと電池持ち!つけているのを忘れるHUAWEI WATCH GT3 SEのメリット
HUAWEI WATCH GT 3 SEの一番のメリットは、軽いのにめちゃくちゃ電池持ちがいい、という点です。
スマートウォッチに「軽さは重要」だと再認識させられた
HUAWEI WATCH GT 3 SEは、ケースに樹脂製を採用していることもあり、見た目でも軽そう。
重さは本体部分のみで35.6g、標準付属されているベルトを含めても52.8gと、非常に軽いです。
大きさは1種類。
46mmのケースは他社のモデルより大きめですが、その分フォントも大きく見やすいです。
ベゼルは、上位モデルとは異なり回転式ベゼルではありません。
固定式で、スポーティーな印象を受けます。
電池持ちがめちゃくちゃいい!「意識的に充電を心がける」必要がなくなった
HUAWEI WATCH GT 3 SEで電池持ちを実際に測定してみると、以下の通りとなりました。
HUAWEI WATCH GT 3 SEで、手首検出ONの状態で測定しても6日半の持ち。
Wear OSで最も電池持ちのいいGalaxy Watch 5 Proでさえ、手首検出ONでは2日程度のもちなので、単純に3倍程度の持ちを実現しています。
手首検出アリで1週間、手首検出をOFFにして電池の持ちをさらに高めると最大2週間程度。
電池持ちが激的にいいHUAWEI WATCH GT 3 SEを常用すると、充電の意識がだいぶ変わりました。
今までは、「あ、風呂に入るから充電をしておこう」「充電し忘れちゃった…寝ている間に睡眠ログ撮らずに充電しないとまずいかな」みたいに、特に夜の時間帯に充電のことを考えることが非常に煩わしかったです。
HUAWEI WATCH GT 3 SEにしてから、充電の意識が「1日充電を忘れても全然カバーできる」などのような心の余裕が生まれ、数日に一回の充電でも全然問題なかったです。
充電も、50%→100%の充電が30分程度と早いです。
週に1~2回、お風呂のタイミングで充電すればOK。
スマホ以上に、健康ログを取れるスマートウォッチだからこそ、電池持ちの良さはちゃんと押さえておきたいところなのかもしれません。
画面がかなりきれい!常時表示でも安心して使える
HUAWEI WATCH GT3 SEは、画面がかなりきれいに感じます。
発色が良く、太陽光の下でも見やすいです。
健康ログ系の表示ではカラフルに見せる表示が多いのですが、かなりきれいで鮮やかな表示が得意そうです。
画面表示では、常時表示も可能。
いちいち時刻の確認にボタンを押したくない方は、常時表示しておくといいかもしれません。バッテリーの持ちもいいので、電池持ちの心配をしなくていいのは大きいと思います。
「スタイル」の文字盤では、自分の服など、身に着けているものに合わせた文字盤を自動表示
「スタイル」の文字盤を選択すると、プリセットされたもののほかに身に着けているものに合わせた文字盤を表示することが可能です。
Styleを選択後、「+」のアイコンを選択すると、今まで撮った写真をギャラリーで選択したり、カメラを使って今着ている服などを撮影できます。
例えば今着ている服を撮影してみると、その中から服の一部を切り取り、自動的にその色にあった模様を生成してくれます。
模様までをトレースするわけではないのですが、色に生かしたスタイルを生成してくれるのは非常にうれしいですね。
その中から一つを、実際に時計に適用してみました。
スタイル文字盤の場合、時計として表示されているもの以外にウィジェットなどを配置することはできないようなのですが、服のコーデなどに合わせて時計もスタイリッシュに決められます。
先日発売したHUAWEI WATCH GT Cyberの発表会で紹介された機能ですが、HUAWEI WATCH GT3 SEでも問題なく利用できます。
運動・生活ログもばっちり!睡眠ログがめっちゃ細かい!
HUAWEI WATCH GT 3 SEは、スマホではHUAWEIヘルスケアアプリを使って確認します。
手首でもデータは確認可能なのですが、スマホだとより詳細なデータを確認できます。
例えば、歩数や距離などは毎日のデータをトレンドで確認できます。
運動も、ウォーキングやサイクリングなど、ワークアウトを記録することも可能で、Galaxy Watch 5 ProやPixel Watchなどのように、自動記録もできます。設定でONにしておけば大丈夫です。
HUAWEI WATCHのすごいのは、睡眠ログがめっちゃ細かいのです。
睡眠状態の比率だけでなく、目の覚めた回数や呼吸の質なども細かく評価し、項目ごとに改善点をタップすれば表示されます。
週間平均のトレンドなども見ることができるので、自分の睡眠の傾向を知ることができます。
また、スマホを近くにおいておけば、いびきや寝言を録音して起床後に確認できる機能も搭載されています。
HUAWEI WATCH GT 3 SEを使って感じたデメリット
ここからは、HUAWEI WATCH GT 3 SEを使って感じたデメリットをご紹介していきます。
スマートウォッチだけど、追加できるアプリがあまりない
HUAWEI WATCH GT 3 SEは、HUAWEIのHarmony OSスマートウォッチです。
スマートウォッチなので、自分の好きなアプリを追加することは簡単にできるのですが、独自OSということもあり使えるアプリは少ない印象です。
外国語であればあるのですが、日本語のアプリがあまりありません。
貴重な日本語対応アプリとしては、「自転車NAVITIME」がありました!
Wear OSの場合、LINEやSwitchBotなど、案外使えるアプリがあり、特にスマートホーム系の機能が使えるのは相性がいい感じがします。
基本はアプリをスマホで使う、時計は通知・健康ログがメイン、という方にとっては、あまり気にしなくてもいいデメリットかもしれません。
LINEは、音声通話の着信通知できない。メッセージの通知はOK
ただし、LINEの音声通話着信時は、Android端末の場合は鳴動しません。
出れずに不在になったときのみ、手首に通知が現れます。ご注意ください。
iPhoneをお使いの場合は問題なく鳴動します。
「手首で決済」はHUAWEI WATCH単体ではできない
HUAWEI WATCHシリーズでは日本国内でNFCタッチ決済やFeliCa(おサイフケータイ)を利用することはできません。
Suicaなどおサイフケータイも使えないですが、仕方がないことかもしれません。
Sonyのwena 3にバンドを付け替えて使うことは解決策の一つになるでしょう。
Suicaに関してはwenaアプリ内で完結するため利用可能です。
iDやQUICPay・楽天EdyはiPhoneの「おサイフリンク」自体がサポートを2023年12月に終了するため(iDカードの登録機能は2023年4月終了)、それ以後は新規登録ができなくなりますが、それまでに登録すればカードの有効期限までiDの利用は可能です。
特にSuicaなど交通系電子マネーを使いたい方は、HUAWEI WATCH GT 3 SEとwena 3を組み合わせることで両方とも電池持ちの良い最強な組み合わせで使えるでしょう。
日常使いではめちゃくちゃ快適!新生活はHUAWEI WATCH GT 3 SEで
今回、HUAWEI WATCH GT 3 SEを1か月利用してみました。
予想以上に快適で、盤面は若干大きめではあるものの軽く、電池持ちもまったく気にならないぐらい持ちます。
スマートウォッチの機能性としては、かなり便利に利用できます。
拡張性はWear OSやApple Watchに比べて弱いところではあります。
ただ、電話やメール・アプリの通知や健康ログをメインに使うのであれば、不満はLINE音声通話着信時に通知がされない(Android)くらい。wena 3を併用すれば、wena 3ではLINE通話着信通知が来るので問題ありません。
他はかなり快適に使えています。
ぜひ、新生活に、スマホを買い替える方、スマートウォッチも買い替えてみていただきたいです!
個人的には、さらにイヤホンを収納できるHUAWEI WATCH Budsも、一般販売に向けて動いているとのことで、めちゃくちゃ楽しみです。
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